おしゃれプロが雨の日にやっていること
ここ数年の日本の夏は、一日中しとしと雨の梅雨から一転、日中はとてつもなく暑く、夕方になると突然ゲリラ豪雨…などの天気が続き、働く私たちの体力・気力を否応なく奪っていきます。そんな中も、できるだけ楽しく、しなやかに毎日を過ごしたい。そのためにいちばん簡単にできることは、仕事服の見直しかもしれません。
Oggi7月号では、おしゃれプロが「梅雨」を乗り切るためにやっていることを特集しています! 今回はその中からちょっとだけピックアップしてお届け♪
Q.雨の日コーディネートのポリシーはなんですか?
A.スニーカー+きれいめ服でカジュアル感を減らして
showroom SESSIONプレス 白野あゆみさんが答えてくれました!
スニーカーに頼りがちな雨の日。いかにも『雨対策です!』という服にはしたくないので、足元がカジュアルなら、素材やディテールに女らしさのあるトップスをチョイス。雨の日はコーディネートが野暮ったくなりがちなので、爽やかな色をMIXしたきれいめを意識するのが私の定番です。
「SAYAKA DAVIS」のワンピース¥52,000・「ADAWAS」のパンツ¥28,000・「OAD NEW YORK」のバッグ¥35,000・「Athena New York」の傘¥21,000(ショールーム セッション) 靴¥14,800(シシ〈シシ〉)、ピアス¥32,000(エスケーパーズ〈MODERN WEAVING〉)、ブレスレット¥13,000(KAORU ルミネ有楽町店〈KAORU〉)
Q.土砂降りの日の足元に欠かせない名品は?
A.『ADAM ET ROPÉ』のフェイクスエードパンプス
スタイリスト 川上さやかさんが答えてくれました!
▲一見リアル? と思うほど本格的な質感が秀逸!
レインシューズといえばエナメルのものが多い中、このフェイクスエードパンプスは『雨の日感』ゼロなのが大きな魅力。撥水&防汚加工が施されているため、晴れの日と同じ気分で履けるんです。脚をきれいに見せる甲浅のポインテッドも使いやすい。パンツも、ポリエステル混のものをチョイスして雨に強い組み合わせを意識。通勤服が『THE・雨の日用』になってしまうのを避けるため、いつもどおりのテイストに機能がプラスされたものをMIXするようにしています。
靴¥11,000(アダム エ ロペ) 傘¥15,000(トラディショナル ウェザーウェア 青山ウィメンズ店〈トラディショナル ウェザーウェア〉) 「UNIQLO and JW ANDERSON」のシャツ・「GALERIE VIE」のニット・「M・fil」のパンツ・「エバゴス」のバッグ・「シャルロットシェネ」のイヤリング・「ドゥジャガー」のリング/本人私物
Q.晴れていたのに突然の雨…不安定な天気の工夫は?
A.雨に強い撥水加工のワンピースで女らしく! 足元もサンダルで雨仕様に
emmiプレス 上枝みどりさんが答えてくれました!
雨が止んで蒸し暑くなることも多い不安定な日は、ノースリーブのワンピースにカーディガンを肩掛けすることで、温度を調整するのが私の鉄板コーデ。このワンピースも実は撥水加工の施された生地を使用しているため、跳ね返りによって裾が汚れることもなくて安心してはけるんです。一見すると機能服に見えないところもお気に入りです。足元には今っぽさたっぷりの〝NIKE〟の『プラクティスク』のサンダルを合わせて、感度の高いスポーティ感をMIX!
「エミ アトリエ」のワンピース¥21,000・カーディガン¥13,000・「NIKE」のサンダル¥6,500(エミ ニュウマン新宿店) 「ミラ オーウェン」のバッグ・「スナイデル」のピアス・ヴィンテージのリング・「Athena New York」の傘/本人私物
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2019年Oggi7月号「おしゃれプロは『梅雨』をこれで乗り切ります!」より
撮影/遠藤優貴(MOUSTACHE) スタイリング協力/佐々木玲奈 ヘア&メイク/久保フユミ(ROI/白野さん分)、深瀬介志(Sui/上枝さん分)、桑野泰成(ilumini./川上さん分) 構成/正谷優貴
再構成/Oggi.jp編集部