目印は「鮎料理」ののぼり旗!
今回紹介する『明星漁業生産組合』は養殖場直営の食事処。栃木県さくら市の国道293号線沿いにあり、飲料水になるほど澄んでいる上質な豊かな地下水を使って、鮎を育てています。
道路沿いにいきなりお目見えするのですが、注意深く走っていないと気づかない場所なのです。自家用車やレンタカーでアクセスするのがおすすめ。
お店は道路から奥まった位置にあるので、訪れる際には、“のぼり旗”を目印にしてくださいね。レアな場所を見つけたワクワク感があり、旅気分が盛り上がります♡
「鮎ってこんな料理にも合うんだ!」驚きの連続
今回いただいたのは、3,240円のコース料理。「ひととおりの料理が入っています」ということで、お得感アリ!
塩焼き、刺身、一夜干し、天ぷら(またはフライ)、“あゆめし(鮎の炊き込みご飯)”、子持ち鮎甘露煮、鮎こくまでいただける鮎づくしの構成。定番の塩焼きは、2尾もついてきます。そのほかに、小鉢2種と果物付き。お得感満載です!
締めのお味噌汁(鮎こく)にも鮎が入っていて、その歯ざわりはまるで豆腐のように柔らか。フードアナリストの私ライター並木も「鮎って、こんな調理もできるんだ!」と驚きの連絡でした。
さて、絶品揃いのコースの中でも、特筆すべきは鮎のお刺身。くさみは「ゼロ」。つるんとしてコシのある歯ざわりで、とても柔らかい口当たりです。
醤油だけでいただいても美味しいのですが、現地の人によると酢醤油とわさびでいただくのがおすすめだそうで、いくらでも食べられるほどさっぱりした味わいでした。
思わず、お箸が止まらない! あっという間に完食しちゃいました。鮎のお刺身がこんなに美味しいことにも驚きながら、クセになるお味で「また絶対に食べたい!」と大感激の私なのでした。
シンプルな鮎の塩焼き定食もありますよ。塩焼き2本、小鉢2種、白飯、鮎こく、フルーツで、1296円。また私が食べた3240円のコース以外にも、2160円、2700円、3780円と多彩なコース設定があるので、食べたい量を考えて選んでみてください。
栃木県さくら市は、東北自動車道を使って東京から2時間ほどでアクセスできる距離感。週末を使ったプチ旅行先としても、おすすめです。
こちらの『明星漁業生産組合』で鮎料理をいただく際には、要予約。「家族でやっているので、できない時もあって…」とのことでしたので、事前に電話で確認してから訪れてくださいね。
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初出:しごとなでしこ
並木まき
ライター・時短美容家。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。