製氷皿、どうやって洗ってる? 洗い方を間違っている人が60%も!!
家電の延長保証制度の設計・運営を行うテックマークジャパン株式会社が、製氷皿の洗い方を400人の男女に聞いてみたところ、「洗剤をつけたスポンジで洗う」と答えた人が41%、「流水で洗う」人は40%、さらに「お湯だけで洗う(6%)」「洗わない(13%)」という回答が集まりました。
そもそも13%の人が洗っていない製氷皿ですが、いったいどう洗うのが正しいのでしょうか…
正解は…
「流水で洗う」!
えっ…流水だけでいいの…!? と思ってしまいますが、総合家電エンジニアの資格を持つ本多さんは、製氷皿の洗い方についてこうアドバイスします。
「冷蔵庫の故障の多くは、実は自動製氷機に起因しています。製氷皿の洗い方についての調査結果を見てみると、『洗剤をつけたスポンジで洗う』と答えた人がもっとも多いのですが、実はこの洗い方は正しくないんです!
まず製氷皿に油汚れはつかないので、食器用洗剤を使う必要はありません。また、自動製氷機の製氷皿表面には、氷がスムーズに剥がれるようにコーティングが施されているので、スポンジでこすってしまうとコーティングが剥がれ、目に見えない無数の傷がついてしまいます。
すると傷に水が入り込み、そのまま凍ってしまい、氷が製氷皿から綺麗に剥がれない原因に!
さらに、製氷皿に残った氷の上に一定量の水が供給されるので、溢れ出した水が製氷機の隙間等の入り凍ってしまい、ドアが開かなくなるといったような故障に繋がることも。なので自動製氷機の製氷皿を洗うときは、必ず流水のみで洗いましょう」
たしかに製氷皿に油汚れは付かないですよね…今まで洗剤で洗ってしまっていた人、今すぐ洗い方を「水洗い」に変えましょう!
情報提供元/テックマークジャパン
初出:しごとなでしこ