スタイリスト高橋リタさんが、理想の「グッドガール」な着こなしが叶う12のメソッドを、毎月ひもといていて紹介していく連載企画。今回はネオンっぽさに惹かれる「春のきれい色」コーデ3選をご紹介!
【ネオンなきれい色|cheerful color】の極意
きれい色:ピンクやオレンジ、イエロー、グリーン、ブルーなどビビッドな色合いを着こなしに取り入れるのは、グッドガール流コーディネートをつくるアプローチのひとつ。この春はちょっとネオンがかったハッピーな色が気分。
靴¥154,000(ブルーベル・ジャパン〈マノロ ブラニク〉) ニット¥105,000(マディソンブルー〈マディソンブルー〉) バッグ¥117,000(ピエール アルディ 東京〈ピエール アルディ〉)
「冬から春へ…。私のワードローブに、春の訪れを告げるのが『きれい色』。どうしてもダークカラーが中心になりがちな冬の着こなしを一新し、私にとって季節の変わり目の気分を代弁するエッセンスのひとつ。今シーズンのきれい色は、ちょっとモードでポップな『ネオン』っぽいトーンに進化しているのが特徴。ともすれば華美になりすぎるビビッドな色をグッドガール流に取り入れる絶対的なルールが、『ベーシックなカジュアルに落とし込む』ということ。このテクニックなら着こなしやアイテムはとことん定番だから、旬の色を取り入れても悪目立ちしません。
きれい色をふんだんに使った、私的スタイルのルーツは、’70年代のファッションにあります。パキッとしたくすみのない色を選ぶ点や、色×色の配色は、その時代の写真集や、ジャッキーのスタイル、アメリカドラマ『奥さまは魔女』の主人公サマンサの、ポップだけど上品な取り入れ方がお手本。ピンク×グリーン、ラベンダー×ピンク、ターコイズ×イエローなどの大胆でありながらも上品な配色はまさに真骨頂! 時代を超えて支持される配色だと思っています。
着るだけで元気になり、肌ツヤや笑顔、周りの人にもハッピーなオーラを放つ、きれい色効果を上手に取り入れて、だれからも愛されるグッドガールな着こなしを実践してください」(髙橋リタさん)
【1】新鮮!ピスタチオカラーのクロップドパンツ
ポイントは白小物を散りばめることで清潔感のある印象に仕上げること!
コーデ詳細:ピスタチオカラーのパンツと定番カラーのコーディネート
【2】デニム×きれい色の王道でハッピーオーラも全開に♡
あえて足元に全然違うイエローを加えれば、きれい色同士の相互作用で着こなしがぐっと特別なものに!
コーデ詳細:チアフルなネオンピンクが着たい♪
【3】同系色カラーの配色で鮮度を高めて
きれい色同士を掛け合わせた提案がこちら。ポイントは、色の彩度を合わせること。くすまないようにクリアな色同士を選んで!
コーデ詳細:イエロー×オレンジの大胆な配色に♡
Oggi3月号「髙橋リタ 12 Rules to be a GOOD GIRLL!」より
撮影/生田昌士(hannah/モデル)、佐藤 彩(本)スタイリスト/髙橋リタ、来住昌美(本) ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.)モデル/矢野未希子(Oggi専属) 構成/矢野絵梨佳(HATSU)
再構成/Oggi.jp編集部