海外に住んでも悩みは尽きない
旦那の仕事の都合で・・、海外駐在妻というと聞こえはいいけれど、実は大変! 今回は20代〜40代の駐妻が体験した大変なこと・面倒だったことをご紹介します。
■在住者同士のネットワークが面倒!
どこの国においても必ずあるのが駐妻ネットワーク。
仲良いサークルのようにできればいいのですが、年代も様々で、旦那さんの職種や役職も様々です。どうしても旦那の仕事に基づいて、グループ内でも上下関係が生まれやすい。その上マウントを取ってくる人もいて、とても気を遣います。
お互い生活リズムも拠点も同じ様なところなので、本当は参加したくない行事でもなかなか断りづらくて困ってます。(20代・Nさん)
■噂がすぐ広まる
日本でも田舎だとすぐに噂が広がると言われていますが、海外在住者も一種の村のような感じなので、噂がすぐに広がります。病気になったとか、何を購入したとか、どこに行ったとか、1人に話すだけで、すでに知り合いは知っている、みたいな。笑
旦那と喧嘩したときも、旦那が会社の同僚にそのことを話しただけで、後日知人の駐妻さんに会った時に「もう仲直りはしたの?」なんて言われて。旦那には一切家庭のことを外部で話さないで! と言いました。(30代・Yさん)
■落ち着くはずの家なのに
社宅のような感じで、会社の用意したレジデンスに住んでいたのですが、同じレジデンスに旦那の上司や先輩家族も住んでいるわけで…。しょっちゅう顔を合わせなければならないし、家にお呼ばれしたり、しなければいけなかったり。清掃スタッフがいるにも関わらず、玄関前は新入りが掃除するルールもあって本当に面倒でした。
子供ができて、現地で育てる予定でしたが、日系幼稚園や日本人学校へ入れたときのお付き合いも苦労が絶えないのかな、と思い、旦那には申し訳なかったですが先に日本へ帰ってきました。(20代・Sさん)
■旦那の帰りが遅い
日本の頃より飲み会や会食が多くて、旦那の帰りが遅いのがストレスです。日本から出張でくる方のアテンドも多いせいですよね。
SNSでも知らない現地人の女性と友達になっていたり、いわゆる“女の子のいるお店”に行くことが多くなったと思います。
他の駐妻たちはネイルとかエステとか、駐妻同士で食事に行ってストレス解消されていますが、私は元々人付き合いも苦手なタイプなのでどんどんストレスが蓄積します。(40代・Mさん)
以上、駐妻事情でした。
「駐在妻」…一見聞こえはいいですが、みなさん悩みは様々ですね。
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ストウ
保険会社法人営業約3年勤務。事務職への転職を機にライターに転身。
現在は、保険をはじめさまざまなジャンルについて、ウェブや雑誌など各種メディアに寄稿している。