1年に2回実施している旅仲間たちとの長期旅行。数々の地を冒険したA子さんが次の旅先として注目しているのがオーストラリアの【ノーザンテリトリー】州。その魅力を仲間たちにプレゼンすべく、9泊11日で想定した旅程計画とともに「旅するべき理由」を15個のトピックスにまとめました!
今回は広大で豊かな自然とアボリジニの壁画や生活の跡など、自然と文化の両面を堪能できる【カカドゥ国立公園】をメインに紹介します。
理由6.神秘のロックアートを目撃できる
世界複合遺産にも登録されているオーストラリア最大の国立公園【カカドゥ国立公園】へは、ノーザンテリトリーの中心都市【ダーウィン】からツアーを利用して。広大な敷地は主要な観光スポットを巡るだけでも3日前後はかかるとか。私が必ずチェックしたいと思っているのは、公園の北東部に位置する【ウビア】という場所。先住民アボリジニの文化を感じられる貴重な壁画が見学できるんです。2万年以上前の暮らしを想像させる遺跡に知的好奇心をくすぐられること間違いなし!
理由7.サンセットでインスタ映えする
アボリジニの壁画が多く保存されている【ウビア】には、もうひとつ名物があって。写真のような迫力満点のサンセットが拝めること! 夕方になると360°絶景が見渡せる展望台に多くの見物客が集まるそうです。記念撮影大会をした後は、みんなで沈み行く夕日を眺めながら物思いにふけるのも良い体験になりそう。
理由8.かわいいワニ形ホテルに宿泊できる
美しいサンセットを観た後は、公園内のホテルに宿泊。【メルキュール カカドゥ クロコダイルホテル】は、鳥瞰するとワニの形をしていることで有名。こんなお茶目な見た目だけど4つ星を獲得している上質な宿泊施設です! 口がエントランス、胃袋(?)のあたりがレストラン、心臓の中庭部分がプール、となっていて遊び心満点。レストランではワニのメニューを楽しむこともできるみたい。どんな味なんだろう…。
理由9.巨大湿原で野生動物に出会える
一夜明けて【イエローウォーターリバー・クルーズ】に参加。巨大な湿原と熱帯雨林を探検しましたい! 1,600種類以上の植物、280種以上の鳥類が生息していて、世界のバードウォッチャーが訪れる場所としても知られているそうです。オーストラリアでしか観られないコウノトリほか、体長3メートルあるイリエワニの狩りの様子が見られることもあるとか。…こんなワイルドな旅、今までしたことある!?
理由10.リッチなグランピングを初体験
カカドゥ国立公園をクルーズで横断したら、この日は【ワイルドマン・ウィルダネスロッジ】に宿泊。豪華なサファリテントとキャビンからなるラグジュアリーリゾートで、地元食材を使った料理が楽しめます。雄大な自然を眺めながらいただくグルメと冷えたシャンパン…、楽園ですね。朝夕には敷地内にたくさんのワラビーが現れる、っていうのも気になる!
今回提案するのはノーザンテリトリーの北部ダーウィンからバスや飛行機を駆使して周遊していくコース。次回は、旅のクライマックス【ウルル(エアーズロック)】へ。世界最大級の一枚岩の周囲で楽しむことができるアクティビティなどを紹介します。
■ここまでの旅程サンプル■
Day1 日本出発→ブリスベン空港着、1泊
Day2 ブリスベン空港→ダーウィン空港着、市内を散策し、【ミンディルビーチ・サンセットマーケット】へ
Day3 【キャサリン渓谷】ボートツアーへ
Day4 【ダーウィン】からツアーで【カカドゥ国立公園】へ。【ウビア】でアボリジニの壁画を見学。展望台でサンセットを眺める。公園内の【メルキュール カカドゥ クロコダイルホテル】で1泊
Day5 イエローウォータークルーズに参加して湿地帯を冒険。【ワイルドマン・ウィルダネスロッジ】でグランピング体験
Day6 【ダーウィン空港】から飛行機で【ウルル】へ移動
次回、「【ノーザンテリトリー】を旅する15の理由」vol.3は5月20日配信予定です