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2017.08.26

今年の公開作は6本! 今、映画界が最も注目する俳優【高杉真宙】を直撃

現在、主演映画『逆光の頃』が公開中のほか、9月には『トリガール!』『散歩する侵略者』、さらに来年も『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』や『世界でいちばん長い写真』と、続々出演作が控えている高杉真宙さん。多くの監督が彼を起用する理由は一体? その秘密に迫るべく、本人を直撃! 出演作が続く中、演じる際に大切にしていること、仕事への取り組み方のほか、Oggi世代に対する印象や普段は表に出さない一面まで、たっぷり語っていただきました。

今年は出演作が続々と公開されていますが、公開される前はどんな心境ですか?

高杉:どの作品も、撮影したのは少し前なんですよね。そのときは全力で取り組んでいるのですが、時間が経つとどうしても気になるところが出てくるんです。あれで大丈夫だったかな?っていう気持ちが出てきて、それがむずがゆいというか。緊張しますね。公開前はずっと緊張してる感じです。

高杉さんが出演されるいくつも公開されていますが、まずは主演映画『逆光の頃』(7月8日公開)のお話を伺わせてください。今回劇中で演じているのは京都に住む17歳の高校生・赤田孝豊役ですが、こちらはどんな役ですか?

高杉:孝豊は京都で生まれて、京都で学生生活を送る男の子で、普通っぽく見えるんですが、少し不思議なところがあります。頭の中がすごく文学的で、台詞もけっこう詩的な表現が多かったりして。そういう独自の世界を持っていながら、周りの子たちがすごく輝いて見えて、その中で自分はどんな風に生きていこうかって悩んでいたりする子なんです。

▲映画『逆光の唄』(現在公開中)©タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン

京都弁すごくよかったですよ。

高杉:ありがとうございます。初めて京都弁に挑戦しました。僕はわりと早口で喋っちゃうタイプなんですけど、京都弁の口調はゆっくりなんですよね。ゆっくり喋って、最後に母音を残したら京都弁っぽくなるって教えていただいたんですが、それがすごく難しくて。役作りもまずは(方言の)先生が録音したテープをずっと聞くことからはじめました。

▲映画『逆光の唄』(現在公開中)©タナカカツキ/講談社・2017 東映ビデオ/マイケルギオン

一方、9月1日に公開される『トリガール!』は一転、コメディタッチな作品ですね。

高杉:そうですね。すごく楽しい作品ですけど、その中でも僕の役は静かなほう。人力飛行サークルの部長という役どころです。土屋(太鳳)さんと間宮(祥太朗)さんがアドリブ全開でやりとりしてるのに対し、僕は落ち着いた感じでそんな2人を見てるって感じです。

▲映画『トリガール!』(9月1日公開) ©2017「トリガール!」製作委員会

高杉さんがアドリブで演技することはあったんですか?

高杉:僕はそんなになかったです。役的にも、台本通りに進めなきゃいけない部分があったので。でも、みんな、なんでそんなにアドリブが出るんだろう?って思うくらい楽しそうに演技してて。(英勉)監督も撮影しながら笑ってるくらいでした(笑)。役的にできなかったものの、最後のほうは僕も少しアドリブをやらせていただいたので、是非注目してほしいです。

▲映画『トリガール!』(9月1日公開) ©2017「トリガール!」製作委員会

試写を観た人の間では、ナダルさん(ペラ夫役)がめちゃくちゃ面白かったとか。

高杉:ナダルさんはハンパなく面白いですよ! 僕はちょっと真剣なシーンでナダルさんと一緒だったんですが、真剣なシーンなのにその話!? っていう、すごい面白いことをアドリブでおっしゃってて。笑わないように必死でした(笑)。

『トリガール!』公開したら、9月9日には『散歩する侵略者』が公開されます。ここで高杉さんが演じる天野は、侵略者ということですが、こちらはどういった役ですか?

高杉:映画の中では、松田(龍平)さんと僕と恒松(祐里)が侵略者で、人の「概念」を奪うことができるんです。ただ、概念って言葉が聞き慣れなすぎて、けっこう大変でした。人間と侵略者の区別もないし、天野は侵略者の中でもわりと人間っぽいキャラクターだったので、侵略者という違和感をどこで出すかっていうのは結構悩みましたね。

▲映画『散歩する侵略者』(9月9日公開)©2017『散歩する侵略者』製作委員会

今お話を伺っただけでも、本当にいろいろなキャラクターを演じられてますね。

高杉:昨年はそれぞれの役のギャップが激しすぎて、自分でも戸惑うことがあったりしました。でも、その中でも、自分では楽しんで演じられたんじゃないかなって思ってます。

来年も『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』や『世界でいちばん長い写真』といった待機作が控えています。今後はどんな作品に出演したいですか?

