澤穂希さんや倉木麻衣さんも登場したイベント初日の様子
「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」は、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催500日前を迎え、東京2020大会に向けた気運醸成と東京の魅力を発信するため実施されるイベント。
約8分間のプロジェクションマッピング映像は、東京2020大会時には会場エリアとなる有明の「東京ビッグサイト」と「パナソニックセンター東京」の壁面に、4日間に渡り投影されるほか、大会応援メッセージ「500 DAYS TO GO MESSEGE WALL」も投影されます。
初日となる21日には、「東京ビッグサイト」と「パナソニックセンター東京」を結ぶ「シンボルプロムナード公園 イーストプロムナード 石と光の広場」で、オープニングセレモニーが開催。女子サッカー界からレジェンドの澤穂希さん(アトランタ1996大会、アテネ2004大会、北京2008大会、ロンドン2012大会出場)と、歌手の倉木麻衣さんが出演しました。
まず、イベントは、大学合同アカペラサークルライブ「50Fes」に参加する学生たちのオープニングアクトで始まりました。6名のメンバーがステージに登壇し、アカペラで坂本九さんの「明日があるさ」を歌い始め、歌が進むにつれて、ステージ周辺の一般来場の中に紛れていたメンバーたちが自然発生的にパフォーマンスに合流するというフラッシュモブ展開で来場者を魅了。ラストは、ステージおよびその周辺に集結したメンバーたちが大合唱を繰り広げました。
続いて、澤さんによるミニトーク。マイクを持った澤さんは、開幕まで500日と聞いて、「2013年に開催が決定したときは、まだまだ先だと思っていたのですが、もう来年ということで、すぐなのですね。ドキドキ、ワクワクしています」と感慨深そうに語りました。
一方では、アスリートたちにとっては、これからが「最後の戦いで大変な時期」といい、「本番でベストの状態で戦うことは難しいのですが、選手のみなさんには本番でベストを尽くしてもらるように頑張って頂きたいです」と期待を言葉に。
澤さんは、東京2020大会では、初採用の4つの種目(空手/スケートボード/スポーツクライミング/サーフィン)に期待しているそう。また、過去4回の出場で、「予選敗退」(アトランタ1996大会)、「ベスト8」(アテネ2004大会)、「4位」(北京2008大会)、「銀メダル」(ロンドン2012大会)と着々と順位を上げている女子サッカーが話題にあがると、「オリンピックでメダルを取ることは簡単ではないのですが、自国開催でもありますので、みなさんの力を借りて、ぜひ、金メダルを取ってもらいたいです」と、“金メダル”と具体的な目標を口にして、期待を語りました。
続いて倉木麻衣さんが登場。「もうすぐですね。私もワクワクしています。選手のみなさんはメダルを獲得しようと日々、頑張っていらっしゃると思います。みなさんの夢が形になってほしいです。世界の方たちが日本に来て、『日本で開催してよかったな』と思ってもらえるオリンピック・パラリンピックになればなと思います。私も音楽で応援させていただきたいと思います」と倉木さんも声を弾ませました。
あいさつが終わると、いよいよ、ミニライブに。倉木は「短い時間ですが精一杯、心を込めて、選手のみなさんに声援を届けていきたいと思います。2020年! オリンピック! パラリンピック! みなさん、一緒に応援して行きましょう!」と告げ、『Stand Up』、『ベスト オブ ヒーロー』の2曲を続けて熱唱。
澤さんは「かっこよかった」と、間近で体験した倉木さんのライブに感動。
倉木さんがライブを行っている間に、夜のとばりがすっかり落ち、いよいよ、メインイベントとなる約8分間のプロジェクションマッピング「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」が投影される時刻に。
東京ビッグサイトのシンボルともいうべき逆三角形が左右に連なった会議棟の壁面に「10」から数字が表れ、会場が一体となって、「3、2、1、スタート!」の掛け声をあげ、投影が始まりました。
プロジェクションマッピング「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の気運醸成と東京の魅力がテーマ。和の雰囲気をさそう映像の中で東京のさまざまな風景が紹介。
来場者は、万華鏡の奥を覗くような感覚で見とれていると、スポーツの祭典をイメージさせる荘厳な音楽とともに、選手たちや、オリンピック・パラリンピックの名場面が映し出されました。
終盤には、壁面に巨大な打ち上げ花火が投影され、「500」と表示された数字が「499」、「498」と次々とカウントダウンされていく演出で、来場者を魅了。
「TOKYO VISION ~500 Days to Go! Night~」に見とれていた澤さんは、投影が終わると、「なんだか選手に戻ったような気分になってしまいました。『今から戦うのだな!』という感じの勢いになってしまいましたね。気持が高まります」と大興奮の様子。
倉木さんも、開口一番、「感動しました。もう1回見たい」と。さらに「たくさんの方に観て頂きたいです。『前に、前に!』と、気持ちがどんどんわき上がってくるような、とても情熱的なプロジェクションマッピングでした。この先、わくわくした気持ちで2020年を迎えられそうです。オリンピック・パラリンピックがすごく楽しみになりました!」と声を弾ませていました。
「TOKYO VISION~500 Days to Go! Night~」の開催期間中、来場者が、東京ビッグサイトと、 パナソニックセンター東京の2会場の『特設フォトブース』にて、東京2020大会や選手に向けた約5秒間の動画の応援メッセージを撮影することが可能。撮影された応援メッセージ動画は、東京ビッグサイト、パナソニックセンター東京の壁面に投影されます。
【『特設フォトブース』での撮影時間】
パナソニックセンター東京:3月21日(木・祝) 13:00~16:30、3月22日(金)~24日(日) 14:00~17:30
東京ビッグサイト:3月22日(金)~24日(日) 14:00~17:30
【プロジェクションマッピング実施概要】
プロジェクションマッピングは、3月24日まで連日上映されています。
期間:3月21日(木)~3月24日(日)
場所:東京ビッグサイト、パナソニックセンター東京壁面
[東京ビッグサイト]
18時00分、18時30分、19時00分、19時30分、20時00分
[パナソニックセンター東京]
18時15分、18時45分、19時15分、19時45分、20時15分
東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会、楽しみですね。この週末、そのワクワクを高めるために東京ビッグサイトやパナソニックセンター東京にお出かけしてみるのもおすすめです!