百々 千晴さんってどんな人?
今回ご紹介するのは、スタイリストの百々千晴(どど ちはる)さん。さまざまなメディアの撮影現場でモデルやタレントの衣装をコーディネートしている。
煌びやかなファッションの世界で15年に渡り第一線で活躍を続ける彼女。その活動内容は幅広く、著名人からのオファーも絶えない。
「百々さんのスタイリングはね、女性のラインをすごい上手に表現してくれる。それをどうやって生かすかっていうのが、すっごい一番上手だと思う」(大島優子さん)
「シンプルなんだけど、『こういう技使うんだ』とか『こういう小物使うんだ』っていう、シンプルに対しての技が神がかっている」(佐田真由美さん)
シンプルを極めた飾らないスタイリングで、着る人自身の魅力を引き出している。
−−スタイリストになった理由とは?
徳島県生まれの彼女は、思春期の頃に見たファッション誌でスタイリストという職業を知り、この仕事をしたいと決意。
18歳で上京し、アシスタントとして休みなく働き、2002年からロンドンへ2年間留学。こうした経験から“女の子だから控えめにしないといけない”とは考えない。
自分がバリバリ仕事するところをアシスタントが見て学び、働く女性として成長してくれるのが一番うれしいという。
百々 千晴さんの「7つのルール」
さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. リースは1軒につき5分で回る
プレスルームでファッションアイテムを集めるリースは、スタイリストの腕の見せ所。その際、より多くのアイテムから選べるように1軒につき5分以内で回るのがルール。撮影で選ばれるただ一着のために、彼女は心血をそそぐ。
■2. 靴は最後に決める
洋服の組み合わせは撮影前に決めているが、靴は当日決めるのが百々さん流。彼女にとって靴は、全体のバランスを演出する最後のアイテム。
■3. アシスタントとは距離をおく
常にアシスタントを同行させ、仕事のイロハを厳しく教えている彼女。アシスタントには期待しているからこそ、馴れ合わないのがポリシー。
■4. 毎朝トイレ掃除をする
慌ただしく過ごす日々の中で大切にしていること、それはトイレ掃除の時間。トイレ掃除をしていると自信をもってスタイリングを届けられると感じられるのだとか。
■5. 母親業は50点でよしとする
9歳の息子と6歳の娘の母親でもある彼女。働く女性として、仕事と家庭の両立に思い悩むことも少なくないというが、母親業は50点でよしとすることを心掛けている。
■6. 人によって態度を変えない
相手が年上の著名なフォトグラファーであろうと、遠慮なく物を言う百々さん。洋服の魅力を伝えるためなら、嫌われることも厭わない。
■7. 年333日デニムを履く
数あるファッションアイテムの中で、彼女がもっとも愛するのがデニム。冠婚葬祭以外は基本的にデニムを履いているそう。シンプルなアイテムだからこそ、履く人の個性が際立つと考えている。
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次回の「7ルール」の放送は、7月21日(火)よる11時00分~。主人公は、喜多方で屈指の人気を誇る老舗ラーメン店「まこと食堂」四代目・佐藤リカさん。
Oggi.jpでは、番組を振り返りながら仕事をする女性たちへのヒントを見つけていきます! ぜひチェックしてみてくださいね♡