Oggi10月号巻頭P.64~P.69のOggiカバーモデルみっこの人気連載「矢野未希子のNext Simple~半歩先のコンサバ学~」。アートスポットに合わせてみっこが今季トレンドのトラッドをモードMIXに着こなしています。本誌では紹介しきれなかった注目のアートスポット5か所の魅力をご紹介します!
皇居の向かいに佇む日本初の国立美術館でアートに触れて@東京国立近代美術館
皇居に隣接する北の丸公園にある美術館
『日本の家 1945年以降の暮らし』展より、藤本壮介 House NA(2011)© Iwan Baan
国内最大規模、近・現代の美術作品約1万3千点を収蔵。年に数回大きく作品を入れ替える所蔵作品展は、訪れるたびに新たな発見がある。最上階の展望休憩室「眺めのよい部屋」では、皇居の緑や丸の内のビル群がパノラマビューで楽しめる。現在は『日本の家 1945年以降の暮らし』展覧会を開催(10月29日(日)まで)。日本の建築家56組による75件の住宅建築を400点超えの模型、図形、写真、映像を用いて紹介する。実物大模型やイベントなど体験型の試みも。
場所/東京都千代田区北の丸公園3-1
開館時間/10:00~17:00(金・土曜は21:00まで)入館は閉館30分前まで
休館日/月曜日(祝日の場合は翌日)
問い合わせ先は公式サイト
カウズやジャン=ミシェル・オトニエルなど現代アートを代表するアーティストが所属するギャラリー@ギャラリー・ペロタンin東京
Nacasa & Partners Inc.
世界的なギャラリスト、エマニュエル・ペロタンの17番目のギャラリーとなる東京では世界各国の現代美術アーティストの作品を展示。8月26日(土)からはイタリア出身のアーティスト、パオラ・ピヴィの個展を開催。カラフルな羽を使用したポーラー・ベアを始め、現実と非現実を行き交うような創造的な世界観がユニーク!
場所/東京都港区六本木6-6-9ピラミデビル1F
開館時間/11:00~19:00 休館日/日曜日、月曜日
問い合わせ先は公式サイト
さまざまな切り口で北斎の世界観を味わえる美術館@すみだ北斎美術館
© Forward Stroke
「冨嶽三十六景 凱風快晴」すみだ北斎美術館蔵
浮世絵師・葛飾北斎ゆかりの地に建てられた、すみだ北斎美術館。9月9日(土)から開催される特別展『大ダルマ制作200年記念 パフォーマー☆北斎 ~江戸と名古屋を駆ける~』(10月22日(日)まで)は必見。自身の『北斎漫画』宣伝のために120畳もの大ダルマを描くパフォーマンスを開催したという、北斎の大胆な“パフォーマー”としての活動にフィーチャー。
場所/東京都墨田区亀沢2-7-2
開館時間/9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで)
休館日/毎週月曜日(月曜が祝日または振替休日の場合はその翌平日、年末年始)
問い合わせ先は公式サイト
世界的アーティストの人気作品に原宿で出合える@原宿“Kitty Riot”
渋谷区神宮前2丁目付近の小道に入ると突如出現する巨大なウォールアート。ノルウェーの世界的グラフィティアーティスト・ドルクが2012年に初来日した際に描かれたもの。過去に発表されたドルクの代表的な作品のひとつ『キティ・ライオット』は、テロリストのように顔半分をバンダナで覆った少女がこちらを見つめるメッセージ性の強い作品。極寒の冬空の下、ワインで体を温めながら完成させたのだそう。散策がてら探しに行ってみて!
名品チェアに職人の思いを感じて@Herman Miller Store
© 阿野太一 / FWD INC.
前身のスター・ファニチャー社の創業から100年以上の歴史のあるアメリカの家具メーカー、ハーマンミラー。「問題解決のためにこそデザインはある」という考えのもと高機能で洗練された商品を展開し続けている。人間工学をデスクチェア開発に取り入れたパイオニアとしても有名。常に最善を目ざすデザイナーたちの丁寧なものづくりに触れに、ゆっくりとショッピングしたいスポット。
場所/東京都千代田区丸の内2-1-1
営業時間/11:30~20:00(定休日なし)
問い合わせ先は公式サイト