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LIFESTYLE

2019.10.09

美術館にタダで入れる!? アラサーOLがハマる超お得なチケットブック

「意外と知らない人が多い“ぐるっとパス”。芸術の秋をお得に!」専属読者モデルオッジェンヌの大枝千鶴が日々のコーディネートや働く女子としてのリアルな私生活を紹介するブログです。

オッジェンヌ 大枝千鶴

意外と知らない人が多い! 超お得な【ぐるっとパス】

芸術の秋! 発売中のOggi11月号でも「アートってどう観ればいいんですか?」という特集が組まれていました。Oggi.jpのブログでも時々書いていますが、とにかく美術館や博物館を回るのが大好きな私にとって、企画展が充実する秋は本当に大好きな季節です。

ところで、みなさん“ぐるっとパス”って知っていますか? 友達に聞いて回っても、1人も知っている人がいなかった! なのでこの場で紹介します!

ぐるっとパスとは、東京を中心とした95の美術館や博物館の入場券・割引券が1冊にまとまったチケットブックです。最初の1枚のチケットを使った日から2ヶ月間有効で、好きなだけ、チケットを使う事ができます。(最初に使う時に、表紙に日付のスタンプを押してくれます)

ぐるっとパス

まず驚きなのはそのお得さ! チケットブックの値段は2,200円です。でもその中に、入場券・割引券が95枚も入ってるので、元がとれるどころか、行けば行くほど相当お得に。当然1,000円以上する入場券もたくさん入ってるので、基本的には2箇所行くと元がとれます(笑)

美術館だけでなく、動物園は上野も多摩も。植物園の入場券なんかも入っていて、とにかくお得なチケットなんです! 個人的な印象としては、無料にしなくても人がたくさん入りそうな企画展は割引券。都営の施設や、ちょっとレアな美術館は無料、というイメージです。

2019年度版で使える施設はこんなにたくさん!
・美術館46施設
・博物館39施設
・動物園3施設
・水族館1施設
・植物園・庭園6施設

ぐるっとパス公式サイト

私がハマっている【ぐるっとパス】の使い方

涼しくなってきたので、1日に3~4件美術館をハシゴします。朝イチで、そのときに1番観たい、しかも人気な、混みそうな企画展へ。

例えば先週は、森美術館の塩田千春「魂がふるえる」展を観に行きました。人気の企画展なのでオープンと同時に。(ここでぐるっとパスの割引券を利用)

しっかり観て「魂がふるえた!」後は、グランドハイアットのフィオレンティーナでランチしながら、ぐるっとパスをみながら今日「ぐるっとする」計画を立てます^^

「ぐるっとする」計画を立てます

この計画を立てるのが面白くて…! こんな所にこんな美術館が? という新しい発見がかなり多いです。いつも過ごしている東京なのに、行ったことがない所がたくさん。

どの順番で、どれとどれをハシゴすると効率がいいかな? ここに行くとしたら近くでオシャレな話題のカフェあるかな? と色々リサーチしてわくわくするのって、旅行するときに似ています。都内で日帰りで遊ぶのに、すっかり旅行気分。

この日は、六本木周辺を回ろう! という事で、泉屋博古館と、大倉集古館へ。どちらもぐるっとパスで、無料。知名度抜群! という大きな博物館ではないけれど、普段歩かないエリアを散策できてとっても楽しかったです。それから、この2つに関しては、え! ここにこんなものが!? という激レアなとっておきが展示されていましたよ^^

◆泉屋博古館

泉屋博古館

泉屋博古館では、特別展「文化財よ、永遠に」が開催されていて、修復されたたくさんのコレクションが展示されていました。

◆大倉集古館

大倉集古館

大倉集古館

大倉集古館は、5年(!?) もかけた建物修復作業後の展示だったので懇親のとっておきが…! 横山大観の「夜桜」屏風が本当に素敵でした。屏風だけ観るのでも行った価値があったかも。企画展は「桃源郷」関連作品の展示でした。平和な、ほっこりする絵がたくさんで気持ちが安らぎました。

大倉集古館

▲2階のバルコニーにて。まるで中国に旅行に行ったような写真が撮れました(^^)

ぐるっとパスを見ながら、今度は墨田エリアを攻めよう! とか、こんな博物館あったんだ! という発見と、普段なかなか行かないエリアに足を運んで見る。ワクワクしながら、そして偉大な作品に触れるというのが、実はものすごくストレス解消になりますよ。

この日観た「夜桜」は本当に圧巻でした。そして屏風絵だから対になってるということを知らなかった私。桜の分量が多い方の屏風の方だけ印象にあって、それが絵画として存在していると間違って認識していたのですが、もはやこんな芸術作品を日用品として仕上げちゃっていた! という事にびっくり。対の方の屏風は松の黒い影が多めだったのですが、なんで桜ばっかりにしなかったのかな、と近づいてみたり、離れて遠くから観てみたり。

普段、分刻みのスケジュールでランチすらデスクで食べている事が多い私にとって、畏敬の念を感じ、作品に思いを寄せる時間は心のバランスを取るのにとっても大事な時間です^^ みなさんもいかがでしょうか。

オッジェンヌ 大枝千鶴

2015年からOggi読者モデル「オッジェンヌ」として活動。営業職という仕事柄、通勤服は好感度が最重要事項。最先端のIT企業で働きながらも歌舞伎と着物が大好きという古風な33歳。一級きもの講師。Instagramアカウントはこちら:chizuruoeda

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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