真面目な僕は、“ワル”とは無縁すぎるかもしれません
ビジネススーツ姿で登場した、Oggi6月号（発売中）『海外事業部・池﨑理人（INI）のWORKING DAYS』企画が話題の池﨑理人さん。（詳細はこちら）大好評につき、特別に本誌では載せきれなかった未公開インタビュー＆アザーカットを公開しちゃいます！
――今回のOggi６月号では、アパレルメーカーの海外事業部で働く入社２年目の会社員という設定で、残業する同僚（読者）を励まして、労う後輩社員を演じてもらいました。池﨑さんが、INIのメンバーから元気をもらったエピソードや、労ってあげたいメンバーを教えてください。
実は、先日ちょうど（木村）柾哉を労いました。合同ライブ・『LAPOSTA 2025』の後に僕たちみんな連休をいただいたんです。（後藤）威尊はひとりでヨーロッパ旅に行ったり、僕含めみんなそれぞれオフを満喫していた中、柾哉はテレビ番組の企画で朝から晩までダンスの練習に打ち込んでいて頑張っていたのを知っていたから生放送で頑張って踊る姿にすごく感動しましたね。翌日の朝から一緒に朝ごはんを食べに行って、そのあと夕方まで柾哉の話を聞かせてもらったり、いろんなことを語ったり。労ったというよりも、僕自身も一緒に過ごせて楽しい時間でした。柾哉がグループを背負って頑張っている姿が見られて本当にうれしかったんですよね。
僕自身が元気をもらったことで言うと、昨日、柾哉と（許）豊凡と仕事終わりに夜ごはんを食べに行ったこと！グループでの仕事が少し立て込んでいたので、疲れきっていたのもあり「このまま帰っても動ける気がしない」と話す柾哉にすごく共感して、「気分転換にごはん食べに行こうよ」と誘って、豊凡と3人で、ものすごくカロリーの高そうなメニューを23時過ぎに食べました（笑）。
柾哉はケバブライス、豊凡はガパオライス、僕は大量のパッタイを注文。爆食いしながら語り合って、その後、豊凡の家に行きました。最近考えていたことをお互いに話せてよかったです。ソロ曲を聴かせあって、みんなで褒め合って、昨日の夜は本当に力をもらいました。
――5月30日に公開する映画『BADBOYS -THE MOVIE-』で演技に初挑戦されましたが、演じた川中陽二に共感できる部分や似ていると思うことは？
陽二は僕とは真反対の人物に見えますが、内面的には義理人情に熱く、まっすぐな部分が似ているかもしれないなと思います。以前、「『義理人情』という言葉の中には『理人』が入っている」とファンの方が言ってくれたことがあるのですが、「まっすぐに生きる」と言う言葉を座右の銘としてずっと胸に刻んできました。メンバーのことが大好きで、寂しがりやなところも似ているのかも…でもそれ以外は真反対です！（笑）。
――「体に悪いと分かっていながら夜中にラーメンを食べる」みたいな、ちょっと憧れる“ワル”なことはありますか？
（しばらく真剣に考えて）…まったく思いつきません（笑）。僕、子供の頃からものすごく真面目な性格で反抗期もなかったし、ワルとは無縁すぎるのかもしれないです。でも最近、ダンスの練習中にメンバーと盛り上がりすぎて、先生に注意されてしまいました（苦笑）。
――『BADBOYS -THE MOVIE-』の撮影現場は、同世代の共演者が多かったと思いますが、撮影での思い出は？
“極楽蝶”のメンバー（豆原一成さん(JO1）、山中柔太朗さん、井上想良さん）とすごく仲良くなりました！ 撮影が始まる前から4人のグループトークをつくって交流をしました。柔太朗くんは今回が初めての共演で、会ったことのないままクランクインしたのですが、「理人です！この作品でお世話になります。よろしくお願いします！ 柾哉とも共演されてましたよね。その節はありがとうございます」とメッセージを送っていたので、距離が縮まるのは早かったですね。そのあとすぐ、撮影が始まるころには４人でアクション練習の動画を送りあって、「めっちゃええやん」と褒め合いました（笑）。今も連絡を取り合ったり、ライブにお誘いしたり、交流は続いています。
