アジアのハブとなる香港は、ビジネス、観光どちらの目的でも滞在の多い都市。歴史あるラグジュアリーなホテルが軒を連ねる中でも、せっかく滞在するなら、日本にはないホテルを楽しみたいところ。今回はオトナ女子にぴったりのヒップなホテルを2軒ご紹介します!
ラグジュアリーな気分に浸れること間違いナシ!「The Upper House」
2009年に設立された「The Upper House」は、セントラル地区に位置し、香港の建築家アンドレ・フーが内装を手がけたモダンなホテル。クリスチャン・ルブタンとコラボしたサービスや、ダイアン・フォン・ステファンバーグのアフタヌーンティーなど、女子の心をくすぐる話題に事欠きません。行ってみたい「素敵ホテル」としてひそかにず~っと注目していましたが、今回、潜入のチャンスがあったので早速レポートしちゃいます!
まず、驚くべきはそのチェックイン方法。フロントがないので一瞬戸惑ってしまいそうですが、各部屋にお客様係がつき、案内された部屋でパスポートを渡してチェックインする「バトラーサービス」なんです。L6(日本でいう7階)で、担当スタッフと会い、部屋までエスコートされるラグジュアリー感は格別! それだけで香港の滞在に胸が高鳴ります。
(▲写真/低めの家具でリラックス感をより感じられるお部屋。日中はもちろん、夜景にもうっとりできちゃいます)
ハーバーを一望できるクリーンなお部屋は、見る目の肥えたしごとなでしこ世代にも納得の洗練された雰囲気。STUDIO70、STUDIO80、スイートルームの全117室あり、宿泊客はL6にあるローンエリアでヨガも受けられるので、宿泊にウエアはお忘れなく! バスルームやドレッサー部分は広く取った間取りが特徴で、女子にはうれしい設計。ディナー前のおめかしも女優気分でできるんです。
(▲写真/バスルームからはユニークなアーバンビューが楽しめます)
49階のレストラン「Café Gray Deluxe」はNYのスターシェフ、グレイ・クンツのシグニチャーレストラン。飲食はここのみですが、ホテルがタイクープレイスという巨大モールに隣接しているのでご心配なく。お土産もゲットしやすい至れり尽くせりの環境です。
【名称】The Upper House
【住所】Pacific Place, 88 Queensway,Hong Kong,
【TEL】(+852) 2918-1838
【URL】http://www.upperhouse.com
意識高い系ホテル「east HONG KONG」は今の気分にピッタリ
もうひとつは、2010年設立の「東偶 East HongKong」。チェックイン、部屋でのサービスも徹底して紙を使わず、エコフレンドリーな意識高い系ホテルです。都心より少し離れた太古エリアに位置していますが、中心街まで地下鉄で約20分、駅からモールを挟んで直結しているので、アクセスはとっても快適。お部屋もクリーン&シンプル。ハーバーサイド、シティサイドと2つのビューを楽しめます。6階から30階までが客室フロアで、全345室あり、カジュアルでもオシャレに滞在したい人にオススメ。
(▲写真/レセプションでチェックイン。確認はメールで来ます。お部屋に入れば、クール&エッジィな世界が。オシャレ女子の心にストライク)
(▲写真/なんとお部屋にあるiphoneはテザリング用に持ち出しも可! 観光用に、ビジネス用にと使えるうれしいサービス)
飲食も期待に答えてくれるハイクオリティ。1階(日本の2階)にある「feast」はガラス張りのレストランで、光あふれる開放的なスペース。ブッフェ付きのブランチはクオリティの高い食材で満足すること間違いなし、です。
(▲写真/ブランチのメインメニュー、ブイヤベースはボリュームたっぷり。食べきれなければBOXで素敵なホテルのバッグに入れてくれるので、頼んでみて)
「sugar」は、スタイリッシュなルーフトップバー。香港島から九龍サイドを眺めながら、お酒を楽しめます。風水にこだわる香港で「気が良い」とされているところ。龍の山を通って、良い気が集まってくるんだとか。
(▲写真/確保必至のポジションは、入って右のソファエリア。夜景に酔いしれながら、恋の話もうまくまとまるかも!?)
【名称】east HONG KONG
【住所】29 Taikoo Shing Rd, Island East, Hong Kong
【TEL】(+852)3968-3968
【URL】http://www.east-hongkong.com
ラグジュアリーな気分でくつろぎたい、カジュアルでコンパクトな旅にしたい…オトナ女子なら、目的によってホテルを使い分けるのがオススメです!
ではまた、再見(ヂョイギン)♥
初出:しごとなでしこ
スーれいな 香港在住エディター
モード系、コンサバ系のファッション誌の編集を経て、フリーエディターとして活躍中。国際結婚を機に香港に移住し、現地で地元フリーペーパーに執筆や、日本の女性誌のライター、翻訳を行う。只今、ノマド海外ライフを送りながら、二歳の娘の育児に奮闘する日々。