プロに聞く! この時季、何をどう着たらいいの?
梅雨入りが続々と発表され、本格的に対策が必要になってきましたね。そんな時季に悩むのは、仕事服。まずは、洋服を着こなすプロがこの悩める時季に何をどう着ているのか、聞いてみましょう。
Q.雨の日コーディネートのポイントはなんですか?
A1.スニーカー+きれいめ服でカジュアル感を減らして
答えていただいたのは、showroom SESSIONプレス 白野あゆみさん!
「スニーカーに頼りがちな雨の日。いかにも『雨対策です!』という服にはしたくないので、足元がカジュアルなら、素材やディテールに女らしさのあるトップスをチョイス。雨の日はコーディネートが野暮ったくなりがちなので、爽やかな色をMIXしたきれいめを意識するのが私の定番です。」
「SAYAKA DAVIS」のワンピース¥52,000・「ADAWAS」のパンツ¥28,000・「OAD NEW YORK」のバッグ¥35,000・「Athena New York」の傘¥21,000(ショールーム セッション) 靴¥14,800(シシ〈シシ〉) ピアス¥32,000(エスケーパーズ〈MODERN WEAVING〉) ブレスレット¥13,000(KAORU ルミネ有楽町店〈KAORU〉)
A2.泥跳ね&濡れるのを防ぐため、傘に収まるタイトなシルエットに
答えていただいたのは、エディター 小林 文さん!
「雨の日は傘の幅に収まるスキニーシルエットが基本。いつもよりシンプルなコーディネートを意識していて、色を抑えたり、シルエットをタイトにしたりすることで、辛さを出すのがマイルール。〝Mila Owen〟のスキニーとソール以外ブラックの『エア ハラチ』で跳ね返りも気にならないオール黒コーデに!」
「BEIGE,」のブラウス・「Mila Owen」のパンツ・「Manimaris」のバッグ・「emmi×NIKE」の靴・「UNITED ARROWS」のイヤリング・「フィリップオーディベール」のリング・「ROPÉ」の傘/本人私物
A3.いつもの通勤服に、雨対策の機能服を一点投入!
答えていただいたのは、emmiプレス 上枝みどりさん!
「撥水機能付きの服を軸にコーディネートを考えます。スポーティなアイテムだけだと通勤服にはそぐわないし、コーデの幅も狭くなるので、あくまでも〝一点投入〟がルール。このパーカはビッグシルエットで、バサッとはおるだけで通勤服がさらっとこなれるのがお気に入り!」
「エミ アトリエ」のパーカ¥18,500・ニット¥9,200・スカート¥14,000・バッグ¥13,500・「ホカ オネオネ」の靴¥21,000(エミ ニュウマン新宿店) 「エミ アトリエ」のピアス・ヴィンテージのリング・「グリューン」のネックレス・バングル・「Athena New York」の傘/本人私物
A4.雨じみが目立つ薄い色と濡れやすいフレアボトムは着ない!
答えていただいたのは、スタイリスト 川上さやかさん!
「雨の日コーデで意識しているのは色合わせとボトムのシルエット。撮影やリースで外を移動する日も多いので、跳ね返りで服が汚れないように、薄い色やフレアシルエットのアイテムを避けるように。たとえばレギンスをレイヤードする場合にも、肌に直接水滴や泥がつかないスリットレスのタイプを選びます。」
ブルゾン¥53,000(アルアバイル〈ピーエスシー〉) スカート¥16,000(ルーニィ) レギンス¥16,000(GALERIE VIE 丸の内店〈GALERIE VIE〉) 靴[収納可能なポーチ付き]¥4,900(ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング 渋谷マークシティ店〈グリーンレーベル リラクシング〉) 傘¥13,000(メゾン イエナ〈トラディショナル ウェザーウェア〉) ノベルティのバッグ・「シャルロットシェネ」のイヤリング・「ドゥジャガー」のリング/本人私物
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2019年Oggi7月号『おしゃれプロは 「梅雨」をこれで乗り切ります!』より
撮影/遠藤優貴(MOUSTACHE) スタイリング協力/佐々木玲奈 ヘア&メイク/久保フユミ(ROI/白野さん・小林さん分)、深瀬介志(Sui/上枝さん分)、桑野泰成(ilumini./川上さん分) 構成/正谷優貴
再構成/Oggi.jp編集部