冬の健康のカギ！ 免疫力アップは生活習慣の見直しから
空気が乾燥している冬は、喉や鼻の粘膜が乾燥するため、ウイルスが付着しやすくなったり、付着した異物を外に押し出す“たん”が出せなくなったりします。その結果、ウイルスへの感染リスクが高まってしまいます。
感染リスクを減らし、免疫力をアップさせるためには食事・睡眠・運動・入浴という日々の習慣を見直すことが大切です。
今回は、免疫力アップに効果的な入浴方法について、チェックリストを見ながら確認していきましょう。
免疫力があがりやすい入浴はできてる？
ここでは、あなたが免疫力をアップさせる入浴方法を実践できているかチェックしてみましょう。
◆「免疫が上がりやすい入浴法」チェックリスト
□ 入浴前、入浴後にそれぞれコップ1杯以上の水分を飲んでいる
□ 湯温は41℃までにしている
□ 汗が出るまで浴槽に浸かる
□ 湯上がりはクーラーや扇風機に当たらない
□ 寝る1～2時間前に入浴している
□ 入浴剤を使っている
□ 入浴中はスマホは持ち込まないようにしている
□ 肩までしっかりお湯に浸かっている
□ 入浴前に浴室暖房をかける、シャワーでかけ流しをして浴室をあたためる
□ 浴室で深呼吸をする、歌を歌う
□ 浴槽からでるとき、水を体にかけない
□ 毎日浴槽に浸かっている
【チェック結果】
・0～5個のあなたは… 要注意！ 免疫が上がりにくい入浴をしてしまっているかも…？
・6～8個のあなたは… より正しい入浴方を意識することで免疫力アップにつながります
・9～12個のあなたは… 免疫が上がりやすい入浴が実践できています！
免疫力アップのカギは入浴による血流改善と体温の上昇
チェックリストで免疫が上がりにくい入浴をしてしまっているという結果が出てしまった方は何に気をつければ良いでしょうか？ ここでは今日から始められる、免疫力がアップするおすすめの入浴方法についてご紹介させていただきます。
免疫力アップのカギは入浴による血流改善と体温の上昇です。血流が良くなることで免疫細胞が体内を効率よく循環するようになり、免疫機能が向上すると考えられます。また、体温上昇によって免疫細胞が活性化されることも期待されます。
免疫力アップにおすすめの入浴方法
［1］炭酸系の入浴剤を使用する
炭酸の入浴剤は、お湯の中に二酸化炭素の泡を生じさせます。この二酸化炭素の泡が血管を広げる効果があり、ぬるめのお湯でも身体の血流をよくしてくれます。
［2］40℃のお湯に10～15分程度全身浴をする
血流を良くするためには、熱すぎない40℃のお風呂に全身浸かることがおすすめです。この入浴方法を実践するだけで体温が1℃上昇すると言われています。
42℃を超える熱いお風呂は入浴時に血圧の急上昇を起こしてしまったり、入浴後に急激に体温を下げてしまうことでヒートショックを引き起こしてしまったりする危険性があります。
また、入浴時間についても、長風呂をしてしまうことで、冬場でも浴室熱中症となる危険性があります。そのため、長くても15分以内の全身浴がおすすめです。
［3］入浴前後・入浴中にも水分・ミネラルを補給する
入浴中のリスクとして先程ご紹介したヒートショックや浴室熱中症を防止するためには、こまめに水分・ミネラルを補給することが効果的です。
「入浴前にコップ一杯の水分を取る」という習慣は既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、より血流をアップさせ免疫力を高めるためには、入浴前・入浴中・入浴後の水分・ミネラル補給がおすすめです。
おすすめの飲み物はミネラル入りむぎ茶。カロリーゼロ・ノンカフェインなうえ、血流サラサラ効果や血圧低下作用なども期待され、就寝前の入浴習慣にぴったりです。
なにか特定のことをすれば免疫力が劇的にアップするという方法はありませんが、生活習慣を見直すことで免疫力アップが考えられます。リスクに気をつけながらより免疫力を高める入浴方法を試してみてはいかがでしょうか。
提供：赤穂化成株式会社、リンナイ株式会社
TOP画像／(c)Shutterstock.com
