【ZARA】さりげなく光を放つツヤ靴、冬コーデに効きます!
たぶん、おばあさんになっても好きなだろうな〜ってものが私にはいくつかありますが、そのひとつがローファー。
トラッド趣味な母の影響で、チェックの巻きスカートにローファーを履かされていた幼少期。でも本格的にローファーへの憧れを抱いたのは中学生くらい。公立中学に通っていた私の足元は、学校の規則で白スニーカー。たしか「ワンポイントまではOK」とかで、白のベースに赤のマークがついたナイキのスニーカーを履いて登校していました。ああ、懐かしい(笑)。そんな私は高校生の姉が制服に履いているローファーが、大人っぽく見えて羨ましくて。自分も幼いころ履いていたはずなのに。というわけで、私も高校は迷わずローファーを愛用する3年間でした。
今でも「いいな!」と思うローファーを見つけるとついつい足を入れてみたくなる。最近はZARAでそんな一足に出合いました。まず特筆すべきは色。ZARAのオンラインショップには『メタリックレザーモカシン』という商品名で掲載されていますが、メタリックというよりは渋くて墨がかった『いぶし銀』。
こちら購入したのは晩夏ですが、活躍頻度は冬のほうが断然高くて。タイツと靴の色合わせで悩むこの季節、『いぶし銀』ならどんなタイツでもどんとこいっ! ちょっとシアーな黒タイツ、マットなコットングレータイツ、カシミア入り白ソックスにだって…。冬の重たく単調なコーディネートも『いぶし銀』ローファーのおかげで、軽快なリズムが生まれるのです。
ああ、人でも靴でもわかりやすくギラついているより、こういうさりげなく光っているほうが好きなんだわ、私、と改めて気づかされました(笑)。
靴/ZARA ¥5,990
コート/INDIBRAND
ニット/GALERIE VIE
スカート/GOUT COMMUN(editstoreコラボです!)
エディター 小林 文
5年半の間営業職として勤めた会社を退職後、Oggi編集部へ。編集アシスタントを経て、Oggiのファッションエディターとして独立。リアル読者だったOL経験をいかして、日々楽しみながら邁進中。1985年生まれ、名古屋出身の32歳。インスタグラムは@kobayashi_bun