自転車にも保険が適用されます
通勤や通学、買い物、レジャーなど、身近で手軽に利用できる自転車ですが、自転車事故に関する裁判が多くなっていることを受け、自転車保険への加入を義務化する条例を設ける自治体が増えています。そこで、自転車保険を取り扱うau損保が、各都道府県ごとに自転車保険の加入状況を調査。結果をご紹介します。
自転車保険への加入率は全国で56%
「あなた(家族も含む)は自転車の事故に備える保険(個人賠償責任保険等)に入っていますか」という問いに、「加入している」と「おそらく加入している」を合計した加入率は、全国で56.0%と過半数。条例で義務づけている自治体と義務づけていない自治体に分けて見てみると、義務化地域で64.3%、非義務化地域で49.8%となりました。
※加入率=「加入している」「おそらく加入している」の合計回答者数/各都道府県の全回答者数
※小数点第2位を四捨五入
自転車は、運動や交通混雑にあいにくかったり、お財布に優しい便利な乗り物。しかし、車同様に命に関わる事故に発展する危険性があることを改めて考えたいですね。交通安全を守るとともに、自分や家族が自転車事故を起こしてしまった場合への備えをぜひご検討してみてください。
【調査概要】
調査:au損害保険株式会社
調査方法:インターネットによるアンケート調査
対象者:調査地域に居住している自転車利用者
対象地域:日本全国
回答者数:20,811人(人口比率に配慮し選定)
実施時期:2018年12月27日~2019年2月11日
※「義務化地域」には、都道府県単位で自転車保険加入を義務化している埼玉県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、鹿児島県と、県内の市が義務化している神奈川県(相模原市)、石川県(金沢市)、愛知県(名古屋市)を含む。
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