出会って、つきあい始めて、結婚間近に…♥ という婚活シーンでは、ついつい服装にも気合いが入りすぎてしまう傾向がありますが、実はキメすぎないデニムがちょうどいいんです。カジュアルな中に親しみやすさや品のよさが漂う鉄板デニムスタイルは、婚活中の方、必見です!
- 1 SCENE1:「出会いのデニム」はピタッとしすぎずシュッと見えるワンウォッシュテーパードで、品のよさを重視
- 2 SCENE2:「ちょっと遠出のデニム」は、女らしさと軽快さが両立するホワイトを、ニュアンス配色で包んで
- 3 SCENE3:「家でゆっくりのデニム」は、ヘルシーなクロップドデニムに、レースでほんのり愛らしさを加えて
- 4 SCENE4:「NIGHT OUTのデニム」はヴィンテージ調のライトグレーで、カジュアルスタイルを上級見せ
- 5 SCENE5:「一緒にホムパへのデニム」は、ウォッシュの効いたデニムタイトで女らしい程ピタシルエットに
- 6 本企画担当スタイリスト・難波洋子さんプレゼンツ「婚活デニムガイド」
SCENE1:「出会いのデニム」はピタッとしすぎずシュッと見えるワンウォッシュテーパードで、品のよさを重視
初めましては〝上品さ〟が勝負。清潔感が溢れる白シャツを味方に
白シャツ×深い青のワンウォッシュデニムで、第一印象で何よりも大切な、きちんと感を前面に出して。シャツは肩やデコルテがちらりとのぞく背抜きタイプ、デニムは緩やかなテーパードシルエット。さりげなく利かせたデザイン性の高さで、ベーシックでありつつも無難すぎない印象を狙って。パンツ¥19,000(ゲストリスト〈レッドカード〉)ブラウス¥18,000(エストネーション〈エストネーション〉) ピアス¥30,000(ココシュニック) バッグ¥180,000(バリー 銀座店〈バリー〉) 靴¥33,000(ファビオ ルスコーニ 六本木店〈ファビオ ルスコーニ〉) 男性/ニット¥32,000・パンツ¥21,000(SUNSPEL 表参道〈SUNSPEL〉) 靴¥18,000(ハイブリッジ インターナショナル〈Amb〉)
SCENE2:「ちょっと遠出のデニム」は、女らしさと軽快さが両立するホワイトを、ニュアンス配色で包んで
カジュアルデートこそ、優しげ見えするホワイトデニムの出番
白・ピンク・ベージュのまろやかトリコロールが、表情までも穏やかに見せてくれる。色香を潜めたデコルテと少しやんちゃな足元。こんなミックス方法も、アクティブなデニムデートの日だからこそ楽しめる。〝ヘルシー〟のパンツ¥14,000・〝メゾン・ボワネ〟のブレスレット¥16,800(アルアバイル) カーディガン¥27,000(カリテ スケープ コレド日本橋店〈カリテ〉) キャミソール¥5,500(アストラット 青山店〈アストラット〉) サングラス¥33,000(オリバーピープルズ 東京ギャラリー〈オリバーピープルズ〉) ピアス¥20,000(TOMORROWLAND〈FAY ANDRADA〉) バッグ¥103,000(トッズ・ジャパン〈トッズ〉) ¥8,000(コンバースインフォメーションセンター〈コンバース〉)
SCENE3:「家でゆっくりのデニム」は、ヘルシーなクロップドデニムに、レースでほんのり愛らしさを加えて
ライトブルーのヘルシーなデニムがリラックスしたいふたりにピッタリ
ややハイウエスト、ややゆとりのあるセミストレートが、ソファに座ったり床にゴロンとしたりするお部屋デートにもちょうどいい。白T感覚でラフに着たレースブラウスで、ナチュラルな女らしさも添えて。パンツ¥28,000(FUN Inc.〈VONDEL〉) ブラウス¥42,000(東レ・ディプロモード〈ナインティーン セブンティ〉) キャミソール¥5,800(ホリデイ〈HOLIDAY〉) ピアス¥3,000(アビステ) 男性/スエットトップス¥15,000・パンツ¥18,000(リーバイ・ストラウス ジャパン〈リーバイス® メイド アンド クラフテッド®〉) Tシャツ¥9,000(エージー ジャパン〈AG〉)
SCENE4:「NIGHT OUTのデニム」はヴィンテージ調のライトグレーで、カジュアルスタイルを上級見せ
夜デニムはいやみのない色気が鍵。ライトグレーデニムで、それが叶う!
