電子レンジの正しい使い方! 食品がしっかり温まるのはどの位置!?
家電の延長保証制度の設計・運営を行うテックマークジャパン株式会社が、正しい電子レンジ(ターンテーブル式)の使い方について400人の男女にアンケート調査!
ターンテーブル式の電子レンジで食品を温めるとき、どこに食品を置くかを聞いてみたところ、「真ん中に置く」と回答した人が58%、「できるだ端に置く」が24%、「真ん中より少しずらして置く」が18%という結果となりました。
そもそもみなさん、意識して電子レンジに食品を置いていましたか? 一体どこに置くのが正しい温め方なのでしょう。
正解は…
「真ん中より少しずらして置く」です!
どうして真ん中でも端っこでもなく、少しずらした位置なの!? 総合家電エンジニアの資格を持つ本多さんに聞きました。
「調査結果では、真ん中に置く人が58%と過半数を超えていますが、これは間違った使い方です。ターンテーブル式の電子レンジを使っている人が少なくなったこともあり、あまり知られていないかもしれませんが、例えばご飯とハンバーグを同時に温める場合、ターンテーブルの中心に食品を置いてしまうと加熱ムラが生じます。
原理的にターンテーブル式はマイクロ波を一方向から照射します。そのため複数の食品を並べて加熱する際には、ターンテーブルの中心に食品をおかず、中心から少々ずらして置きましょう。これによって食品の中心が加熱されなかったり、一部に加熱が集中してしまうムラを防げます」
なるほど、レンジで温めたときにたまにある「隅っこのおかずだけまだ温まっていない…」現象は、これによるものだったのか…
ちなみに、ターンテーブル式ではない電子レンジは、置く場所による熱ムラは生じづらいとのこと! みなさんも、ターンテーブル式の電子レンジで温める際には、食品を置く場所にも意識してみてくださいね。
情報提供元/テックマークジャパン
初出:しごとなでしこ