選び抜かれたワードローブを軸に、ベーシックを素敵に進化させて
25のベーシックアイテム008〜013
_008:〝BALLSEY〟のアルパカニット
私たちがニットに求める〝上品かわいい〟さじ加減をよくわかっているブランド
「肌が透けそうで透けない薄手のアンゴラ、折り返したっぷりのオフショルダー、それでいて黒…大人が照れずに着られる絶妙な〝かわいげニット〟。ブラウスだと華やかすぎる、という日、こんなニットが役に立ちます」。ニット¥19,000(TOMORROWLAND〈BALLSEY〉)
_009:〝オニール オブ ダブリン〟のスカート
いくつになってもときめくチェックのスカートはラップ仕様で大人顔に
「秋冬は例年多くのセレクトショップが買い付ける、アイルランドの名門ブランド。今年流行のチェック柄も、みっちりやわらかな上質ウールで本物の品格が漂います。長すぎないひざ下丈もいい」。スカート¥29,000(L’AVENTUREmartinique〈オニール オブ ダブリン〉)
_010:〝スローン〟のカシミアニット
〝趣味のいい人〟を一瞬で印象づける絶妙なモカベージュ
「昨年デビューのニットブランド〝スローン〟は、Oggiスタッフの間でもかぶり率高し。カシミアの肌触りが本当に素晴しくて、着ていると幸せな気持ちになれます。私的にはこのモカベージュのまろやかな色味も、かなりツボ」。ニット¥40,000(スローン)
_011:〝upper hights〟のシャツ
_012:〝インコテックス×デミルクス ビームス〟のパンツ
今っぽいのに品格がある…大人仕様のきれいめなオーバーシャツならこれ!
「着てみると、ほかのシャツとはあきらかにシルエットが違うんです。単なるゆるシャツにならないよう計算された肩の落ち方、脇からすそへのシェイプしたカーブ…立体的なフォルムが秀逸です。薄手の綿ストレッチも上品」。シャツ¥23,000(GUEST LIST〈upper hights〉)
はくと気分がよくなる、端正な美脚パンツってこういうこと
「イタリアの老舗パンツブランド〝インコテックス〟。ムダのないマニッシュな美脚ぶりはそのままに、タック入りで今どきの空気感がある一本。フランネル素材の上質感もさすが」。パンツ¥31,000(ビームス ハウス ウィメン 銀座〈インコテックス×デミルクス ビームス〉)
_013:〝リトルシック〟のジャケット
ライトグレーの色味と織りの風合いが、値段以上の洗練見えを約束
「これはライトグレーの色味と生地感が秀逸! 縦糸と横糸の織りの表情が見える薄手ウールは、メンズ風のクラシカルなリッチ感が魅力。少し長めの着丈が、きちんとかっこいい系の通勤にフィットします」。ジャケット¥19,000(ザ・スーツカンパニー 銀座本店〈リトルシック〉)
キュレーター/三尋木奈保
PROFILE/ベーシックで現実感のある着こなし提案に、働く女性からの厚い支持が集まる。自身のおしゃれルールをまとめた著書『My Basic Note』(小学館)は12万部に迫るベストセラーに。Oggi誌面で発表するコラボアイテムも毎回大人気!
2017年Oggi10月号「100のスーパーベーシック」より。
撮影/三瓶康友(人物)、渡辺修身(静物) スタイリスト/渡辺智佳 ヘア&メーク/笹本恭平(ilumini.) モデル/矢野未希子(本誌専属) 構成/三尋木奈保
再構成:Oggi.jp編集部