「顔冷え」でコラーゲンやエラスチンがピンチに…!
まだまだ暑さが続く日々ですが、朝晩は秋らしい涼しい風が吹くこともありますよね。これから気温が徐々に下がっていくなかで、気をつけるべきは体を冷やさないこと。
冷えが肌に与える影響を金沢医科大学総合内科 准教授の赤澤純代先生にうかがいます。
「冷えは、内臓だけでなく肌にもダメージを与えます。特に、常に外気でさらされている顔は、ダイレクトに気温の影響を受ける部位です。冷えた空気に長時間さらされることで、皮膚の真皮まで届いている毛細血管の血流が悪くなり、細く弱い毛細血管に十分な血液が流れない状態が続くとクモの巣のような『縮れ血管』や、毛細血管が衰え、血液が流れていない『ゴースト血管』も増え、コラーゲンやエラスチンを産み出す線維芽細胞(せんいがさいぼう)へ十分な酸素や栄養が届けられません。
肌のハリと弾力を支えているのは真皮にあるコラーゲンとエラスチンですが、なかでもエラスチンは『弾力繊維』と呼ばれるだけあって、コラーゲンを束ねることで肌の弾力を保っています。
しかし、血流不良や酸化ストレスで、エラスチンを分解する好中球エラスターゼの活性が上がります。つまり冷えは、エラスターゼの活性を上げ、たるみやシワにつながっていきます。
血流を良くしていくことで毛細血管を鍛え、細胞での呼吸を十分に行うことができれば、若々しい肌を維持することができます」
エラスチンを減らさないためのスキンケア
肌にとって大切な「エラスチン」を減らさないために、日頃のスキンケアで補う方法があります。おすすめなクリームはマキアレイベルの「エクストラセットクリーム17」。
「エクストラセットクリーム17」に配合されたエンドウ種子エキス「エラスキープw」が皮膚を支える傘状エラスチンと結束エラスチンを保護し、肌のハリ、弾力を改善。
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体を冷やすことが体調だけでなく、肌も不調にしているとは…コラーゲンやエラスチンを減らさないためにも、秋冬に冷やさないように気をつけましょう。
初出:しごとなでしこ
教えてくれたのは…赤澤純代医師
金沢医科大学総合内科 准教授、金沢医科大学病院 集学的医療部 女性総合医療センター 副センター長。1992年金沢医科大学卒、94年~東京大学第三内科研究医として活動。母校の循環器内科助手を経て2002年に石川県初の女性外来を開設。
石川県との連携事業、金沢医科大学と金沢市の提携事業など女性が幸せになると家族が元気になると信じ活動を推進。日本抗加齢医学会理事、脳心臓抗加齢医学研究会評議員、日本女医会理事、石川県女性医師支援センターコーディネーター。