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LIFESTYLE

2018.02.16

「100本のバラよりも豊かな一輪を見つけるために…」フラワーデザイナー【藤田京子】

「シンプル+上質=洗練」をコンセプトに真の豊かさを探求したフラワーデコレーションを提案するフラワーサロンブティック「レフレシール キョウコフジタ」のオーナー藤田京子さんにお花のアレコレを伺いました。

前回は、まず花を日常に取り入れることの素晴らしさをお話していただきました。今回は、花のある暮らし「花暮らし」をもう一段ステップアップさせたいという方へのアドバイスを伺っています。心に豊かさをくれる「花暮らし」を続けている藤田京子さんが語る「一輪を見つける眼」とは…?

前回のお話▶︎一輪からでもOK! フラワーデザイナーが語る「花がある日常」の素晴らしさ

店よりもヒトを見てみて

花のある空間に慣れてくると、ご自分の花へのSTYLEを探求してみたくなるのではないでしょうか? フローリストもそれぞれ個性があるので、同じ花を置いていても、花の見せ方や一押しの花が一軒一軒異なっています。

ご自分のイメージに合うSTYLEを提案しているSHOPを見つけると、花暮らしも一気にランクアップすると思います。花暮らしの味方探しでひとつアドバイスをするならば…好みを共有するのはSHOPというより、そこで花STYLEを提案するヒトが大事です!

花STYLE

心を豊かにしてくれるこだわりの一輪は、100本のバラの豪華さにも勝る

美しい何かとの出会いは日常を明るく華やかに彩り、刺激を与えてくれます。そしてそれが日常になった時が美の常習性のはじまり。花のように美しいモノを身の回りに置き美しいコトを行う。そんな生き方が本当に美しいヒトを作る、と私は信じています。

たった一輪のシンプルな花でも、とことんこだわった一輪は100本のバラより豊かさを感じさせるものです。それが豪華さの先にある豊かさだと思っています。

バラ

豊かさをくれる一輪を見つける「眼」を養う

でも、その一輪を探し当てるのは時間がかかります。物理的にではなく、本質を見抜く“眼”を持つまでには多くの花を経験する時間が必要だからです。その眼は、沢山の花々を見ること、触れることで育っていきます。

でも、花を選ぶ時に、色、形、種類、そして季節など…「きちんと生けよう」と考えすぎると自分であつらえることは難しく感じられ、花を生けることに抵抗を感じてしまったりしませんか? もしそんな風に難しく考えて花暮らしの機会を失ってしまうとしたら、とても残念。

ですから、まずは“眼”を持つための花経験を積めるように、定期的に季節の花々が届くサービスを利用して花を見て触れる体感していただけたらいいのでは、と考えるようになりました。

Flower Deli in Seasons ブーケ

そこでレフレシール キョウコフジタではこの2月から、『Flower Deli in Seasons』という私自身が選んだその時期一番美しい旬の花たちを束ねたブーケを毎月決まったタイミングでお届けするサービスを開始しています。

これは、いつも美しい花が傍にある日常ー「美の常習性」というコンセプトを体感していただき、ご自身の花STYLEへの“眼”を持っていただきたいという思いからプランニングしました。

Flower Deli in Seasons ブーケ

季節を感じながら色や香りに触発され、花を受け取る方がそれぞれ何か物語を思い浮かべていただけたらいいなと願いながら、上質で長持ちする花々をスタイリッシュに編み上げたブーケをお届けしたいと思っています。

ご自身へのご褒美として日常に取り入れていただくことはもちろん、大切な方へのプレゼントにも最適ですので、「美の常習性」へのファーストステップとして、「花に癒され花に触発される気持ち」をご自分の為に、また大切に思う方にお贈りするという、豊かな形に繋げてみてはいかがでしょう…。

Flower Deli in Seasons ブーケ

▶︎藤田京子さんのフラワーデリ イン シーズンズはコチラからチェック♪

藤田京子

食空間プロデューサー木村ふみ氏に師事した後渡仏し、ジョルジュ・フランソワ氏に師事。フランスを代表するフローリスト達から指導を受ける。帰国後、「クール・ド・テコラシオン・フローラル」を主宰。通算7年半のパリ、6年の京都暮らしを通して得た美意識を、花を通して表現。
2013年、東京・西麻布にフラワーサロンブティック「réfléchir KYOKO FUJITA Nishiazabu」をオープン。2015年10月、首相公邸史上初となる公邸玄関の装花を行う。2015年12月、東京・丸の内に2店舗目となる「réfléchir KYOKO FUJITA Tokyo」をオープン。2016年5月には、日本で開催されたG7伊勢志摩サミット2016において来日されたG7各国首脳をお迎えする客室へのウエルカムフラワーおよび安倍晋三首相夫人主催による各国首脳夫人を招いてのディナーでの装花を担当する。2016年8月末、西麻布店を広尾に移し「atelier réfléchir」に改名してオープン。定例シーズナルレッスンの他、ちょっとおうちにお花を飾りたい時や手作りのブーケをプレゼントしたい時などのために気軽に受講できるブーケのレッスン「Bouquet capricieux」(気まぐれ手ぶらでブーケレッスン)、キッズレッスンなどを広尾店で開講予定。日本を代表するフラワーデザイナーとして活躍し現在に至る。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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