オフィス街で通勤バッグをWatching!
働く30歳からの女性たちがリアルに持っている通勤バッグって…!? スタイリストとエディターが、最近の通勤バッグのリアルを分析!

通勤ファッションと通勤バッグがなんだかチグハグ!?
旧井:平日の出勤時間帯に、丸の内と品川で張り込みをしてみたけれど… スタイリスト的にどんなことが気になった?
渡辺:まず驚いたのは、ハイブランドのバッグを持っている人がほぼいない! 数年前まではもっとみんなブランドバッグで通勤していた気がするんだよね。
旧井:確かに今は、ガンガン荷物を入れて仕事に行くには惜しいプライスのバッグが多いよね…(涙)。ブランドバッグは休日のお出かけ用で、通勤バッグとは完全に分けているのかも?
渡辺:あとは、洋服のテイストやスタイリングとバッグがチグハグになっちゃっている人が多いのも気になったかも。洋服は程よくラフでこなれてるのにバッグだけはお堅くて真面目なデザインとか、カジュアルな黒リュックを背負っているのに洋服はフェミニンとか…。せっかくおしゃれに通勤してるのに、もったいない…!
旧井:確かに、洋服は予定や気分に合わせてスタイリングしているのに、バッグだけは〝自分の定番〟を変えずに持っている感じがしたなぁ。極端な例だけど、就職活動で使っていたカッチリとした肩掛け黒トートをそのまま使ってる… みたいな。
渡辺:確かにそのバッグは使いやすいと思うんだけど… だけど! 今って、こなれたプライスで通勤にも使えるおしゃれなバッグがたくさんあるので、そういうイケてるバッグをもっと積極的に使ってほしいな。
洒落見え通勤バッグは身近な場所で見つけられるはず!
旧井:そういうバッグって、どこに売ってるの?
渡辺:Oggi読者のみなさんもふだんよく行く定番のセレクトショップにもたくさんあるよ。ショップに行ってもバッグまでチェックしないのか、もしくはオンラインで洋服だけを買っているから、イケてるバッグの存在に気づかないのか…。
旧井:今どきな推理!
渡辺:通勤服にトレンドを取り入れるように、バッグも一緒にアップデートしてほしい。もっと通勤コーデがおしゃれになるから。あ、あともうひとつ、すごく疑問に思ったことが…。
旧井:なんだろう、気になる!
渡辺:みんな大荷物だよね!? 背負っているリュックがパンパンで、さらにお弁当バッグも持っている人も見かけたりして。あの中には何が入っているんだろう…。
旧井:わかる! 次はバッグの中身の謎からひもときたいね!
本当に使える!「洒落見え通勤バッグ」って?
ミニバッグ×サブトート
ふたつのバッグで荷物をおしゃれに整頓! フェミニンなスタイリングがより上品にこなれて見える。

バッグ[小]¥90,200(TOMORROWLAND〈DEMELLIER〉) バッグ[大]¥14,300(アンテプリマジャパン〈アンテプリマ/ワイヤーバッグ〉) ブラウス¥24,970(ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店〈イウエン マトフ〉) スカート¥85,800(ショールーム セッション〈SAYAKA DAVIS〉) 時計¥5,170(カシオ計算機 お客様相談室〈カシオ クラシック〉)
【MINI BAG】DEMELLIER
クラシカルなデザインもレザーとキャンバスの異素材コンビ、重厚感のある南京錠も実はマグネット式。その軽やかさが今っぽい。バッグ/モデル着用と同じ
BAG DATA
サイズ:縦18.5×横21.9×マチ6.6cm
重さ:450g
【TOTE BAG】ANTEPRIMA/WAREBAG
カジュアルなイメージのキャンバスバッグも、箔加工を施せばこんなにもエレガント! メタリックの輝きでサブトートも華やかに。バッグ/モデル着用と同じ
BAG DATA
サイズ:縦37×横29×マチ0.5cm
重さ:260g
ひとくせクワイエットバッグ
クリーンなストライプシャツに、PCや書類を詰め込んだ大容量のトートバッグを肩掛け。〝王道〟や〝いつもの定番〟で終わりがちなベーシックアイテムこそ、トレンドを巧みに取り入れたモダンな逸品を選び抜きたい。

バッグ¥83,000(ポレーヌ) シャツ¥37,400(エストネーション〈エストネーション〉) パンツ¥42,900(インターリブ〈サクラ〉) 肩に掛けたニット¥15,400(ワールド プレスインフォメーション〈デッサン〉) ピアス¥3,630(ロードス〈Filigran〉)
POLENE
おしゃれな人がこぞって通勤トートに指名している「Cyme」。ショート&ロングのダブルストラップで持ち方が変えられるのも人気の秘密。バッグ/モデル着用と同じ
BAG DATE
サイズ:縦32×横38×マチ17cm
重さ:900g
黒リュック
きれいめなジャケットに、ラフに黒リュックを背負う。無理のないアクティブで実用的な通勤スタイルこそが、今の私たちの理想の姿。

バッグ[メンズ商品]¥74,800(フルラ ジャパン〈FURLA〉) ジャケット¥35,200(ノーブル 有楽町マルイ店〈ノーブル〉) パンツ¥35,200(カオス丸の内〈カオス〉) スカーフ¥26,400(シップス インフォメーションセンター〈デスティン〉) イヤリング¥13,200(フーブス〈IRIS 47〉)
FURLA
耐久性に優れたウォータープルーフナイロンを使用。メンズ商品ならではのハンサムさがジャケットコーデにマッチ。バッグ/モデル着用と同じ
BAG DATA
size : 縦40×横30×マチ11cm
weight : 850g
◆この特集で記載しているバッグのサイズ、重さは編集部調べです。
TOMORROWLAND(ウィメンズ) 0120-983-51
アンテプリマジャパン 0120-03-6962
ポレーヌ(カスタマーサービス)
フルラ ジャパン 0120-951-673
2025年Oggi11月号「『洒落見え通勤バッグ』はどこにある?」より
撮影/谷口 巧(Pygmy Company)、スタイリスト/渡辺智佳 ヘア&メイク/廣瀬浩介(UM) モデル/古畑星夏(Oggi専属) 構成/旧井菜月
再構成/Oggi.jp編集部
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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