アラサーOL【婚活のリアル#51】元格闘家・じゅん
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で6年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、自衛隊員から某省庁出向男・よーへいPart6をお届けしました。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
>>【婚活上京物語】これまでの記事
自衛隊員・よーへいから「一緒に住もう」と言われ有頂天になっていた私。
そんな話が出てからまだ日が浅い日。
この期に及んでまだ相手を探す三十路女つかさ(笑)。私は最後のネット婚活に精を出していた。
いい人いないかなぁ~♪ とまぁ、簡単に見つかるわけもなく。
婚活情報を漁りつつ、よーへいと住むなら、どの辺りに住もうかなぁ~♡ と妄想していた。
大井町とかいいかな! 阪急の大きいスーパーあるし、東京・横浜方面にアクセス良さそうやし♪ 横須賀辺りで…。って言われたら、都心から離れることになるなぁ、どうしよ。
そんな妄想していたら、1通メールが。
「もしよかったら会いませんか?」それがじゅんだった。
〈スペック〉
・35歳
・三重出身
・坊主
・マッチョ
・築地・豊洲市場付近に勤務
・元格闘家
掲載されていた写真には、惜しげも無くその隆々とした筋肉が。その上坊主だし、怖い人かな?
うーん…。迷ったが、メッセージを送ってみると意外に普通の反応。それに、顔は可愛い感じだったので、ギャップ萌えした♡ 私は早速会ってみることにした。
彼は深夜から早朝にかけての仕事だったため、昼間に、なぜか大手町駅で待ち合わせした。
待ち合わせ場所に行くと彼が、
じゅん「どうも、こんにちは。つかさちゃんやんな?」
ぜんぜん怖くなかった(笑)。むしろニコッとすると綺麗な歯列に、くしゃっとした笑顔。柴犬みたいな顔だった。
じゅん「何たべよっか」
私は無性に韓国料理が食べたかったので、新丸ビルの「水刺間スラッカン」にきた。
私はスンドゥブチゲランチ、彼はビビンバランチをそれぞれ注文した。
料理を食べながら彼のことを聞くと、
・職場の市場では各種魚を都内近郊のデパートに卸し、全国へ発送手配をする専門の事務所で働いている
・築地から豊洲に市場が変わったため毎日てんやわんや
・落ち着いても夜出勤、早朝終了に変わりはない
・以前は格闘家として試合にも出ていたけど今は鍛える程度
この時点で、共通点はゼロ。
ましてや、体を動かすのがそろそろ苦痛に感じる年齢の私にとって対照的な相手。と考えていると、間違ったランチの選択をした事に気づく。
汗が出る出る、滝汗が止まらない。あっつあつのスンドゥブ。ハンカチで鼻の下や額を抑える私に、彼は笑った。
私「…(やっぱりかわいいな♡ 笑った顔が柴犬みたい)」
彼はコテコテの関西弁だった。出身は三重なので近畿圏ではあるものの、東海と関西の間。
それにしても、見事な関西弁だったので場所を移した丸ビルの「椿屋カフェ」で聞いてみた。
じゅん「おとんが大阪やねん」
納得。彼のお父さんは都の職員で新宿に住んでいるらしく、ご両親は離婚され、お父さんの方に年の離れた妹ができたと。その差29歳!! これには驚いた。
もう少し話をしてもよかったけど、その日はコレにて解散。彼は帰って就寝して、夜にはまた出勤しなければならなかったから。
後日。再び会おうと誘われた。珍しく夜だったので、以前から気になっていた西日暮里の「Booooose」というイタリアンのお店へ。
その名も「ボウズ」! 彼とのデートにはぴったり♪ 近所にこんな素敵で気軽に立ち寄れるお店があったらいいなと思うお店だった。もちろんお料理もおいしい♡
その帰り駅に向かう途中、西日暮里公園に行った。
じゅん「つき合おっか」
彼の言葉に、さほどトキメかなかった私。
優しくて、何かあったら助けてくれそうなその体。顔も可愛いし、年齢も近い。
でも私は悟った。自衛隊員・よーへいの“豊洲の高級マンション”には勝らないと。
もし全てがダメになったら、また連絡してみよう。そう思い、まだお友達でいようと言った。きっともう会わないだろうとそのときは思った。
すっかり年末へと走り出す季節に変わっていた。
彼とは、再び連絡をして会うことになったんですが、またこれはまた別の機会にお話するわね。
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つかさ
昭和最後の生まれで、現在32歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