夜のお出かけも張り切りすぎないデニムスタイルで、ステディの余裕を漂わせたいところ。太ももがシュッとしてひざ下がスラリと見えるスリムストレート。スモーキーレッドのオフショルブラウスを合わせると、簡単なコーディネートながら〝気合いが入りすぎてないけど、なんだかおしゃれな彼女〟という雰囲気に。パンツ¥24,000(リベット・アンド・ブルー) トップス¥26,000(Theory) ピアス¥50,000(KAORU 伊勢丹新宿本店〈KAORU〉) バングル¥45,000(コロネット〈エリザベス アンド ジェームス〉) バッグ¥249,000(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン〈ロジェ・ヴィヴィエ〉) 靴¥106,000(トッズ・ジャパン〈トッズ〉)
SCENE5:「一緒にホムパへのデニム」は、ウォッシュの効いたデニムタイトで女らしい程ピタシルエットに
ボディラインに沿う美シルエットと背中の開きで、後ろ姿にも余韻を漂わせて
アイテムはカジュアル、印象は女っぽく。は、まさに婚活デニムスタイルの理想形。ヴィンテージ感漂う絶妙な色落ち具合のデニムタイトが、カジュアル上手な印象に導いて。正面は、カーキニットはカシュクールデザインでデニムタイトはスリット入り。360°いい女ニュアンスがにじみ出ているスタイリングの彼女に。スカート¥17,000(サージ ジャパン〈サージ〉) ニット¥37,000(muller of yoshiokubo) ピアス¥13,000・バングル¥20,000(ファーザー〈ネーム〉) バッグ¥63,000(ドレステリア 新宿店〈エバゴス〉) 靴¥52,000(アマン〈ペリーコ〉) 男性/トップス¥4,600・パンツ¥10,000(アーバンリサーチ 表参道ヒルズ店〈アーバンリサーチ〉) 靴¥20,000(ハイブリッジ インターナショナル〈Amb〉)
本企画担当スタイリスト・難波洋子さんプレゼンツ「婚活デニムガイド」
カジュアルなデニムスタイルだからこそ細部にも気を配りたい! オススメ配色や小物合わせなど、〝うまくいく婚活デニム〟のこだわりを、スタイリスト難波さんが解説します。
本企画担当スタイリスト・難波洋子
ベーシックに、今どきの配色やエッセンスを上手に取り込んだスタイリングが人気。難波さん自身も、結婚前はデニムでデートすることが多かったそう。
【配色編】
〝親しみやすい印象〟をとにかく意識
「出会いのシーンでは〝話しかけやすい〟、つきあいが深くなったら〝一緒にいると安らげる〟、と彼に思わせる色使いがマストです」by 難波
ホワイトデニムは…まろやかグラデで品よく優しく
ベージュ系で上品見せしつつ、柄ストールやとんがりフラットなどの小物でハッピー感をプラス。パンツ¥26,000(カリテ スケープ コレド日本橋店〈カリテ〉) ジレ¥72,000(トレメッツォ〈タリアトーレ〉) タンクトップ¥10,000(ロンハーマン〈ヤング&オルセン ザ ドライグッズ ストア〉) ストール¥39,000(フィガロ パリ 東京ミッドタウン店〈サビーナ サヴァージ〉) バッグ¥33,000(ショールーム セッション〈PotioR〉) 靴¥64,000(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 表参道店〈ポールアンドリュー〉)
グレーデニムは…カジュアル感セーブに使えます
カジュアルトップスの定番的存在の白T。グレーデニムにすることで、ブルーデニム合わせよりも深みが生まれて大人っぽくキマる。じゃらっと華やかなパールアクセでドレスアップを。パンツ¥34,000(エージー ジャパン〈AG〉) Tシャツ¥18,000(コロネット〈エー・エル・シー〉) サングラス¥42,000(リエート〈バートン ぺレイラ〉) ネックレス¥4,500(Soffi tto) チョーカー¥6,900(アンタイトル) バッグ¥14,000(レキップ) 靴¥29,000(ドレステリア 京都店〈ポルセリ〉)
ブルーデニムは…同系色でつなげると女っぽさが増す!
