ゴルフマナーって難しくて、なんだか怒られてるみたいで怖い・・・
■ゴルフビギナーはこれさえ覚えれば大丈夫!
ゴルフ初心者で一番心配な事といえば「ラウンド時のゴルフマナー」。会社の上司から教えてもらった、これさえできれば怖くない! ゴルフマナーの基本講座です。
■グリーンでは走らず、フェアウェイでは走る!
これ最初見たときに「アレって?」って思いませんでした? ゴルフって走るの、それとも走らないの? どっち??
答えは・・・・両方正解です!
グリーンとは、各ホールで最終的にカップインを目指す、フラッグがあるきれいに刈り込まれたグリーンのエリア。このグリーンの芝は、常に整備されている、とてもデリケートな場所。クラブもパターしか使用してはいけません。足を引きずって歩くなんてことも、もちろんNG!
「グリーン上は静かに、丁寧に、早足で」
走ったらグリーンが傷つくので、静かに早足でホールアウト(各ホールのプレーが終わって移動する事)を心がけましょう。後続のプレーヤーが待っているので、ホールアウトは素早く立ち去るのがマナーです。
■コースでは、打つ予定のクラブを3本持って走る!
1打目のティーショットを打ったら2打目以降は、使う予定のクラブを最低でも3本は持ってフェアウェイへ。グリーンに一気に近づくために飛距離の出るクラブ(フェアウェイウッド、ユーティリティ、アイアンなど)を持つのが一般的。ゴルフビギナーさんで打数が多い人は、打ったらがんばって走る!!
そしてグリーンに近づいたら(100ヤード以内)短いクラブに変更、アプローチやパターなどを準備します。
■大切なのは、一緒にラウンドしている人のプレー
特にグリーン上で大切なのは、ボールとカップを直線で結んだ「ライン」。
他人のラインは踏まない事、そして自分のマーカーが邪魔になりそうだったら、打つ人に確認して位置を移動させます。移動の方法はパターのヘッドを使って、パターヘッド1個分、右か左にずらして、元の位置がわかるように動かしましょう。
他の人がパターを打つ時は、静かに、そして動いたり、自分の影が邪魔にならないよう慎重に。
パターは集中力が勝負! 打つ人の邪魔にならないよう静かに見守りましょう。
■グリーン周りで最大限の気遣いを!
グリーン近くになったら、自分のパターはもちろんですが、他の人がパターを準備しているか確認して、カートから持っていきましょう。カートに戻る手間も省けて時間短縮になります。
みんなのボールがグリーンに乗ったら、フラッグを抜きます(2019年のルール改正で、フラッグを抜かずにプレー可能になりました。どちらでも良いので同行者に確認しましょう)。ロングパットの場合、遠くからだとフラッグを抜いたらカップが見えない事も・・・で、ここで気が効く一言
「見えますか~~?」
この一言で、気が利くできるゴルファーです! 遠くて見えてなければ、打つ時までは目印にフラッグを挿したまま、パターを打ち出したら、そっと抜いてグリーンの縁に静かに置きます。置く位置も全員のパターの邪魔にならないところに置きましょう。
■ここまでできたら、ゴルフマナー美人
自分がカップインしたら、最後の人のパターが終わるまでフラッグを持っています。パターが終わった人から、素早くホールアウトできるように、全員のパターカバーやクラブなど拾っておくと良いですね。ホールアウトの時は忘れ物もしやすいので、先にプレーが終わった余裕のある人が同行者のサポートをするとスムーズです。
いかがでしたか?
ゴルフは社交性が求めれるコミュニケーションのスポーツ。一緒にラウンドする人が気持ちよくプレーできるように意識して、マナー美人を目指してくださいね
Oggi GOLF部 吉川千晶
1991年生まれ千葉県出身の27歳。人気キャラクターグッズの商品企画を経て、丸の内界隈の秘書に転職。サマンサゴルフ部をキッカケに、ゴルフ場で過ごす非日常でハッピーな休日に魅せられて、ゴルフ歴は早5年。奇跡の100切りから4年、平均スコア120台をさまようエンジョイゴルファー。
Instagram:chiaki_golf