「ヘアドネーション」ってなに? どこでできる?
5年以上ロングヘアで過ごしていたOLライターがショートヘアにイメチェン。カットした髪をヘアドネーションしてみました。
◆ヘアドネーションとは?
ヘアドネーションとは、小児がんや無毛症にかかった子どもの医療用ウィッグを作るために髪の毛を寄付すること。
私が送り先に選んだのは、頭髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちにメディカル・ウィッグを完全無償提供している日本で唯一のNPO法人「JHD&C」。
31センチ以上の髪であれば寄付ができるということだったので挑戦してみました。
◆ヘアドネーションはどこでできるの?
指定のサロンでしか対応していないと思っていたのですが、調べていくと賛同サロン以外の行きつけのサロンでも相談次第でヘアドネーションができることが判明。
通っている美容室に相談したところ「OK~!」と快く受け入れてもらえました!
◆寄付できる髪の状態は?
軽く引っ張って切れてしまう髪でなければ、カラーリングしていても、パーマをかけていても寄付は可能とのこと!
寄付された髪はウィッグとして自然になじむように、薬品を用いて統一感のある自然な黒色、髪質に整える「トリートメント処理」がおこなわれるらしい。
基礎知識を詰め込んだので、いざ断髪式。
BEFORE
31センチ以上の規定があったので、できるだけ伸ばそうと思っていたら… まさかのボトムスまで到達するほどのロングヘアに。笑
髪を何本かに分けて束ねます。切り口を揃えるために量を調整してもらうのがポイント。
一束切ってもらいました! 改めて切った自分の毛の束を見ると不思議な感覚。笑
何年もお世話になった髪の束をひたすら眺めていました。切り口を整えてもらい、持ち帰るだけで終了です。
あとは通常通りカット、カラー、トリートメントとショートにしたので久々にパーマをかけてもらいました。
AFTER
肩につかないくらいの長さに! ショートだからできるスタイリングが楽しみ♡
家に髪の束を持って帰り封筒に入れ、記入したドナーシート(1分もしないで記入終了)と受領証を受け取るように返信用封筒を入れてポストに投函したら完了です。
もっとややこしい手続きをする印象だったのですが意外と簡単で、スムーズにできました!
夏に向けてイメチェンを考えている方に是非知ってほしい「ヘアドネーション」。
以前ショートにした直後にヘアドネーションの存在を知り、やればよかったと後悔していました。やっとここまで伸びヘアドネーションができたので、自己満ではありますが達成感がありました。
自分の髪が誰かのためになりますように…♡
吉川夏澄
アパレルからPR関連会社へ転職したOLライター。新しい業種での仕事に奮闘しつつ、OLライターとしても活動。ファッション、コスメ、ダイビング、美食など幅広い興味を記事として投稿中。