【アロマオイル・精油】をもっと手軽に使いたい! 今からマネできる6つのこと
病院にかかるほどではないちょっとした不調である「未病」に対処したり、病気を予防したりする伝統療法=植物療法(フィトテラピー)。なかでも私たちになじみ深いのは、精油を使ったものかもしれません。
「部屋を清潔に保ちたいとき、抗菌力を高めたいときなど、毎日の暮らしにも役立つ精油。精油のよい香りは、生活に潤いをもたらしてくれます」と、植物療法士の南上夕佳さん。
精油って、少量ずつしか使わないのでなかなか減りませんよね。良質なものはそこそこのお値段がするので、せっかくならフル活用したいもの。そこで、“植物の力を取り入れて健康的に女性らしく生きる”ライフスタイルを提案している『からだとこころの不調をととのえる初めてのフィトテラピーノート 自然ぐすり生活』(南上夕佳著/ワニブックス)から、日常に簡単に取り入れられる精油の活用方法をご紹介します。
■1:精油でおそうじ
精油2~3滴入れた水で雑巾を絞って拭きそうじ。ペパーミントなら除菌効果もあると言われています。
■2:マスクやハンカチに垂らす
鼻づまりならユーカリの精油を。風邪が流行る時期は、ティートリー&ユーカリでバリア。
■3:ホテルの枕元にも
リラックス効果のある柚子やベルガモットなどの精油をティッシュに垂らして香りを拡散。
■4:呼吸器系の症状に
家族に風邪をひいた人がいたら、お湯にティートリーやユーカリのオイルを垂らして吸入。
■5:手足を温めて血行促進
風邪でお風呂に入れないときは手浴や足浴を。マジョラムと天然塩を混ぜ入れて。
■6:ハンドクリームに香りをプラス
500円玉大の無香料ハンドクリームに精油を1滴。自分好みの香りにチェンジ。
書籍『からだとこころの不調をととのえる初めてのフィトテラピーノート 自然ぐすり生活』には、精油だけでなくハーブティーやサプリメントなど、植物を使った“おばあちゃんの知恵袋”的な伝統療法を上手に取り入れる様々な方法が紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
初出:しごとなでしこ
教えてくれたのは…南上夕佳さん
植物療法士/ルボア フィトテラピースクール 副代表/INTIME ORGANIQUE by leboisインストラクター。インストラクター。ホルモンバランスを崩したことをきっかけに植物療法専門校「ルボアフィトテラピースクール」にてAMPP(フランス植物療法普及医学協会)認定資格を取得。日本における植物療法の第一人者森田敦子に師事。自身の体験を活かし女性のライフステージに合わせた健やかな美しさと幸せをテーマに、老舗百貨店やレストラン、企業で数々のセミナーやカウンセリングを行う。最新著書『からだとこころの不調をととのえる初めてのフィトテラピーノート 自然ぐすり生活』が好評発売中。