超コンサバな母に育てられた私にとって、幼い頃からパールはとても身近な存在でした。
20代の頃は、母のパールをリメイクしてもらい自分でデザインして作ってもらっていたくらい。長さが変えられる120cmのロングネックレスは私のコーディネートに欠かせないアイテム。
母のマインドを持ちながらも、今の時代やスタイリングに馴染ませる… 秋を意識し始めるスライド時期には、Tシャツにパールをさりげなく着けるのが、もはや私の中の定番。
10何年前には高価なパールしか手に入らなかったけれど、今は値段も着け方ももっとラフ。久しぶりにコレ! と思えたシンプルなパールネックレスは長さも粒の大きさも絶妙。
気負わずにスキンジュエリーとミックスして着けるのが、更新された今の気分! それ自体が持つエレガントさを味方につけて、パールスタイリングをもっともっと楽しもう。
パールネックレス ¥20,000/Lilas by Spick & Span
スタイリスト 金子 綾
1979年生まれ。大学卒業後、女性誌のエディター見習いからスタイリストの道へ。現在はOggiを中心にさまざまな女性誌で活躍するほか、ブランドとのコラボ商品開発などにも携わる。程よくエッジが効きつつもリアルなアイテムを選ぶ審美眼に注目が集まっている。スタイルブック『a nuance』(小学館)が発売中。Instagram:@ayaaa0707