シルク混のネイビーニットで、インディゴデニムに知的な女らしさを。仕上げに太ベルトをして、メリハリシルエットをつくるのも、今っぽいアプローチ。パンツ¥22,000(リーバイ・ストラウス ジャパン〈リーバイス®〉) ニット¥34,000(ショールーム セッション〈SAYAKA DAVIS〉) ベルト¥16,500(アルアバイル〈メゾン・ボワネ〉)バッグ¥23,000(フィガロ パリ 東京ミッドタウン店〈マリア ラ ローザ〉) 靴¥54,000(アーバンリサーチ 表参道ヒルズ店〈バイマレーネビルガー〉)
見えないところのこだわり編
左/ミネラルハイライトクリーム¥3,500(ETVOS)右/香水各¥7,000(TOMORROWLAND〈BON PARFUMEUR〉)
「普段の服装もカジュアルめな私。食事会やデートにも、自分らしくデニムで向かうことが多かったですね。忙しいときは仕事が終わってからパパッと簡単にお化粧を直して、遅い時間からでも必死に駆け付ける…なんてこともありました。化粧直しに大活躍したのは、美容ライターの友人にすすめられた〝ETVOS〟のハイライトクリーム。肌のくすみや目の下のくまを飛ばしてくれて、仕事後の予定には欠かせない救世主アイテムでした。そしてもうひとつのこだわりが香り。好きな香水をシュッとひと吹きすることで、女スイッチをONに(笑)。トゥモローランドで見つけた〝ボン パフューマー〟の香水は、どちらもさわやかなベルガモットがベースで、ときおりふわっと甘さを感じます。デニムはヘア&メークがくたびれていると、一気に〝ご近所スタイル〟に見える危険性も。見えないところにこそ、女性らしさを潜めるのが私の流儀です」
小物編
〝きゃしゃ感〟をキーワードに
「男女ともにはくデニムだからこそ、女らしさを盛れる小物が決め手に。小ぶりな小物を組み合わせることで、パッと見が女性らしく繊細に」by 難波
【しゃらりんピアス】
左/カジュアルスタイルと相性のいいリーフモチーフ。¥176,000(ミューズ ドゥ ドゥーズィエム クラス 表参道店〈ピパラ〉)
右/耳元の〝揺れニュアンス〟が、色香を運んできてくれる。ピアス¥136,000(ココシュニック)
下/素材感のあるシルバーフープで、表情に可憐なきらめきを加えて。¥15,000(KAORU 伊勢丹新宿本店〈KAORU〉)
【小バッグ】
上/甘すぎない愛らしさがあるオレンジバッグは、大人の差し色小物としてオススメ。[18×23×9]¥43,000(FUN Inc.〈BELLMER〉)
右/ナチュラルな籐素材で、デニムの持ち味であるリラックスムードを後押し。バッグ[19×18×14]¥18,000(アルアバイル〈ヴィオラドーロ〉)
下/斜めがけをして軽快に持ちたい、パンチングが効いた巾着型ショルダー。[18.5×16×8.5]¥40,000(FURLA JAPAN〈FURLA〉)
【アンクルストラップ靴】
左/キラリとしたシルバーヒールをアクセントに。[9.5]¥49,000(アマン〈ペリーコ〉)
中/ボーダーで、軽やかに。[7]¥14,000(ルージュ・ヴィフ ラクレ ルミネ新宿店〈ルージュ・ヴィフ ラクレ〉)
右/クロップド丈デニムが豊富な今、ストラップでほっそり足首を強調して。靴[7.5]¥41,000(ミューズ ドゥドゥーズィエム クラス 表参道店〈ネブローニ〉)
2017年Domani6月号「“婚活デニム”のススメ」より。
撮影/倉本GORI (Pygmy Company/人物)、坂根綾子(静物) スタイリスト/難波洋子 ヘア&メーク/神戸春美 モデル/小濱なつき、久保田裕之 撮影協力/AWABEES 構成/岩附永子
初出:しごとなでしこ