片根 淳子さんってどんな人?
新潟市内にお店を構える肉専門の販売店、その名も「お肉ジャパン」。ウリは、良質な国産のブランド牛を中心とした、1つ数キロの塊肉。
肉の買い手は、県内の飲食店はもちろん、ほとんどはインターネット経由で購入する全国の一般家庭。良質な塊肉が破格の値段で買えるとあって、なんと1日に数百キロ売り上げることも!
そんな「お肉ジャパン」のオーナーで、塊肉の魅力を全国に広める肉の伝道師こそ、今回ご紹介する片根淳子さん。
−−塊肉専門店「お肉ジャパン」オーナーになった理由は?
群馬県で生まれた片根さんは、月に1度の外食でステーキを食べるのが何よりも楽しみな子どもだったそう。大学卒業後は保険会社に就職し、休みもないほど忙しく働く日々を送っていた。しかし、精神的な苦しさが重なって退社。
時を同じく、支えとなってくれた母も亡くなってしまった。「何も考えられなくて、今日どう生活しようかという毎日だった」という。
そんなある日、インターネット通販で勘違いで買ってしまった塊肉に衝撃を受けた。この時に味わったワクワク感が忘れられずに一念発起。勢いそのままに、 2016年に「お肉ジャパン」を開店した。
片根 淳子さんの「7つのルール」
さて、そんな片根さんが「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?
■1. 塊肉はFacebookで売る
「お肉ジャパン」では、開店当初からFacebookを使って塊肉を全国に販売。どこにいても対応できるうえ、お客さんとの距離が縮まるのが魅力だという。
■2. 自分が食べたい肉しか仕入れない
片根さんが卸売業者から肉を仕入れる際、なにより重視しているのが、自分が食べたいと思うかということ。金額にかかわらず、自分の直感で選ぶ。
■3. 足りない生活費はバイトで稼ぐ
全国に根強いファンをもつ「お肉ジャパン」だが、採算を気にしないあまり赤字になることも。足りない生活費はアルバイトをして賄っている。
■4. 髪はラオウのオーラと同じ色
片根さんの髪色は赤色。実は肉の色ではなく、人気漫画『北斗の拳』の登場人物・ラオウに憧れているから同じ色に。
■5. 肉イベントの日はコスプレ
ステーキの大食い競争や塊肉の解体ショーなどの肉イベントを主催している片根さん。仲間に喜んでもらうため、イベントの日はコスプレをするのがお決まり。
■6. 肉の味付けは塩胡椒のみ
365日、肉を食べない日はないという片根さん。肉本来の味を楽しむため、味付けは塩胡椒のみがルール。
■7. 塊肉でお客さんも笑顔にする
失敗から借金を抱え閉店を考えるほどの危機もあったが、そんなときに笑顔をくれたのは、塊肉でつながったお客さんたち。だからこそ、自分もお客さんを笑顔にしていきたいと思っているそう。
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次回の「7ルール」の放送は、6月23日(火)よる11時00分~。主人公は、テレビやCMに引っ張りだこのカリスマモデル・藤田ニコルさん。
Oggi.jpでは、番組を振り返りながら仕事をする女性たちへのヒントを見つけていきます! 次回もぜひチェックしてみてくださいね♡