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LIFESTYLE

2017.09.12

長谷川博己、大人の色気を蜷川実花が撮る|Oggi連載『悪い男』インタビューこぼれ話

「悪い男」をテーマに、写真家・映画監督である蜷川実花さんが旬な男性を撮り下ろす『Oggi』の連載が話題を呼んでいます。いつかあなたの大好きなあの人も登場するかも!?

現在発売中の『Oggi10月号』に登場するゲストは、編集部でも本連載の登場が待たれていた長谷川博己さんです。

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裏設定は『もしも長谷川博己が親戚だったら』です。親戚の中で素性が謎に包まれている人っていませんか? 年に数回の行事にだけ顔を合わせる気になる男性…。ミステリアスな大人の魅力を漂わせる長谷川博己さんを、そんな謎めいた人物に見立てました。
撮影現場での再会は約6年ぶりという長谷川さんと蜷川さん。お互い当時のことを懐かしむようにお話されていました。残暑の強い日差しの中で佇む長谷川さんの姿は、美しい白昼夢をみているかのようなそんな不思議な気持ちにさせられました。
Oggi本誌インタビューでは、長谷川さんから醸し出される色気の源についてお話をうかがいました。あわせてチェックしてみてくださいね!

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しごとなでしこでは、Oggi未収録のお話をちょっぴりお届け!

「本誌インタビューではまだまだ足りない」という全国のしごとなでしこの声にお応えして、Oggi本誌に収録しきれなかったインタビューを公開します。長谷川さん出演作、9月9日(土)に全国公開したばかりの映画『散歩する侵略者』の舞台裏についても質問しました

Q. 映画『散歩する侵略者』は、SF、サスペンス、ラブストーリー、コメディとも捉えられる作品。ジャンルに分けすることが難しい斬新な内容だと思うのですが、監督からはどのような説明を受けられたのでしょう。
「『今までのぼくの作品のことは忘れてください』と、おっしゃられていました。もともと黒沢(清)監督の作品は大好きで出演したいと思っていたので、『この間の作品のこのシーンにつながりますね』なんてお話をしたところ、そう言われたんです。今までにない新しい作品を撮られるのだと。そういう気持ちが伝わってきてすごくウキウキしました」

Q. 劇中では、ある事件を追うジャーナリスト桜井の役を演じられていました。ご自身の考えるキャラ設定などはあったのでしょうか。
「自分でなにか画策するよりも、身をゆだねた方がいい作品になる気がしたので、特別意識をしないで臨みました」

Q. 桜井のトレードマークとも言えるサングラスは、長谷川さんの私物だとうかがいました。
「そうなんです。事前の役作りはしなかったと答えましたが、やっぱりいろいろ考えたことはあって。監督に唯一、『サングラスをかけるのはどうでしょう』という提案をしました。そうしたら、『ありかもしれませんね』ということになって。たくさんサングラスを試してみたのですが、うまくはまるものがなくて。そうしたら、最初に打ち合わせで付けていた私物のサングラスがいいんじゃないかという流れになり。アクションのシーンでもかけていたので、バーン!って割ったりもしました。買ったばかりだったのですが、映画のためならって(笑)」

Q. 先ほどスタイリストさんとお話をしたところ、長谷川さんは大のお洋服好きだとおっしゃられていました。
「そうですね。最近は作品が続いたので、十分に買い物をする時間がなくて。ふらっと立ち寄ったお店で衝動買いすることが多かったです。以前は買い物でストレス発散をする人の気持ちがわからなかったのですが、忙しいときに洋服店を訪れて感情の赴くままに購入すると、こんなに気分がいいものなのか、って、最近気が付いた瞬間がありました(笑)。カンヌ国際映画祭に出席した際も滞在時間がとても短かったので、もちろん買い物はできず残念でしたね!」

Q. 今回の作品はどんな方に観てもらいたいですか?
「老若男女、世代性別問わず幅広くいろいろな方に楽しんでいただける映画だと思います。ひとくくりにできるジャンルもないですから、とにかく多くの人に観ていただきたいです!(笑) Oggi読者の方は特にラブストーリーの部分が楽しめるのではないでしょうか。観る人によって、楽しめる場面、感動する場面が変化する作品だと思います。ぼくがそれを強く感じたのは、カンヌで上映されたときでした。出席者の多くはもちろん海外の方だったのですが、意外なタイミングでリアクションをとっていたり、シリアスな空気になっていたり。今までになく斬新で多面的な作品になったと思います」

Q. 最後に、本連載のタイトルである『悪い男』とは、どんな人だと思いますか?
「そうですね…。うまく言葉で言い表せないのですが、他人をみていて『こいつは悪い男だな』って、思う瞬間はあります。自然と人を持ち上げるのが上手な人。それは否定的な目線ではなく、その人特有の愛嬌をもって相手をいい気分にできる、器用な人という意味です。同性に対しても異性にたいしてもそれが自然に身についている人は『悪い人』だな、って思います。自分でも嘘をついていると思っていないんでしょうか」

最後にお答えいただいた『悪い男』像。だれのことを想像していたのか…、気になります!


2017年9月9日(土)公開の映画『散歩する侵略者』の詳細はこちら!

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©2017『散歩する侵略者』製作委員会

【出演】長澤まさみ、松田龍平、高杉真宙、恒松祐里、長谷川博己ほか
【監督】黒沢 清
【原作】前川知大『散歩する侵略者』
【脚本】田中幸子、黒沢 清
【ストーリー】数日間の行方不明の後、不仲だった夫が、まるで別人のようになって帰ってきた。そんな夫・加瀬真治(松田龍平)に戸惑う加瀬鳴海(長澤まさみ)。同じころ、一家惨殺事件が発生。ジャーナリストの桜井(長谷川博己)が取材を進める中、天野(高杉真宙)という謎の若者に出会い、事件のカギを握る女子高生・立花あきら(恒松祐里)の行方を探して…。同時並行で描かれる2つの物語は、次第に引き寄せられ、心震えるラストへ発展していく。サスペンス、アクション、ラブストーリーと、ひとつのジャンルには収まらない、世界から注目される監督・黒沢清の手がける新たなエンターテイメント作品が完成した。第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門正式出品作品。

初出:しごとなでしこ

Oggi10月号

アラウンド30歳からの働く女性に向けて、シンプルでセンスのよい、ベーシックなファッションを提案する月刊誌。トレンドを追いかけるのではなく、「着る人が素敵に見える」「本人も周りも心地よい」スタイルを追求している「Oggi」のためし読みと購入はこちらから

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
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