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2019.10.28

働く30歳が知っておきたい「妊活」のこと

PR/加藤レディスクリニック

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産む、産まない? 今産む、いつ産む? 正解がないからこそ誰もが迷う、Oggi世代の最重要テーマ。Oggi世代になると、周りで徐々に飛び交いはじめる「妊活」という単語。実は知っているようで知らない自分の体や妊娠のことを、働く女性目線で真剣に考えてみました!

○月△日 @加藤レディスクリニック
妊活に関する座談会を開催!

教えてくれたのは…

加藤レディスクリニック院長 加藤恵一さん
2000年金沢大学医学部卒業。'07年より加藤レディスクリニックに勤務し、'13年に院長就任。不妊治療の経験と知識、高い技術をもとに、日々多くの患者の診療にあたる。

参加メンバーは…

(左)Oggi読者 K.Hさん
28歳。結婚2年目。最近周りが出産ラッシュで、妊活を強く意識するように。が、転職もしたばかりで…。

(中)Oggi読者 S.Nさん
33歳。結婚3年目。数ヶ月前から本格的に妊活を開始。自身はもちろん4歳年上の夫も子供を熱望中。

(右)Oggi読者 F.Cさん
35歳。結婚4年目。義母からの〟孫見たい圧〟に悩む日々。周りでも不妊に悩む友達が多いとか。

◆妊活に大事なのは正しい情報の取捨選択

専門家の話を聞くのが初めてというみんなは、先生の話に真剣に耳を傾けていました。質問も積極的に。

加藤先生 今日は妊活に興味がある方が集まってくれたということですが、皆さん何が気になりますか?

K.Hさん 私は最近周りが出産ラッシュで、なんとなくいつかは… と思っていた妊娠が、急に現実味を帯びてきて。今すぐどうこうではないんですが、いろいろ知りたいです。

S.Nさん 私は3か月前から本気で妊活を初めて、今いろいろ検査している段階です。どうしたら妊娠できるか、知りたくて来ました!

F.Cさん 私は、妊活疲れしていて、今はちょっと距離をおきたい時期(笑)。でも年齢的にも決断を迫られているので、何かが変わるきっかけになればと思い参加しました。

加藤先生 みんなそれぞれなんですね。

K.Hさん 知識が中学生レベルで恥ずかしいんですが、そもそも妊活、不妊とはなにか、から知りたいです。

加藤先生 妊活はその言葉を作った人に聞かないと分からないけれど(笑)、不妊※1に関してはしっかりした定義があります。晩婚化、少子化の影響で、数年前から基準はよりシビアに。妊娠を望んで1年以内に授からなければ、検査など、なにかしらアクションを起こしていいと思いますよ。【一同驚く】

S.Nさん 1年ってあっという間ですよね。私は妊娠したいタイミングと仕事のチャンスが重なったりして、気づけばもう結婚して3年目に突入です。

K.Hさん 私も転職したばかりで、今はすぐ妊活できないからこそ、年齢や仕事、自分の体の状態など、いろいろ先のことが不安です。雑誌やテレビでそういった特集があるとつい見入ってしまって、最近は卵巣年齢※2という単語に敏感になっています。

加藤先生 卵巣年齢と同じく不妊ドック※3という言葉も最近よく耳にしませんか?

F.Cさん あと私はちょうど周りに不妊治療※4している人が結構いて、体外受精※6を考えたことも。でも現実的にお金※5も心配だし… と、いろいろ考えすぎて、正直今は本当に子供が欲しいのかわからない状態です…。

加藤先生 情報は大事ですが、それによって必要以上に不安を煽られてしまっては、本末転倒。時間もお金も有限なので、常に正しい情報を取捨選択できる知識と自分の今の状況を冷静にジャッジする判断力を持ってください。それはOggi読者の方々が普段されている仕事と同じことだと思います。間違った情報に踊らされず、みなさんにはぜひ賢い患者になっていただきたい。そうすればきっといい結果がついてくると思います。

先生の的確かつ温かいアドバイスで、最後は安堵の表情を見せていた3人。妊活に俄然、前向きに!

◆Oggi読者(平均年齢33.8歳)の妊活事情は…

子供は欲しいという人は9割にも上るのに、現在妊活している人は3割にも満たないと言う結果に。平均年齢が30歳を超えていることを考えると、若干のんびりしている… のかも!?

◆日本の現状は…

資料:厚生労働省「人口動態統計」より
資料:加藤レディスクリニック初診データより

晩婚化の流れで第一子の出産年齢は年々上昇し、2011年には、全国平均がついに30.1歳に。加藤レディスクリニックに通う患者さんの中でも、働く女性の比率が年々増加していることから、不妊治療がOggi世代の身近になりつつあることが分かります。

気になるキーワードをさらに深掘り

なんとなく耳にしたことはあるけど、具体的にはよく知らない…。妊活のカギを握る6つのキーワードを、さらに詳しく解説します!

