■1:思わずじーっと見てしまった旅の安全のお守り
アフリカを周遊していた時の事。
離陸前におもむろに隣の席のアフリカ系外国人がバッグから太い紐? の様なものをとりだし、腰のあたりにぐるぐると巻きだしたんです。
びっくりしたので、何を巻いたのかと聞くと、「飛行機が墜ちても助かるお守りを巻いた」とのこと。
他にも「銃から身を守る紐」や「腰痛がなおる紐」など、用途に分かれて色んなことから身を守る紐があるらしいです。
えーなんか効きそう! ちょっと欲しい! と内心思ってしまいました。詳しくは聞けなかったので、このお守りが、個人的なものなのか、民族的なものなのか、などは不明なんですけどね。
■2:飲み物を勝手にカートから!?
アジア圏の国内線に乗ったときの事。
中国系の方の団体が70%くらいを占める機内。離陸後、CAさんによるドリンクサービスがスタート。
通常はドリンクサービスは自分の番が来るまで待つ所を、その団体客はCAさんのカートから勝手に飲み物をがんがん取り出し、後ろの席の同じグループの人々に回しだしたんです。
途中でCAさんが止めましたが、後方の団体客からはコーラだの、ビールだのと、飲み物を前の客にリクエストする声がわーわーと上がり、機内はちょっとしたパニックに。
■3:目に見えないものだからこそエチケットが大事
日本人搭乗者ばかりの日本国内線を利用した時の事。
少し眠ろうかとうとうとしていたら、何か臭い! なんだろうと周りを見回したら、後ろの席の20代前半の女性がはだしの足を私の席の肘掛にかけていたんです。
残り1時間程だったので我慢してしまいましたが、いくらくつろいでいても足を前の席のひじかけに乗せるのはやめましょう。
■4:空の旅では、飲み過ぎ注意です
日本から韓国行きの機内での事。約20名ほどの年配客の団体と席が近かったのですが、ドリンクサービスが始まった途端、宴の様な雰囲気に。何度もCAさんにお酒のお替わりを頼んで、完全に飲み会と化していました。
楽しんでる分にはいいんですが、グループ内で口論が起きるなど微妙な雰囲気に。怒鳴ったり、絡んだり、そんな声に囲まれ現地に着く前に私は凄く疲れてしまいました。
お酒が無料だからと、飲みすぎは禁物。特に機内では酔いが回りやすいので気をつけましょうね。
海外に比べると日本の国内線は事件は少ないようですが、限られた空間を一緒に過ごす周囲の方へ迷惑になるようなことはしないようにしたいですね。
初出:しごとなでしこ
ストウ
保険会社法人営業約3年勤務。事務職への転職を機にライターに転身。
現在は、保険をはじめさまざまなジャンルについて、ウェブや雑誌など各種メディアに寄稿している。