「ナイスショット」っていつ言うの!?
みんなが気持ち良く、一日プレーを楽しむ為に重要なのはラウンド中の「声かけ」。実はとっても難しいんです。私がこれまでの接待ゴルフやゴルフ合コンで培った経験を踏まえ、ゴルフビギナーでも簡単にできる「声かけマナー」をまとめてみました!
■「ナイスショット」が一番難しい・・・
はじめてお会いする方とのラウンドで「ナイスショット」を言うタイミング、これがなかなかの難関! というのはその人にとって「ナイスショットかどうかわからない!!」からなんです。
すごく綺麗な打音でも、その人にとってはミスショットだったり・・・
真っ直ぐ飛んだように見えても、その人にとってはベストではなかったり・・・
18ホールのスコアが100の人と、70の人ではナイスショットのレベルが違いますよね。
打った後に「うん、上手くいった!」とか言ってくれれば「ナイスショット」とこちらも思いきり声がけできるんですが、それ以外のときは声がけにも迷いがあります。
■「ナイスショット」の代わりに何て言う?
声がけって、ちょっと上から目線の評価になりがち。なので私は“自分が感じたことをそのまま言う”事にしています。
「ナイスフェアウェイ!」「まっすぐ飛んでますね!」「綺麗な打音!」「すごく飛びましたね!」などなど。「ナイスショット」ではなく、見た事実をストレートにコメントするのがポイントです。
ティーショットのときに「今日イチですね」「午後イチですね」という声がけも使えるので覚えておきましょう。
■トラブルショットのときは、なんて言う?
お相手がラフやバンカー、林に入ったトラブルの時は、こちらの声がけも神経を使います。「次、狙いやすいですね」や「ラフが深そうだけど、●●さんなら打てますよ」など、前向きなエールを送る気持ちで言いましょう。
池やバンカーの方向に打って、入ったかどうか分からないとき「入ったかもしれませんが、ボールがあるか見に行きましょ♡」など、期待するような声がけできたらポイント高いです。
■ナイスショット以外のナイス●●●もあるんです。
バンカーからボールが出た時は「ナイスアウト」
グリーンでカップインした時は「ナイスイン」
パーやバーディなら「ナイスパー」・「ナイスバーディ」などなど。
ホールアウトして、打数を申告している移動中のカートで言うのがベストタイミングです。
注意が必要なのは「ナイスボギー」人によってナイスではないんですが、例えばトラブルがあったのに+1打でセーブできたり、ゴルフを始めたばかりの方にはボギーがナイスな事もあります。
重要なのは『相手を思う気持ち』。自分が言われたら嬉しくなる声がけをして、18ホール最後まで、みんなが楽しくラウンドできるように心がけましょう♪
Oggi GOLF部 吉川千晶
1991年生まれ千葉県出身の27歳。人気キャラクターグッズの商品企画を経て、丸の内界隈の秘書に転職。サマンサゴルフ部をキッカケに、ゴルフ場で過ごす非日常でハッピーな休日に魅せられて、ゴルフ歴は早5年。奇跡の100切りから4年、平均スコア120台をさまようエンジョイゴルファー。
Instagram:chiaki_golf