ホテル虎ノ門ヒルズ「ル・プリスティン東京」の週末限定ブランチ
ホテル虎ノ門ヒルズのカジュアル・ファインダイニング「ル・プリスティン東京」では、2025年2月1日(土)より、週末限定の「ウィークエンドブランチ」がスタートしました。「ル・プリスティン東京」は、ベルギー・アントワープに本店を持つ「ル・プリスティン」の2号店として、2023年12月に「ホテル虎ノ門ヒルズ」1階にオープン。
ミシュランスターシェフであり、「ル・プリスティン東京」を監修するセルジオ・ハーマン氏の故郷であるオランダ・ゼーラント地方の伝統を尊重しながら、イタリア料理を昇華させた〝NEW ITALIAN〟スタイルの料理を提供。「食」「ファッション」「デザイン」「アート」「音楽」の5つの要素を融合させた没入型ガストロノミー体験を提案しています。
セルジオ・ハーマン氏は「料理とは単に食べ物を作ることではなく、人々を幸せにする体験を生み出すこと」と語っています。彼の理念は、友人や家族、愛する人たちとともに楽しむ小さな祝福の瞬間、つまり大切な人と料理を囲み、温かく心地よい感覚を生み出す〝ブランチ〟というひと時に結びついています。今回の「ウィークエンドブランチ」では、まさにその理念を体現した特別な食体験をすることができます。
ブランチの内容はセルジオ・ハーマン氏の軌跡を辿る逸品が
前菜の盛り合わせ「ル プリスティン プラトー」、スープ、3種類から選ぶメイン、5種類のデザート、コーヒーまたは紅茶の贅沢な構成。
中でも「ル プリスティン プラトー」は、シェフの故郷であるオランダ・ゼーラント地方の豊かな海の幸をふんだんに使用した一品で、アントワープ本店でシグネチャーメニューとして人気を博しています。東京店では、オリジナルのアレンジを加えて提供。
今回は、試食でいただいたシグネチャーメニューの前菜とスープをご紹介します！
前菜「ル プリスティン プラトー」
大切な人と素敵な時間を過ごしてほしいと願うシェフが提案するのは、シェアスタイルの前菜です。おしゃれでスタイリッシュな見た目は、思わず写真を撮りたくなってしまう美しさ。
▲北海道産帆立貝 青林檎 バターミルク ガーキン バジル
北海道産の甘みの強い帆立貝を軽くロースト。そこにエシャロットやローストしたピスタチオを加え、レモンジュースとレモンゼストで爽やかな風味に！ ハラペーニョを効かせたバターミルクソースがアクセントとなり、ガーキンピクルスとバジルクリームで、爽やかさと深みを演出した一品。
▲ハマチのクルード 南瓜 ひじき 紫蘇とハバネロのヴィネグレット
崩してしまうのがもったいなく感じてしまうフォトジェニックなハマチのクルード。オランダ産のトマス醤油、紫蘇とハバネロのヴィネグレットでさっぱりと仕上げたハマチのタルタルをアボカドに重ね、かぼちゃのピクルスとミニキュウリ、ひじきのマリネをトッピング。出汁の効いたサワークリームが全体をまろやかに包み込み、和と洋の融合が楽しむことができます。
▲ムール貝のエスカベッシュ バーベナ アンチョビ オリーブ
ムール貝料理をモダンに昇華させた一品。辛みのあるソーセージ「ンドゥイヤ」を隠し味にしたムール貝に、バーベナ、アンチョビ、オリーブで爽やかさをプラスしています。ムール貝をこよなく愛するシェフならではの創造性が光る料理です。
▲牡丹海老 クレームクリュ アボカド ライム
アボカドに鰹出汁で仕上げたサワークリームの「クレームクリュ」に、濃厚な甘さが特徴の牡丹海老のタルタルを重ね、仕上げにライムゼストで柑橘の香りを添えた爽やかな一品。牡丹海老の甘さと酸味、クレームクリュとアボカドのまろやかなハーモニーを楽しむことができる華やかで贅沢な一品。アントワープ本店の精神を感じさせる、缶を使ったユニークなプレゼンテーションも魅力的です。（プラス2,860円でキャビアを追加トッピングできます）
スープ「セルジオのフィッシュスープ」
シェフが父親から受け継いだ家族の味であり、特別な思い入れのあるスープです。ロブスターや手長海老などの海の豊かな素材を使用し、魚介の旨味を凝縮させた濃厚スープが癖になる味。カルナローリ米を使用し、ヤリイカ、サフラン、フェンネルのアイオリを添えた、濃厚なのに繊細さが感じられる心温まるスープです。
ペアリングのドリンクにも注目！
セルジオ・ハーマン氏が監修したオリジナルシャンパーニュ「ピオロ – ブリュット レゼルヴ キュヴェ セルジオ ハーマン」は、フレッシュな果実味とキレのある酸味、溌溂としたドライな味わいが特徴で、魚介との相性は抜群です。
また、ノンアルコールのペアリングとして、日本で「ル・プリスティン東京」のみで提供しているベルギーのプレミアムノンアルコールドリンク「Bôtan（ボタン）」の新鮮な味わいのドリンクが。赤紫蘇と柚子の独特な風味を美しく融合させた「シゾ」、メキシコのハラペーニョやグレープフルーツを使ったスパイシーな「ポメロ アサダ」、ワカタイ、バーベナ、黒胡椒、レモンバーム、はちみつ、ライムジュースを使用したユニークな味わいの「ワカタイ」、レモンやマンダリンのエーテルオイルが爽やかな香りの「ギンズ スプリツァー」などを楽しむことができます。
「ウィークエンドブランチ」は土曜・日曜・祝日のみの開催となります。ブランチの後は隣接しているカフェでお茶をするのもおすすめ。ぜひ、おしゃれな空間で休日に贅沢でゆったりとした時間を過ごしてください！
【詳細】
ホテル虎ノ門ヒルズ
ル・プリスティン東京
時間：12:00〜15:00（L.O.13:30）
価格：9,570円～
※記載の税込料金に、15%のサービス料が加算されます
※来店当日の午前10時までに要予約
※メニュー内容は変更となる場合があります
大雄寺幹子
女性誌の制作に15年以上携わり、常に情報のシャワーを浴び続けるデザイナー。
職業柄見た目も重要だけど、味が一番大切。「手土産はコミュニケーション」を信条としている。学生時代にデパート地下のお菓子売り場でアルバイトをしたのをきっかけにデパ地下の魅力に取りつかれる。
以来、20年以上最低でも週に3回以上（多いときは週5日）はデパ地下に通うマニア。今までに手土産、お土産、自分へのご褒美に費やした総額は高級外車が買えるほど。（現在も金額は日々更新中！）
365日手土産、お土産、お取り寄せ、自分へのご褒美情報を仕入れ、デザイナーとしての仕事の他、手土産の相談を受ける日々。手土産は貰うのもあげるのも大好きで365日、何かしら甘いものを食べるスイーツマニアでもある。
もちろん美味しいものに目がなく、スイーツ以外に肉マニアとしても寄稿。