高杉:実は戦時中の役がやりたいんです。この4年ぐらいずっと思い続けています。

聞くところによると、坊主頭になりたいとか。

高杉:あ、そうなんです。坊主頭になりたくて(笑)。

坊主頭になりたいっていうのが先なんですか?

高杉:はい(笑)。坊主頭になりたいなぁと思って、どうしたらなれるかな?と考えた結果、戦時中の役しかないと思って。でも、そこからいろんな映画を観ていくうちに、役者は「戦争があった事実」を伝えられる職業なんじゃないかと思ったんです。戦争は知らない世代ですけど、僕と同じような人たちに、自分が演じることで伝えられることがあるんじゃないかって。そう思ったら、いつか挑戦してみたいと思うようになりました。あとは、声優にも興味があります。

声の演技はすでに経験済みなのでは?

高杉:ラジオドラマはあるんですけど、アニメの声優となると、それとはまた全然違うんだろうなと思っていて。絵の動きに合わせて話すのは、絶対難しいはず……。でも、アニメは好きなので、一度やってみたいと思っています。

演技のほうでは、マンガ原作の作品に出演されてますよね。

高杉:そうですね。やらせていただくことが最近多くなりました。

そうした作品では、原作ファンの気持ちも理解しながら演じるんですか?

高杉:そこなんですよね。まずは、やっぱり自分が見てたキャラクターを自分で演じられるっていうのは、すごくうれしいです。ただ、自分でいいのかなぁ……っていうのも、同時にあって。漫画を読んでるファンという立場からすると、このキャラクター、僕が演じて大丈夫かなって思うこともあります。でも、演じるからには、ちゃんとその役、そのキャラクターに寄せて、できるだけその人物として演じたい。それに、映画は約2時間でその作品を完結させなくてはいけないので、どうしても原作と違う部分が出てきますよね。そこは台本という教科書に沿いつつ、その中で原作から取り入れられるところは入れていけたらと思いながら毎回演じてます。映画のほうのこういうキャラクターもアリだねって思ってもらえたらうれしいですね。

ところで、高杉さんの周りには、映画やドラマなどの現場をはじめ、働く女性スタッフの姿も多いと思います。そうした方々への印象を教えてください。

高杉:僕の周りにいる方たちは、かっこいい女性が多いんですよね。撮影の現場でも、照明さんとか録音さんとか、専門的な職種の中にもそういう方がたくさんいて。現場で力強く動いている姿を見ると、僕も負けないように頑張らなきゃって思います。

かっこいいというのは、そういう女性たちの働く姿勢のことですか?

高杉:そうですね。真っ直ぐな感じというか…。そういうのってもしかしたら男性女性関係ないのかもしれないですけど。でも、素敵な女性の方が多いって印象です。

ちなみに「Oggi」には蜷川実花さんの連載で「悪い男」という企画があるんですよ。

高杉:(ページを見て)すごい、かっこいいですね。

「悪い男」と聞いて、何をイメージしますか?

高杉:色っぽい人っていうイメージです。いろんな経験をしているからこそ、出る色気があるのかなって。どこか尖っていそうな印象もあって、かっこいいなと思います。ところで、タイトル「悪い男」の「悪」という文字は、どうして裏になっているんですか?

それは秘密です(笑)。でも、裏面って意味では、高杉さんにも表に出さない面ってあります?

高杉:出さないようにしてるのは、すごく負けず嫌いな面ですね。僕の性格上なんですけど、闘争心丸出しな感じっていうのが恥ずかしくて。なので、あんまり出さないように……。負けたくない気持ちはすごく強いけど、人前ではサラッとしていたい。実はそういうところがあります。

どんな質問にもすらすら答えてくれる健気な姿勢、まっすぐで澄んだ瞳…彼と話していると、「俳優・高杉真宙」の中にはまだまだ眠っている才能がたくさんありそうな気がました。もしかしたら、そういう彼の姿が周りを魅了していくのかもしれません。

※小学館「しごとなでしこ」のWEBサイトでも高杉真宙さんのインタビュー掲載中▶こちら

PROFILE
たかすぎ まひろ_1996年7月4日 福岡県生まれ。身長170cm、A型。特技は空手、バイオリン。2009年に舞台『エブリリトルシング’09』でデビュー。2012年に映画『カルテット!』で初主演を務める。2013年には特撮ドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』で仮面ライダー龍玄/呉島光実役を演じたことでも話題に。今年は映画『PとJK』(3月)、『ReLIFE リライフ』(4月)、『想影』(5月)に続き、現在主演映画『逆光の頃』が公開中。今後も『トリガール!』(9月1日公開)、『散歩する侵略者』(9月9日公開)など待機作が控える。また、2nd写真集『20/7』(ワニブックス)が好評発売中。

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写真/安井宏充 取材・文/片貝久美子 構成/Oggi.jp編集部


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