連載お仕事小説#2「ブラックどんまい わたし仕事に本気です」
主人公の七菜(なな)は、毎日仕事に全力投球! そんな七菜が、故郷を出て、テレビドラマ制作の仕事に就くまでの背景とは? そして、上司の頼子が腕によりをかけて作る、温かくて心のこもった「ロケ飯」が彩る、長く過酷な撮影の日々。七菜の前向きに頑張る姿に、あなたも元気をもらえること間違いなしです。
主人公は時崎七菜(31歳)!
七菜はテレビ局の下請けドラマ制作会社のAP(アシスタントプロデューサー)。上京して今の仕事に就くまで、七菜(なな)にはどんなエピソードがあったのか… もポイント!
<主な登場人物>
・時崎七菜(ときざき なな):テレビドラマ制作会社「アッシュ」に勤める31歳。広島県出身。
・板倉頼子(いたくら よりこ):七菜の勤める制作会社の上司。チーフプロデューサー。
・小岩井あすか(こいわい あすか):撮影が進行中のテレビドラマ主演女優。
・橘一輝(たちばな いっき):撮影が進行中のテレビドラマ主演俳優。
・佐野李生(さの りお):七菜の後輩AP。26歳で勤務3年目。
・平大基(たいら だいき):七菜の後輩AP。今年4月入社予定の新人22歳。
・野川愛理(のがわ あいり):メイクチーフ。撮影スタッフで七菜と親しい。
<#2 頼子が作る「ロケ飯」がすごい!>
無我夢中で働く七菜だが、上司の頼子の「ロケ飯」作りを手伝うことも大切な仕事のひとつ。どんなに大変な時でも心を込めたロケ飯を振る舞う頼子からは学ぶことも多く…。愛理から届いたメールを見て、あわてだしたスタッフ一同。頼子と七菜は必死で「ロケ飯」を作り始めた……
サクッと3分で読める! 本編はこちらから「ブラックどんまい わたし仕事に本気です #2」
つづく
#3は1/31ごろ更新予定です!
中澤日菜子(なかざわ・ひなこ)
1969年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部卒。2013年「お父さんと伊藤さん」で小説家デビュー。同作品は2016年に映画化。他の著書にドラマ化されら『PTAグランパ!』、『星球』、『お願いおむらいす』などがある。