おしゃれで素敵な女性は、いつ何時でも抜かりなし。
旅を楽しく快適にするアイディア、行き先別に見せてもらいました。
▶スタイリスト望月律子さんの【6泊8日パリ編】
スタイリスト難波洋子さんが
《4泊6日ハワイ》へのんびりリゾートを満喫しに行くなら…
人もアイテムも…旅は〝気心知れた〟顔ぶれと
「現実はどうあれ、年1回ペースで行きたい旅先がハワイ。いつも取り立てて予定は決めず、そのときの気分でゆったりと…あ、でも食べたいグルメリストだけはきっちり準備していきます(笑)。そんなのんびり旅が好きなので、国内外問わず旅は気心の知れた友人と一緒に。そして持っていくアイテムも〝気心知れた〟顔ぶればかり。以前は『南国なら派手なマキシワンピース!』というように意気込んでいたこともあったけど…。旅先だからと特別に飾り立てず、日常の延長で過ごすことが心地いいなと感じるようになりました」
難波洋子さん/ニュアンス色を使ったこなれスタイリングに定評が。今っぽい大人のラフさを体現した、私物コーデも人気。
出発するときの【機内スタイルSTYLE】
リブニットパンツは機内着に◎の楽っぷり
「深夜や早朝の便だと日本では肌寒いので、やや厚手のシャツをはおって。Tシャツ×ゆるパンツという、もはやパジャマのような(笑)服装をきちんと見せてくれる効果も!」
旅バッグは〝リモワ〟の85L!
「現地で日用品や雑貨、フード類も買い込むので大容量がマスト。半分は空っぽの状態で出発します!」
「旅じたく」拝見!
A 「靴もいろいろ持っていきますが…結局、ビーサンばかりの毎日に」
B シンプル服を盛り上げるアクセント小物を多めに
バッグにバッグを詰めて種類豊富に持っていく!
「バッグと靴は、素材感やカラーを替え雰囲気の違うものを多めに。服が同じでも、小物で印象チェンジは十分できます」
C・D リラックスできるようルーム小物は好みのものを
(写真左上)ルームウエアだって〝いつもどおり〟に
「〝Gap body〟のパンツにTシャツを合わせて。滞在先の部屋でこそ、普段どおりに過ごして、のんびりリラックスしたい」
(写真右上)持ち運びが苦にならない卓上アロマディフューザー
「〝@aroma〟の『スクエアー』。コードレスで、旅先でも気軽にアロマを楽しめます。小型でも香りがしっかり広がります!」
(写真下)お気に入りの香りをミニサイズで持ち込んで
「〝JO MALONE〟のスプレーとミニのアロマキャンドル缶。いつもと違う場所でも心地いい香りが漂うと緊張感もとける…」
E 「お気に入りのビーチタオルで、リゾート気分を盛り上げて♪」
F 着回しは現地で考える!〝普段どおり〟を詰め込んで
どれもシンプルだから、いつもの服でなんとかなる!
「私の服はシンプルなものばかりで、組み合わせには悩みません。白Tやデニム、ベージュのパイルパーカは必須かな」
予定に合わせた旅先のスタイリングは…
(写真左)DAY1 現地での基本スタイル、Tシャツ×ショーパンで海辺をゆっくりお散歩
「ショートパンツをはくときは、トップスは長そでにして肌見せのバランスを調整。リゾート地とはいえ露出しすぎはもう卒業かなと(笑)。ニュアンスカラーでまとめて大人っぽく落ち着かせて」
(写真右)DAY2 話題のダイニングへ。ブラックコーデを小物でリゾートっぽく
「透け感のある〝LACAUSA〟のロングチュニックで、さりげなく特別感を演出。お店の中は肌寒いことも多いからそでがあると安心。〝FUMIKA_UCHIDA〟のグレーデニムでシックに」
(素敵な人の「旅じたく」、拝見します!【2泊3日出雲編】につづく)
2017年Domani5月号「素敵な人の“旅じたく”、拝見します」より。
【本誌掲載時スタッフ 撮影/小林美菜子(静物)、トヨダリョウ(人物) スタイリスト/城長さくら(116~117ページ) 構成/旧井菜月】
初出:しごとなでしこ