スタイリスト高橋リタさんが、理想の「グッドガール」な着こなしが叶う12のメソッドを、毎月ひもといていて紹介していく連載企画。今回はエルメスの小物で魅せるグッドガールスタイルをご紹介。
エルメスの小物で魅せる! グッドガールスタイルの真髄
【エルメス|HERMÈS】
エルメス:1837年に馬具工房として誕生した、クラフツマンシップが宿るメゾン。スカーフをはじめ、グッドガールスタイルのベースにもなる上品かつ知性を感じさせる製品は、時代を超えて永遠に愛され続けているものばかり。
バッグ[モザイク24/縦17×横16×マチ6cm]¥916,000・スカーフ[クーペ・ドゥ・ガラ/90×90cm]¥56,000(エルメス ジャポン〈エルメス〉)
【エルメス|HERMÈS】の小物で魅せるグッドガールスタイルの真髄
「今月のテーマは、リタ的グッドガールな着こなしの核でもあり、どんな時代やトレンドにもフィットして、かつ半歩先のおしゃれを提案してくれる『エルメス』の小物について。世代を超えて愛されるメゾンだからこそ、Oggi読者の人たちにはあえてベーシックに使うよりも『外し』として効かせ、自分らしいバランスで取り入れることをオススメします。
たとえば、今回取り上げたバッグや『カレ』は色選びで、ローファーはデザインで…と、ひとくせあるディテールものを選ぶのがポイント。根底にクラシカル&トラッドの要素があるので、遊び心があるアイテムでも、エルメスならではのオーラや上品さは健在。いつものベーシックな着こなしのアクセントとして、効果的にトッピングすることができます。
私が愛用しているのは、母から譲り受けたボックスカーフのバッグ『ケリー』。職人の手仕事が感じられ、メンテナンスをしながら、親子代々受け継ぎ、ずっと使えるのも歴史あるメゾンのバッグだからこそ。ただ、そのまま使うと今のカジュアルな気分には合わないので、新作のストラップやカレを巻いてアレンジするなど、きちんとアップデートして、テイストミックスなコーディネートを楽しんでいます。
せっかくの名品だから、いろいろなシーンで使いこなしたい、そう考えるのなら、定番的なアイテムを選んでもOKですが、色やディテールなどでちょっとだけ冒険したものにトライするほうが、実は着こなしのアクセントにもなるし、おしゃれの幅がぐーんと広がって楽しいそんな視点で、エルメスの小物をぜひチェックして取り入れてみてください」
新作バッグ【モザイク24】
新作のバッグ「モザイク24」はアプリコットオレンジを選んで! ブリティッシュトラッドを今年らしくアップデート。
コーデ詳細:新作バッグ【モザイク24】
スタッズ付きローファー
展示会でフォーリンラブ♡ スタッズ付きのローファーは、いつものデニムスタイルに大人のモード感を加味してくれる。
コーデ詳細:スタッズ付きローファー
スカーフでヘアアレンジ
王道のシャツ×パンツのコンサバスタイルを、頭に巻いたスカーフでリラックスカジュアルに。
コーデ詳細:スカーフでヘアアレンジ
Oggi12月号「高橋リタの12 Rules to be a GOOD GIRL!」より
撮影/生田昌士(hannah/モデル)、佐藤 彩(本) スタイリスト/髙橋リタ、来住昌美(本) ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/矢野未希子(本誌専属) デザイン/髙橋桂子 構成/矢野絵梨佳(HATSU)
再構成/Oggi.jp編集部