簡単デカ目メークに2色のアイシャドーパレットが使える理由
ここ数年、メークの主流はナチュラル系ですが、ナチュラルメークって意外に難しいですよね。アイシャドウを薄く塗るだけだと手抜きメークに見えてしまうし…。そこで簡単なテクニックで10倍かわいく見える「もうりメイク」が大人気&多くの数多くの女性誌で活躍中のヘア&メーク毛利仁美さんにすぐできて目を大きく美しく見せるメークテクニックを伺いました。
毛利さんのオススメは2色のアイシャドウパレットを使うアイメーク。2色のアイシャドウパレットは、たいていの場合、ベースカラー(明るい色)と締め色(濃い色)がセットになっているので、明るい→濃いの順にぼかすだけできれいなグラデーションが完成するそう。
実は、ナチュラルメークで失敗する一番の原因は、色選び。ベースカラーの色が明るすぎて浮いてしまったり、ベースカラーと締め色の境がうまくなじまなかったり。その点、2色のアイシャドウパレットなら、適切なカラーがすでにセットされているので、色選びで迷わず失敗しないのが魅力。
簡単デカ目メークに使うのは、2色のアイシャドウパレットと黒のマスカラだけ
(左)ブラウンとモーヴピンクのセット。ピンク系のブラウンは、目元のくすみを抑え、パッと華やかに。
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(右)日本人のまぶたのカーブに合わせてつくられたブラシが、根元から持ち上げてきれいにカールアップ。
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簡単デカ目メーク①
アイホール全体にモーヴピンクをぼかす
ナチュラルメークをするときは、指を使うときれいにぼかせます。まず、モーヴピンクのアイシャドウを指の腹に取ったら、アイホールの中心から右へ左へワイパーのように動かして。チップを使うときは、同じ方法でまぶたにぼかした後、綿棒を使ってさらにぼかすとナチュラルに仕上がります。
簡単デカ目メーク②
下まぶたにもモーヴピンクをオン
①で使ったモーヴピンクのアイシャドウを下まぶたにもぼかして。涙袋に明るいブラウンを入れることで、目が丸く立体的に見えます。下まぶたに色を入れると派手になりそう、という方がいますが、実は上まぶただけにアイシャドウを入れると、その部分だけが目立ってしまい、ナチュラルに見えないんです。
簡単デカ目メーク③
ブラウンを目尻に入れて影をつくる
ブラウンのアイシャドウを指の先に取り、目尻から1/3のところにぼかします。この部分にブラウンを入れることで、まぶたに自然な影ができてヌーディでも深みのある目元になるんです。
簡単デカ目メーク④
黒のマスカラを上下まぶたにたっぷりと
マスカラは黒のカールタイプを選択。まつげのキワからしっかりもち上げることで、アイラインを引かなくてもぐっと締まるんです。マスカラを下まつげには塗らないという方がいますが、これもバランスが悪い。上下のまつげに均等に塗ることで、よりぱっちり見えます。
取材&撮影/若松真季 Instagram@maki_wakamatsu_neroli
初出:しごとなでしこ
教えてくれたのは...ヘア&メイクアップ 毛利仁美さん
原宿の美容室『Tierra』所属。
簡単なテクニックで10倍かわいく見える「もうりメイク」が人気となり、数多くの女性誌で活躍中。
流行をほどよく取り入れたメークは、「薄づきなのに肌がキレイに見える」「マンネリになりがちなオフィスメークがおしゃれになる」と大評判!