今回の座談会で分かったのは、みんな知識があるようであまりなく、情報が偏っているということ。そして、それにより多くの人が漠然とした不安を抱えているということでした。確かに、キャリアや人生経験をそれなりに積んでいても、妊娠に関しては誰もが初心者。なおかつ情報過多な現代では当然ともいえるかもしれません。

ここでは座談会で話題にあがったキーワードをさらに深堀り。しっかり学んで正しい知識を身につければ、卵巣年齢に一喜一憂することも、高い検査料を必要以上に支払うことも、不妊治療に怯えることもなくなります。

知識を得たら、パートナーとじっくり話し合い、未来の自分のために検診を受けることからスタートしましょう!

■深堀り※1【不妊】

不妊の定義は、妊娠を望んで1年以内に妊娠しないこと

日本産科婦人科学会では、健康な男女が定期的な性交渉があるにもかかわらず1年間妊娠しない状態を不妊症と定義。従来は〝2年〟だったその期間が、’15年に〝1年〟に変更されたことで、より早期に適切な検査や治療を受けようとする意識が高まりつつあります。

■深堀り※2【卵巣年齢】

血中AMHの数値で分かる卵子の数

AMHとは発育過程の卵胞から分泌されるホルモン。その値には卵巣内にどのくらいの卵が残っているかが反映されることから、不妊治療の増加とともに近年注目されている。「卵子の数と質はまた別の話なので、その数値が=妊娠力とは限りません」(加藤先生)

■深堀り※3【不妊ドック】

自分の体を知るために受けておきたい検査

妊娠を考える女性が受ける婦人科検診で、不妊ドック、またはブライダルチェックともいわれ、近年話題。「保険適用外なので高額なのも事実。いくつかある中でやっておくべきは、排卵の有無を調べる基礎体温チェックと卵管造影と精子検査の3つです」(加藤先生)

■深堀り※4【不妊治療】

治療は大きく分けて3つがあります

不妊治療は検査に始まり、「タイミング法」、「人工授精」、「体外受精」と、大きく分けて3つの治療法があります。現在治療自体は身近になりつつあるので、先入観をなくし、通院の負担、費用、その人の健康状態などから、最適な治療をチョイスすることが大事。

■深堀り※5【お金】

検査も治療も保険適用外なものが多い

検査や不妊治療に関しては、保険適用外で高額なものが多いので、それぞれの自治体の助成金制度をしっかりチェックして。所得などの制限もあるので、共働きが多いOggi読者の場合は対象外になってしまうことも…。やはり金銭的な負担が大きいのは事実です。

■深堀り※6【体外受精】

卵子と精子を体の外で受精させる治療法

体内から取り出した卵子と精子を体外で受精、培養し、子宮内に戻す治療法。「体外受精などの高度生殖補助技術によって生まれる赤ちゃんは、今や約20人に1人。当院でも若い患者さんが増え、最近特に治療が身近になってきていることを感じます」(加藤先生)。

今回協力してくれたのは…
加藤レディスクリニック

読者の悩みに真剣に答えてくれた加藤先生が院長を務めるのがこちら。’93年の開院以来、独自の理論で新しい不妊治療を実践。現在も全国から患者が訪れる女性のためのクリニックです。

不妊や妊活に悩む女性が訪れるクリニックは、治療ごとにフロアが分かれ、明るく清潔感たっぷり。診察のほか、体外受精の知識を深める説明会も定期的に開催中。詳細は随時はホームページで公開しています。

東京都新宿区西新宿 7-20-3 ウエストゲート 新宿ビル
TEL:03・3366・3777

◆不妊に悩む女性のことを考えた体制

働く女性にうれしい365日体制と夜間診療
※平日は19:00までの夜間診療あり。

体に優しい自然周期による体外受精
※保険適用外の自由診療です。

その人の月経周期に合わせた治療ができるように、365日受診できるシステム。さらに薬の使用を極力減らす自然周期の治療で、体や通院回数の負担を少なくできるようにと配慮。忙しい働く女性を全面的にサポートします。

◆気になった人は同ビル内併設のストークラウンジをチェック!

\利用は誰でも無料/

\カップルで視覚的に学べる/

同ビルの11Fで無料開放しているストークラウンジでは、不妊治療の基礎知識などをタッチパネルで視覚的に学べます。通院中ではない人でも利用可能で、英語、中国語にも対応。

加藤レディスクリニックHPはこちら‎

協力/加藤レディスクリニック

撮影/塩谷哲平(t.cube) イラスト/きくちりえ(Softdesign) 本誌デザイン/増田恵美 構成/杉浦由佳子

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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