勝負下着は「自分の気持ちをあげるもの」という新しい価値観
一般的に勝負下着と言えば、意中の男性を意識したちょっぴりセクシーなものをイメージしますよね。しかし最近ではその認識がが少しずつ変わってきているようです。
下着の老舗メーカー「ワコール」が行った調査結果が面白かったので、紹介します。
20代~40代の女性1100名を対象にしたこの調査によると、勝負下着には「異性を意識するため」のほか、「気持ちの切り替えをしたり、自分のスイッチを入れるため」に勝負下着を着用する場合があるという結果が出たのです。
そして、数字もびっくり。
Q.異性とのデートやお出かけで身につける下着を一般的に「勝負下着」といいますが、あなたは「勝負下着」を持っていますか?
Q.「対異性以外の理由」で自分の気持ちを上げるため、特定の下着を着用して自分にスイッチを入れるようなことはありますか?
男性を意識した「勝負下着」を持っている 約3割
自分のスイッチを入れるための「勝負下着」を着用した経験がある 約5割
なんと!! 約半数以上の女性が「男性」のためでなく「自分の気持ちをあげる」ために「勝負下着」を身につけているという結果になったのです。
さらに、
Q.仕事で、大事な日や勝負の日などに、自分の気持ちを上げるため、特定の下着を着用して自分にスイッチを入れるようなことはありますか?
調査結果の中でも注目したいのが、仕事で大事な日に「勝負下着」をつける人が多いということ。
勝負下着はガードル
では、仕事用の勝負下着とはなんでしょうか?
Q.あなたが「仕事での勝負下着」として着用したことがあるものは?
1位:上下お揃いのブラジャーとショーツ 65.7%
2位:バストラインをキレイに見せる下着 33.5%
3位:アウターをキレイに見せる下着 30.0%
4位:おなかやおしりのラインをキレイに見せる下着 24.0%
5位:くびれが作れる下着 9.3%
Q.あなたは「仕事での勝負下着」として「ヒップラインを整えるような下着」を着用したことがありますか?
仕事の勝負下着として筆頭にあがったのが、ガードル。
約3割の人が着用経験がありました。なかでも管理職の着用率が高く、約半数の人が着用しているという結果が出ました。
どんなガードルがトレンド?
ワコールがオススメするのはこの3タイプ。どれも、売れているそうです。
1.「SUHADA ベースメイク」(¥5940)
・とてもよく伸びるツーウェイトリコット素材で着脱らくらくカンタン
・たるんだ内ももをひきしめて、すっきり
・フリーなカッティングの素材でアウターにひびきにくい
2.「-5歳の着やせパンツ」(¥5400)
・ぽっこりおなかをすっきり細見せ
・薄くて、軽くて、通気性よし
・着やせラインでたるんだニの尻を持ち上げてすっきり。動いてもズレあがりにくい。
3.「プリンヒップパンツ」(¥5400)
・後ろウエスト部分をV字に接ぎ、さらにおしりを脇から押さえる小知りラインでぷりんとヒップアップ
・裏マチがあるため、1枚ばきにオススメ
・フリーなカッティング素材で、くいこみにくく、はみ出しにくい
結論! 勝負下着がやる気スイッチ。キャリア女子ほど下着にこだわっていた
筆者の近辺のできる女子にも「勝負下着」についてプチリサーチをしてみると…
「背筋がしゃきっとなるようなインナーをつけているよ」(38歳・会社員)
「仕事で気合をいれるときは、下着は黒と決めています」(35歳・会社員)
「下着の線が出ていると、仕事ができなさそうに見えてしまうので…」(32歳・会社員)
ふむふむ、やはり、できる女は第二の勝負下着をつけているようです。
今後、勝負下着とは「セクシーなもの」ではなく、「自分のスイッチを入れるもの」という認識になる日も近いかも!?
【調査概要】
地域:全国 ・対象:20代~40代の女性計1,100名
有職者:20代、30代、40代各300名
一般生活者:200名 ・調査時期:2016年10月
調査手法:インターネット調査(ワコール調べ)
初出:しごとなでしこ