オッジェンヌ・大枝千鶴さんおすすめ!
世界を震撼させたベストセラー「スマホ脳」
Oggi専属読者モデル オッジェンヌ 大枝千鶴さん
34歳・IT関連企業勤務。週末には2~3時間カフェに籠もって読書を楽しむ、生粋の“活字フェチ”。
『スマホ脳』(新潮新書)著・アンデシュ・ハンセン 訳・久山 葉子
「現代人は10分に1回、つまり1日平均2,600回もスマホに触っている…!? びっくりする数字ですが、冷静になると確かにそうかも、と納得しました。FacebookもLINEもInstagramも、脳のドーパミンをうまく刺激してスマホを手に取りたいという衝動を起こさせるようにつくられているというのはそのとおりだと思います。
そして問題なのは、スマホを手に取らなかったとしても、手に取りたいという衝動に抵抗するために、限りある集中力が消費されているという事。いつでも手の中で電子書籍が読めて、気になった事を調べられる… なんて便利なツールだろう! という反面、弊害もあるのですがそれを科学的にわかりやすく説明してくれている本でした。
どうすれば依存せず、上手につきあっていけるのか。警告するだけでなく回避の方法も指南してくれていて、すぐに実践してみようと思えるヒントがちりばめられていました」(大枝さん)
2021年Oggi4月号「月刊オッジェンヌ」より
構成/篠﨑 舞
再構成/Oggi.jp編集部