僕が『LAPOSTA 2025 Supported by docomo』に想良くんと柔太朗くんを誘ったのですが、ふたりとも忙しいので結局来られず…。想良くんはアイドルにもすごく詳しくて、JO１もINIも勉強してくれて僕らが出演していたオーディション番組も観てくれたんですよ。その心配りがうれしかったです。
――この映画は、友情がテーマの物語でもありますが、池﨑さんにとって、INIとは？
僕のすべてと言ってもいい存在です。実は僕が一番熱くてそう思っちゃうタイプなんですよ。でも、本当に僕のすべてであり、帰る家でもある。大学も勉強も全部置いて、覚悟をもって身ひとつで来たので、僕にはここしかない。たとえるなら、INIのみんなは家族ですね。めっちゃ寂しがりやな僕は、休日でもメンバーとばかり遊んでいます（笑）。胸を張ってINIが大好きと言いたい。きっとファンの皆さんも喜んでくれていると思います。
――Oggiのオリジナルのプロフィールをつくりたく、【】を埋めてください！
いけざき・りひと／2001年8月30日 (年齢 23歳)。福岡県出身。O型。人気グループ・INIのメンバー。あだ名は【りーくん】で【寂しがりや】な性格です。好きなものは【クリストファー・ノーラン監督の映画『インターステラー』『インセプション』】。苦手なものは【高所、絶叫マシン。遊園地に行っても大抵のアトラクションは見学することになります。ライブのリフターも怖いときがありますね。LAPOSTAでも長い階段を登って高いところに行くのが怖かったです…。足がすくまないよう、下を見ないようにしています】。特技は【ラップ。絵を描くこと】。INIでのポジションは【ムードメーカーな気がします】。幸せを感じる瞬間は、【自然に身を置いているとき。さっき屋上で風を感じたときに、気持ちよかったです。自然が好きで、何にも追われていないことが一番幸せ】。好きな言葉や座右の銘は【まっすぐに生きる。人として】。
【マニアックすぎる取材メモ】
・たくさんの取材が詰まっていたにもかかわらず、「よろしくお願いします！」と明るい声＆笑顔でスタジオ入りしてくださった池﨑さん。撮影のために組んだセットを見て、「マットレスとかデスクとか、これ全部僕の撮影のために用意してくださったんですか？本当にすごいですね！」と喜んでくださったおかげで現場の雰囲気も明るく和やかなムードに。
・撮影中、シーンごとに撮影内容をお伝えしていたのですが、詳細すぎる設定に「わー素晴らしい！ おもしろい！」と楽しんでくださった様子。ピザを食べるシーンでは小道具で用意したピザのトマトソースを見た池﨑さんの「この既視感…僕の髪色と一緒ですね（笑）」というひと言で現場が大爆笑に包まれました。
・差し入れでリップと入浴剤を渡すと、「ありがとうございます！ 最近しっかりお風呂に浸かるから、バスボムをいただけるのはめっちゃうれしいです！すぐに使います」と喜んでくださった様子。帰り際には、「すごく楽しかったです。また出させてください！」とおっしゃってくださるまっすぐなお人柄に撮影チーム一同、感動しっぱなし。バスボムを見ながら「イエーイ！」とテンション高めに帰っていかれました。
撮影／中村和孝 スタイリスト／山田莉樹 ヘア＆メイク／金光柚香（MASTER LIGHTS） 構成／佐々木怜菜、岡野亜紀子
5月30日ロードショー
映画『BADBOYS -THE MOVIE-』
裕福な家の一人息子だった桐木司（豆原一成）は、幼いころから自分を助けてくれた伝説の不良・村越に憧れ、家出。 族の戦国時代において最強チームの「陴威窠斗(BEAST)」に仲間入りを志願するも追い返され、逃げる途中で川中陽二(池﨑理人)に出会う。 陽二は、中村寿雄(山中柔太朗)、岩見エイジ(井上想良)とともに司に不良になるための心構えを教え、いつしか４人は仲間になっていく、 そんな４人に、弱小チーム「極楽蝶」七代目トシは、「廣島Night’s(ナイツ)」との抗争のためメンバーに加わってほしいと頼む。元ナイツの幹部である寿雄は、抗争を避けようと、ナイツのトップ・ヒロに会いに行き、怪我を負ってしまう。憤る司たちは、覚悟を決め、ナイツと極楽蝶の闘いがはじまる。
