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LIFESTYLE

2018.01.21

一輪からでもOK! フラワーデザイナーが語る「花がある日常」の素晴らしさ

「シンプル+上質=洗練」をコンセプトに真の豊かさを探求したフラワーデコレーションを提案するフラワーサロンブティック「レフレシール キョウコフジタ」のオーナー藤田京子さんにお花のアレコレを伺いました。

フランスでは、男性も花を買うのが当たり前

「大きな花束を抱えた男性を何回くらい見かけたことはありますか? 日本ではほとんどお目にかかりませんが、私が花修行をしたパリのフラワーショップでは、夕方、男性客の行列ができていました。デートの前に、お呼ばれの手土産に、自らあれこれ注文した花を受け取って小脇に抱えて歩いていくのです。

(ちょっと宣伝になりますが…日本男児は花を持つことがまだまだ恥ずかしいーそんな方々のためにラ ボワット ファシルというフランス語で『簡単に使える・やさしい箱』という意味のFlower Boxを考案いたしました ^^)

フランスでは男性の傍にさえ“花”があるー豪奢なアパルトマンは勿論のこと、小さなアパルトマンにもシンプルな季節の花が置かれている日常がありました。」

▲ラ ボワット ファシル 3500円(税別)〜/写真はMサイズ12000円(税別)

季節を感じとることは、心を豊かにしてくれる

「広尾にあるアトリエ レフレシールの小さなディスプレイ小窓には、いつも花と小さなオブジェをシンプルに飾っています。

早朝仕入れに行く際、アトリエの前を通ると夜明け前の真っ暗い闇の中で、電気をつけてあるその小窓の中のサンタクロースを休憩中のタクシードライバーがジーッと立ち尽くして見入っている様や、デイスプレイを変えた途端に小学生の男の子が“あーここ変わったー、この前まで夏だったんだよねー”と喜んでくれる姿、幼稚園児とお母様が“ピンクのお花が可愛いわねー”と言ってウインドウをのぞいている光景に出くわすことがあります。

そういうシーンに出会うと、人は季節の移り変わりを自らの手に取るように感じたいのだな、と実感するのです。多忙だとつい忘れがちな「季節」を感じることは、日々少しずつずれてしまっていた自分の時間軸をいつも正してくれるように思います。

本当に豊かな暮らしは真っ直ぐ正しい時間軸に沿って個々が紡いていくものだと考えるとー季節を意識することはなんと贅沢なことなのだろうかと思い至ります。」

一輪の花からスタートさせてみて

「季節を探しにどこかに出かけなくても、フローリストの店先の花たちが物語を語ってくれます。最初は自分が好きな色を一輪身近の日常に置いてみることからスタートしてみてはいかがでしょう。

慣れてきたら、それに合わせるグリーンや実物、何か香りも加えたい、差し色は何が良いかしら、インパクトのある色が欲しい…などなど、Flower shopのスタッフに気軽に尋ねてみてください。

花選びはなかなか難しいと思いがちですが、定期的にフローリストを覗いていると、あー季節が移っている! と実感できると思います。店内で深呼吸してみると香りも変化しています。

花は飾りとしてだけでなく『癒し』としても日常にとても気軽に取り入れることができるアイテム。色があり香りがあり…お部屋の中でも季節を感じる事ができます。疲れた時、辛い時にふと優しい風を運んでくれますよ。 春の訪れを知らせる様々な花もちらほら出てきましたね。もう春です!」

いかがでしたか? お洒落なアレンジメントは難しいから部屋に花を飾るのはハードルが高い…なんて思っていた人も多いのでは? 是非あなたも一輪挿しからトライして花を通して季節を感じてみてください。

■réfléchir KYOKO FUJITA Tokyo
東京都千代田区丸の内1-8-2 鉃鋼ビルディング1階
Tel:03-3212-8787
Fax:03-3212-8786
Mail:info@kyokofujita.com
営業時間:月曜日-金曜日 11:00〜18:30

■atelier réfléchir
東京都港区南麻布5-2-37 ルランビル1階
Tel:03-3442-8787
Fax:03-3442-0087
Mail:info@kyokofujita.com
営業時間:月曜日〜金曜日 11:00〜18:00 土曜日 10:00〜18:00
※不定休

藤田京子

食空間プロデューサー木村ふみ氏に師事した後渡仏し、ジョルジュ・フランソワ氏に師事。フランスを代表するフローリスト達から指導を受ける。帰国後、「クール・ド・テコラシオン・フローラル」を主宰。通算7年半のパリ、6年の京都暮らしを通して得た美意識を、花を通して表現。
2013年、東京・西麻布にフラワーサロンブティック「réfléchir KYOKO FUJITA Nishiazabu」をオープン。2015年10月、首相公邸史上初となる公邸玄関の装花を行う。2015年12月、東京・丸の内に2店舗目となる「réfléchir KYOKO FUJITA Tokyo」をオープン。2016年5月には、日本で開催されたG7伊勢志摩サミット2016において来日されたG7各国首脳をお迎えする客室へのウエルカムフラワーおよび安倍晋三首相夫人主催による各国首脳夫人を招いてのディナーでの装花を担当する。2016年8月末、西麻布店を広尾に移し「atelier réfléchir」に改名してオープン。定例シーズナルレッスンの他、ちょっとおうちにお花を飾りたい時や手作りのブーケをプレゼントしたい時などのために気軽に受講できるブーケのレッスン「Bouquet capricieux」(気まぐれ手ぶらでブーケレッスン)、キッズレッスンなどを広尾店で開講予定。日本を代表するフラワーデザイナーとして活躍し現在に至る。

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