すっかり秋らしくなりました。そろそろファンデーションを見直したい時季ですよね。ファンデーションといえば、カバーマーク。商品のよさはもちろんですが、こちらのブランドは肌診断がオリジナリティに富んでいる! ということで「毛利メーク」でおなじみのヘア&メーク毛利仁美さんが、オフィスにお邪魔してカバーマークの肌診断を体験してきました。担当してくださったのは、カバーマークPRの則武倫子さん。
則武さん「カバーマークは、ニューヨークのリディア・オリリー夫人がアザや傷跡を自然に隠すためのコスメをつくったのが始まりです。その後、オリリー夫人の精神を受け継いで、日本でスタートしました。現在、ファンデーションは全部で9種類ありますが、中でも一番人気なのが『ジャスミーカラー』のライン。今回はこちらをご紹介しますね」
カバーマークのファンデーション、ジャスミーカラーって?
毛利さん「ジャスミーカラー、ずっと気になっていたんです。春夏秋冬に分けるパーソナルカラー診断はしたことはあるのですが、こちらの肌診断は独特だと聞いていたので…」
則武さん「そのときは何色でしたか?」
毛利さん「イエローベースの春色でした。」
則武さん「毛利さん、フレッシュでキラキラしていますものね」
毛利さん「ファンデーションを選ぶとき、見た目の肌色で色をセレクトするのが普通ですが、ジャスミーカラーは違うって本当ですか?」
則武さん「そうなんです。色選びの前に肌のくすみについて少しお話しさせてください。肌は肌の奥を流れる『血流』の色に影響を受けています。朝起きたての肌はまだ血が巡っていないので、顔色がよくないですよね? その肌は活動を始めると同時に血も巡り、ピンク色に染まっていきます。そして夕方、一日たっぷり働いた肌は血流が滞っていることもあり、くすんでいます。このように肌色は、『血流』によって変わってくるのです」
毛利さん「なるほど!肌ぐすみを起こす原因、『血流』の色影響まで考えたファンデーションなら、血色が悪くなってもくすまないってことですね」
則武さん「それがジャスミーカラー理論です。この理論に基づき導き出された色(スキンアンダートーン)はふたつ、ブルーベースとイエローベースです。この方法でファンデーションの色を選ぶと、本来の自分の肌色にぴったり合ったカラーが見つかるので、時間が経っても、くすまず、にごらず透明感のある美しい肌色がキープできます。ブルーベースとイエローベースの違いは以下にまとめたので確認してみてください」
【ブルーベース】
静脈の青みの色影響が強く出る肌。透明感のある凉しいイメージのレモンイエローな肌色です。
【イエローベース】
もともと静脈の色影響が弱いため、動脈の色がダイレクトに反映されます。自然な血色があり健康的。温かいイメージのバナナイエローな肌色です。
毛利さんの肌はブルーベースorイエローベース、どっち?
則武さん「それでは実際に毛利さんのスキンアンダートーンを調べてみましょう。まず、腕の内側にブルーベース2色(左)とイエローベース2色(右)のテストクリームを塗り、周囲の肌色の変化を調べます。右のイエローベースを塗った腕のほうがくすんで見えるのがわかりますか?
毛利さん「私には右のイエローベースのほうがなじんでいるように見えるのですが…」
則武さん「肌になじんだ色で選びがちなのですが、実は違うんですよ。よーく見てください。ブルーベースを塗った腕のほうが健康的で透明感があり、美しい血色が表れていませんか? それが毛利さんのスキンアンダートーンなのです」
毛利さん「ホントだ。今まで私はイエローベースと思っていたので、びっくり!」
則武さん「毛利さんの肌はイエローとブルーのちょうど境目あたりなので、人によっては違う判断もあるかもしれません」
毛利さん「肌診断って繊細なんですね」
自分にぴったりの肌色を探します
則武さん「スキンアンダートーンがわかったら、実際にお顔にファンデーションを塗って自分色を見つけます。毛利さんはブルーベースなので、その中から肌の赤みや明るさに合わせて3色を塗りますね」
毛利さん「左の色、BO20が一番肌に映えて綺麗に見えますね」
則武さん「さすが、ヘア&メークさん。その通りです。ブルーベースの肌には、青み系のピンクやグリーンなどの色が似合うといわれています。アクセサリーなら、シルバーやプラチナ。肌にのせるチークやリップ、シャドウも青み系色を選べば、より肌が綺麗に見えますよ。イエローベースの肌には、ピンクならサーモンピンク、グリーン系ならカーキが似合うといわれています」
毛利さん「アクセサリーならゴールド。肌にのせるチークやリップ、アイシャドウも黄み系を選べば正解ですね」
毛利さんの肌に合うベースメークはこの3品
ジャスミーカラーで見つけた「肌本来の正解色」。肌表面の色に加えて、肌の奥に流れる「血流」の影響「スキンアンダートーン」まで考慮して色を選ぶから、時間が経ってもくすまず、美しさをキープ。透明感あるいきいきとした肌に仕上げます。実際にジャスミーカラーを試した毛利さんの感想は?
「自分のスキンアンダートーンに合った色のファンデーションを塗ると、時間が経ってもホントにくすまないんですね。私の肌は頬のあたりにソバカスがあり、それが夕方になるとくすみと混ざってより目立ってしまっていたのですが、ジャスミーカラーで仕上げた肌は濁らない。肌色に均一感があるので、ハリ感と輝きもありますね。くすみで悩んでいるモデルさんってすごく多いので、参考にさせていただきます。今日はありがとうございました」と大満足でした。
(右)ヨレない、パサつかない、厚ぼったくならない。カバーしたことをわからせずに、気になる部分を美しくブライトアップさせる部分用のファンデーション。
ブライトアップファンデーション SPF33・PA+++ 全4色 各¥3,500
(中)ジャスミーカラーのために考えられたメークアップベース。ブルーベース、イエローベース、それぞれの肌色の美しさを引き出します。肌の凹凸をカバーして、つるんとなめらかに。
〈ジャスミーカラー〉ラスティング メイクアップベース SPF38・PA+++ 30g 全2色 各¥3,500
(左)荒れた肌にしっとりなじむ、美容液のようなテクスチャーのクリームファンデーション。しっとりなめらかにのびて、ふんわりとしたハーフマットな仕上がりです。
〈ジャスミーカラー〉エッセンスファンデーション SPF18・PA++ 30g 全14色 各¥5,000
ジャスミーカラーがお得に試せるセットを限定発売!
〈ジャスミーカラー〉エッセンスファンデーションの現品に、ブルーベースとイエローベース、それぞれの肌色に合わせたチークカラー(非売品)をセットにして。まるで自分の素肌のようなほんのり自然な艶と明るさを演出します。潤いもばっちりだから、これからの乾燥する季節にもうれしい。
〈ジャスミーカラー〉限定セット ¥5,000(9月23日より限定発売)
【セット内容】
〈ジャスミーカラー〉エッセンスファンデーション(現品)SPF18・PA++ 全14色 各30g
※ジャスミーカラーのリキッドとパウダリーに変更可能です。
〈ジャスミーカラー〉ルースチーク(B/Y)全2色(限定品)
取材&撮影/若松真季 instagram@maki_wakamatsu_neroli
初出:しごとなでしこ