家で洗濯できるか出来ないかは、【家庭洗濯不可マーク】のチェックから!
このマークに注目!
「お手入れで失敗しないコツは、〝洗濯表示〟を確認すること。自己判断せず、まずは表示を確認。上の〝家庭洗濯不可〟マークがなければ、おしゃれ着でも洗濯機〝おうちクリーニングコース〟と、おしゃれ着用洗剤を利用して、洗濯機で洗うことができるんです」(花王 PR担当/河野千絵さん)
【家庭洗濯可の場合】
Q.おうち洗濯のコツは?
用意するもの
・ハンガー
・洗濯ネット
洗剤液をよく浸透させる
▲汚れた部分を外側にして畳み、洗濯ネットへ。目の粗いネットの方が洗浄力は高くなる。首元、そで口など汚れが特に気になる箇所へは洗剤の原液をつける。
脱水は短く15~30秒で
▲「脱水」は洗濯機のいちばん短い設定時間でOK。柔軟剤を加え入れると生地の肌触りが格段に良くなるので使用するのがおすすめ。
必ず陰干し
シワを防ぐため、脱水したらすぐ取り出す。紫外線で変色、変形するものもあるので必ず陰干し。自重で伸びないよう平干しが基本だが、ハイゲージの軽いニットなどであればハンガーかけもOK。
Q.流行のトレンドボトムを洗うときは?
プリーツスカートをはじめとしたボリュームボトムの洗濯は、型崩れが心配。でも、最近の生地の技術革新も進んでいるので、通常のおしゃれ着洗いの手順を守ればほとんど問題ない。ネットに入れるときは、2つ折りでOK。干すときは筒型に干して。
【家庭洗濯不可の場合】
Q.たとえば異素材ミックス服。どうケアするのが正解?
「デイリーには、衣料用ミストとブラシでケア。定期的に〝洗剤ぶき〟するのがおすすめです」
用意するもの
・ハンガー
・洋服ブラシ
・アイロン
・タオル
帰宅したら即ケア
▲脱いだらすぐにケアするのがミソ。洋服ブラシでホコリや汚れを落とし、毛並みを整える。消臭・除菌効果のある衣料用ミストを全体にスプレーし、あとはひと晩ハンガー掛けしておくだけ。
+αで「洗剤ぶき」を!
▲襟ぐりやそで口などの汚れが気になる部分は、定期的に洗剤ぶきするのがおすすめ。おしゃれ着用洗剤の希釈液で絞ったタオルで、気になる部分をふく。最後に清水で絞ったタオルで清めぶきして、干す。
Q.流行の「ベロア」はどうする?
アイロンのスチームが活躍
▲ベロアやモヘアニットなど、毛足の長いものはスチームの蒸気をたっぷりかけることで、ふんわり形を整えることができる。ウールやカシミアニットなどにもおすすめのお手入れ方法。
2017年12月号「必要なのはジェニックで洗える服!」より。
本誌掲載時スタッフ:撮影/蓮見 徹 スタイリスト/兵藤千尋 構成/村上花名(本誌)
再構成:Oggi.jp編集部
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