職場のドレスコードは変えられなくても、配色でいくらでも印象は操作できる! 4つの職種別に「先輩感」が際立つおすすめ配色をご提案。スーツの男性社員に囲まれ、ドレスコードもやや厳しめな不動産営業は… きちんとアイテムはそのままに、ダークカラーに映えるカーキとホワイトにシフトして、先輩ならではのこなれ感を漂わせて。
不動産営業は… カーキ×ホワイト
ドレスコードは厳しめ、派手色NG。でもありがちな配色から脱したいという職業の方には、カーキ×ホワイトがおすすめ。カジュアルな着こなしではおなじみのカーキをきれいめな服装に当てはめると途端にフレッシュな印象。夏の定番・白をおしゃれに料理してくれます。ダークスーツの男性社員に囲まれて働く際、浮かずに存在感を出せる貴重な色合わせ。
ほかにはこんな職業の人にもおすすめ
コンサルタント、銀行員、弁護士、公務員、男性と肩を並べることの多い総合職や、外回りの営業職。
【1】白ジャケットのコーディネート
圧倒的な爽やかさを放つ白ジャケットを、ただ華やかなだけでなく今っぽく仕上げるカギはボトムのカーキ色にあり。
ジャケット¥19,000(ユニバーサルランゲージ たまプラーザ テラス店〈ユニバーサルランゲージ〉) ブラウス¥13,000(フィルム〈ダブルスタンダードクロージング〉) パンツ¥28,000(Theory) バッグ¥55,000(デミルクス ビームス 新宿〈バルダン×デミルクス ビームス〉) リング¥98,000(CPCM〈GIGI〉)
【2】カーキジャケットのコーディネート
ダークスーツを逆手に取ってカーキジャケットで着映える。スーツであふれかえるイベントごとに挑む際は、浮かないけれど、存在感のあるカーキジャケットが頼りに。単品だと甘い白のレーススカートはカーキが中和してくれるおかげで、すっきりと着こなせる。テーラードを変形させたようなジャケットのノーカラーにも、先輩らしいこなれ感が。
ジャケット¥45,000(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター〈バーニーズ ニューヨーク〉) ブラウス¥14,000(アルアバイル〈アルアバイル〉) スカート¥16,000(ユナイテッドアローズ 丸の内店〈ユナイテッドアローズ〉) バッグ¥36,000(ロウェル シングス ルミネ新宿店〈ペリーコ〉) ピアス¥58,000(ショールーム セッション〈マリハ〉) 時計¥16,000(エイチエムエスウォッチストア 表参道〈オリビア・バートン〉) ブレスレット¥52,000(white office〈GIGI〉)
【3】白トップスのコーディネート
暑い日の外回りこそ涼やかな配色で周りと差をつける。まず目に飛び込む上半身に白を配して、クライアントに爽やかな印象を与える作戦。浅いVネックとプチスリーブで上半身もスッキリ。全体で見たときの落ち着きはカーキに任せて。ボトムのとろみ素材は、カーキのもつこなれ感を上品に引き出してくれる。
カットソー¥5,000(ラグナムーン ルミネ新宿) パンツ¥14,000(ユニバーサルランゲージ たまプラーザ テラス店〈ユニバーサルランゲージ〉) 手に持ったジャケット¥43,000(エム・アイ・ディー〈m,i,d,〉) バッグ¥28,000(TOMORROWLAND〈TOMORROWLAND〉) 靴¥46,000(ピシェ アバハウス ルミネ有楽町店〈バルダン〉) メガネ¥33,000(アイヴァン 7285 トウキョウ〈アイヴァン 7285〉) ネックレス[2連]¥78,000(ショールーム セッション〈マリハ〉) バングル¥98,000(ブルーム&ブランチ青山〈GIGI〉)
【4】カーキTのコーディネート
白TだとカジュアルなときはカーキTという選択肢がある! 社内での打ち合わせデーは快適でさっぱりとしたTシャツが味方に。白Tだとカジュアルすぎてそわそわ… でもカーキ色なら落ち着きがあってこなれて見える上級の着こなしに。
Tシャツ¥7,000(バロックジャパンリミテッド〈ブラック バイ マウジー〉) 肩に掛けたカーディガン¥15,000(ヴェルメイユ パー イエナ 天神ヴィオロ店〈ヴェルメイユ パー イエナ〉) スカート¥13,500(FRAY I.D ルミネ新宿2店〈FRAY I.D〉) バッグ¥70,000(ブランドニュース〈ストラスベリー〉) 時計¥39,500(ピークス〈ロゼモン〉) バングル[3連]¥8,000(プラス ヴァンドーム 西武池袋本店〈プラス ヴァンドーム〉)
【5】白シャツのコーディネート
白シャツを真面目で終わらせない軽やかに見せるカーキの手腕。シャツのパリッとした着こなしこそ、カーキの色でリラックス感を出して後輩と差をつけて。ベルトマークやフリンジバッグで盛り上げれば、アフター7の予定にも。
シャツ¥28,000(マディソンブルー〈マディソンブルー〉) パンツ¥17,000(カリテ スケープ コレド日本橋店〈カリテ〉) バッグ¥135,000(J&M デヴィッドソン 青山店〈J&M デヴィッドソン〉) 靴¥35,000(FUN Inc.〈CHEMBUR〉) ベルト¥18,000(SUPERIOR CLOSET〈MAISON BOINET〉) ピアス[片耳]¥33,000(トーカティブ アトリエ ショップ) 時計¥70,000(ヴァンドーム青山プルミエール 伊勢丹新宿店〈ヴァンドーム青山〉)
カーキ×ホワイト配色、小物はどうする?
強い色で締めるのは×グレー系でまろやかなアクセントを。グレージュや濃淡のグレーなど、白とカーキの中間色を小物で投入。配色にニュアンスが加わって、着こなしに先輩らしい深みが出ます。
バッグ¥36,000(ロウェル シングス ルミネ新宿店〈ペリーコ〉) 靴¥44,000(フラッパーズ〈ネブローニ〉)
時計¥39,500(ピークス〈ロゼモン〉)
●この特集で使用した商品の価格はすべて、本体(税抜)価格です。
2018年Oggi7月号「仕事服は色選びで差が付く時代!」より
撮影/三瓶康友(モデル)、大石葉子(TENT/静物) スタイリスト/兵藤千尋 ヘア&メイク/笹本恭平・桑野泰成(ilumini.) モデル/矢野未希子(本誌専属)、泉 里香、飯豊まりえ、安座間美優 撮影協力/メットライフ生命 構成/堀 由佳(本誌)
再構成/Oggi.jp編集部