矢野未希子の連載! 名画のヒロインのおしゃれをジェニックに新解釈するシネマティック・シンプル。今回は、ボーイッシュなショートカットで颯爽とTシャツを着るジーン・セバーグがイメージソース。男の子みたいなTシャツを女の子が着ると、とびきりキュートで新鮮! 内なる女らしさを自覚する、夏の海でのひととき。
INSPIRED BY『勝手にしやがれ』
[1] ALWEL|オルウェルのTシャツ
肩の力を抜いてシンプルに、ニュートラルになれる黒のTシャツ。夏の陽に灼かれた肌にやわらかになじむ気持ちよさが、私を解放する。
コーディネート詳細:定番【黒Tシャツ】はこの夏「ゆるくて優しい」が気分
[2] WIND AND SEA|ウィンダンシーのTシャツ
目が覚めるようなピンクも、パンチの効いたロゴも、いつもはあえて出さない女っぽさも夏の海と空の青さに包まれたら、素直に楽しめる。
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[3] 古着のスヌーピーTシャツ
いくつになっても、好きなものを選べる女でいたい。「配色、ドット、ヴィンテージ」が、今を引き寄せるキーワード。
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[4] WMV|ダブルエムブイのTシャツ
Tシャツだからできる、ネックレス柄ONネックレス。ルールにとらわれない。自由で奔放なパリの女みたいに。
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[5] BASERANGE|ベースレンジのTシャツ
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[6] LACOSTE|ラコステのTシャツ
乾いた潮風に心地よい、男の子みたいなボーダーTシャツ。夏の太陽をとじ込めた色のパンツで、みずみずしく着る。
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『勝手にしやがれ』のジーン・セバーグ!
28歳のジャン=リュック・ゴダール監督が弱冠20歳のジーン・セバーグを起用した、ヌーヴェルバーグの金字塔的な作品。Tシャツを着て新聞を売り歩くセバーグのフレッシュでキュートな姿は、映画史に残る美しさ。その軽やかなショートカットとともに、世界中を魅了。
1960/France
Photofest/AFLO
※この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
Oggi8月号「矢野未希子のCINEMATIC SIMPLE」より
撮影/TISCH(UM) スタイリスト/安西こずえ(COZinc.) ヘア&メイク/笹本恭平(ilumini.) モデル/矢野未希子(本誌専属) 構成/須藤由美
再構成/Oggi.jp編集部