ブランドアンバサダー長澤まさみが世界観を体現。「SHISEIDO」アルティミューン誕生10周年CM

滴が落ちた一瞬のような、鮮烈な印象を残すビジュアル

2014年に「SHISEIDO」の象徴アイテムとして発売し、2018年・2021年、そして2023年とリニューアルを重ね、進化し続けてきた「アルティミューン」。〝肌本来の美しさを引き出す〟という独自価値が、発売以来10年間支持され、数々のビューティーアワードも受賞しています。

そんな「SHISEIDO」アルティミューン誕生10周年を記念し、アートディレクター吉田ユニさんとコラボレーション、ブランドアンバサダー・長澤まさみさんを起用したビジュアルが展開されました。

アートディレクター＆グラフィックデザイナー・吉田ユニさんは、実際に手を動かして素晴らしい作品をつくるアーティスト。細部への深い愛情が、唯一無二の人間味と温かみのある作品を生んでいます。「美の力」を信じ、そして美しいモノをつくりだす徹底した姿勢がSHISEIDOブランドのものづくりに通じ、両者の共通点により吉田ユニさんとのコラボレーションが実現しました。

「BELIEVE IN BEAUTY.」がキャンペーンコンセプト

美の底力が広がっていく花の波紋―内から外へと、私たちひとりひとりに秘められている美しさのエネルギーが波及する様子を、椿などの花びらを一枚一枚敷き詰めて表現。ジャパニーズモダンな表現に、吉田ユニさんならではの美しい解釈が加えられています。奥に向かって液体らしい不均一な揺らぎを加えた波紋。今にも動き出しそうなしぶきのように配置された花びら。花と一体となったドレスをまとい凛と立つ長澤さん。一滴の滴が落ちて跳ね上がる瞬間を切り取ったかのような、惹きつけられるビジュアルです。

吉田ユニさんコメント

今回のビジュアルは”内側から広がっていく美しさ”というテーマを、水の波紋で表現しました。この波紋には、内側からみずみずしく潤っていく肌はもちろん、それによって生み出されたポジティブなパワーが伝播していくイメージや、世界中の多くの方々にこの商品が広がっていくイメージも込めています。また、波紋の中心で跳ねる水滴のように、美しく凛と佇む長澤まさみさんの姿で、潤いがみなぎり湧き出るような静かなパワーを描きました。今回はBeautyの象徴として「ドレス」と「花びら」をふんだんに使い、広がっていくドレスの上に、花びらを一枚一枚並べて丁寧に波紋を描いています。一滴から始まる波紋は、肌の美しさだけでなく、多くのお客さまのもとへ商品が届く様子もイメージできます。10周年のビジュアルとしてもしっかりリンクするように、こだわりをもって制作しました。美しさとは、特別なものではなく、あらゆるものが多様な美しい力を秘めていると思います。今回のコラボレーションコンセプトも　”人は誰しも、美しい力を秘めている” という視点で語られていてとても共感しました。当たり前に目にしているものに、ちょっと違う視点を持たせることで、途端にあたらしい可能性が広がっていくと思います。秘めていた美しい力を生かすことを、これからも大切にしていきたいです。

長澤まさみさんコメント

今回SHISEIDO アルティミューン誕生10周年という記念すべき節目に吉田ユニさんと共にキャンペーンを作り上げることができ、とても光栄です。吉田ユニさんのつくるものは、不思議な国から飛び出してきたような底知れぬ美しさのパワーを感じます。そんな唯一無二なユニさんの世界観に、私の大好きなアルティミューンと共に参加できとてもうれしいです。とても素敵なものになっていますので、ぜひたくさんの方にご覧いただければと思います。

撮影エピソード

ブランド「SHISEIDO」を象徴する美容液、アルティミューン誕生10周年の大切な節目である今回の撮影は吉田さんのディレクションのもと、椿などの真っ赤な花びらを一枚一枚丁寧に敷き詰めた今にも花が動き出して湧き上がってきそうな圧巻な空間のセットで行われました。　撮影はとても和やかな雰囲気で2日間にわたり行われ、長澤さんの花と一体となった華やかなドレスにも負けない凛とした存在感が印象的だったとか。編集前から、まるで美しい芸術作品のような仕上がりで素敵なカットが多く、制作関係者の面々はどのカットを採用するか非常に迷っていたそうです。