アラサーOL【婚活のリアル#41】銀座コリドー街・後編
こんにちは、アラサー受付嬢つかさです♪ 上京して今年で5年目。これまで出会った男性を振り返りながら、婚活のあれこれをお届けしているこのブログ。この前は、銀座コリドー街・前編をお届けしたわ。まだ読んでない方はこちらからどうぞ♡
>>【婚活上京物語】これまでの記事
男「あれ〜? この前ディズニーシーにいたよね!? 」
ナンパがはじまった。
ヨーコ「そういえば、つかさ仕事どう?」
さっそくナンパを総無視するツワモノのヨーコ。私もだが彼女もタイプでない男からのアプローチを川の流れのように受け流す。
男「絶対いたよね? シーに!」
私&ヨ「いねーよ!」
私のタイプはガッチムチの熊みたいな人。ヨーコは小泉進次郎がタイプだった(結婚したからたぶんヨーコかなり凹んでるはず)。これを基本にタイプの幅はあるものの、
・身だしなみ(スーツがヨレてないとか、靴綺麗とか)
・顔面偏差値が平均以上← 何様や(笑)
・デリカシーのない声がけ(とにかく「シーにいたよね?」なんて声かけない人!)
どうせナンパだしとそれ以外は気にせず、とりあえずコリドー街を一往復しようと歩いた。コリドー街のメンズたちは、ほんと女だったらなんでもいいのか? と聞きたくなるくらいの入れ食い状態。
男「お姉さんたち職場この辺?」
ヨーコ「いえ、私たち航空会社の人間なので」
男「今日はもうお酒のんだの?」
私「お酒? 今晩フライトだから飲めないの」
別の男「あれっこの前ランドにいなかったっけ?」
私&ヨ「いねーよ!」
突然、どこぞのCAを名乗る私たち(笑)。いろんなメンズが声をかけて来たが、お眼鏡に叶う人はおらず。喉が渇いたので中間にあるスタバへ。
スタバはナンパする人、される人を観察できる。言うなればサファリパークのバスの中。窓越しのカウンターに並んでヨーコと思った。
ヨーコ「てかよく見たら20代しかいなくない?」
男たちは、2、30代を中心に幅広い世代がいるものの、女性陣は圧倒的に20代が多かった。特にその日はそういう入場制限でもかけてるの? と思いたくなるほどの20代祭り。服装や声、肌やメイクの仕方で我々はそう感じた。
スタバの前でナンパされてる女子たちも「えっ私たちですかぁ? 今24で、もうちょっとで25なんですぅ〜。やばーい、もうオバサンですよねぇ〜」。これを聞いて、窓越しの三十路2人の私らがメンズたちにガンガン圧をかけた(笑)
別に結婚相手を見つける為に来たんじゃないしと、開き直ったが名刺1枚も獲得していない我々は一体…。
駅に向かう途中、男性2人が声をかけて来た。
男「あの、お見かけして気になっていたんですけれど」
私「あっ実はもう帰るところで…」(いやいや、見た目もいいし感じもいいぞ♡)
男「僕たち今日初めてコリドーに来て。すごい美人いるなって思ってたんです。おふたり、すごい目立ちますよ!」
びびびびび美人!? 眼科行ってください眼科! でも、そりゃ目立つと思うわ私たち♡ 2人とも165cmオーバーで、そのうえ7cmヒールだったから、私なんて175cm(笑)
170cmオーバーのアマゾネスガールが2人も歩いてたら視界に入るっしょ♪ こういうときは身長高くて良かったって思う♡
男「良かったら少し飲みませんか?」
誘いに迷ったけど、この熱帯夜と歩き疲れた足で今からは正直キツかった。そのことを素直に話し、初対面ながら色々話した。「どの辺りにお勤めなんですか?」と聞くと…
男「あっすみません、名前も名乗らず。コレどうぞ」
と渡された名刺には…
私&ヨ「ここぉお、高知ぃぃいいー!?」
男「はい、営業で来たんですが、東京も初めてで(●´ω`●)」
おいおい、声を掛けるなら「初めてコリドー街に来た」じゃなくて、「初めて東京に来ました」でしょ? 先にそっちを言ってよ!
疲れやつれた私たちにとって、愛想笑いするより、声に出さない怒りを爆発する余力が残っていた。
彼らはなにも悪くない。むしろ、デリカシーのない、なんちゃってハイスペ男より何倍も紳士だと思う。
でもごめんなさい。
「明日高知に帰ります」のひと言は、たまには無駄な時間(アバンチュール)を過ごしませんか? に聞こえてならなかった。
土佐のメンズよ。すまん。わてらはもうそんなに時間はありまへんねん。
敗北をくらいながら帰路につく、ヨーコと私でした。
無駄に疲れちゃった…。
>>【婚活上京物語】これまでの記事
TOP画像/(c)Shutterstock.com
つかさ
昭和最後の生まれで、現在31歳。東京・丸の内にある会社にて受付勤務。素敵なお嫁さんになるべく、2015年関西から上京し、絶賛婚活中でございます♪