今年は猛暑のせいか秋の深まりが遅い予報。それは避暑地軽井沢も同じで、朝晩こそ冷えるものの日中は日差しがあれば着込まなくてもOK、グリーンシーズン終盤でも快適なラウンドができます。
▲シグニチャーホールでもある18番ホール。
雄大な浅間山を望む絶景ロケーションの太平洋クラブ 軽井沢リゾートは、浅間コース・白樺コース36Hのゴルファーにとって天国のような高原リゾート。今年リニューアルされた浅間コースは2024年8月に「第11回マルハンカップ 太平洋クラブシニア」を開催、腕自慢の間では憧れのコースのひとつとなっています。
▲クラブハウスを望む美しい18番ホールですが、バンカーの落とし穴に要注意。
コース設計家リース・ジョーンズ氏による大規模リニューアルにより、以前の62か所から76か所にバンカーが増え(涙)、とても戦略的。打ち下ろしの9番(Par3)、クラブハウスへ向かう18番(Par4)はドラマチックなレイアウトに。ぜひご自身の腕と目で感じてほしいシグニチャーホールとなっています。
せっかくの軽井沢! お泊りして存分に楽しみたい!
そんな欲張りゴルファーの欲求を満たしてくれるのは、和・洋・焼肉のレストランとアフターゴルフの語らいを心ゆくまで楽しめるバーラウンジの存在。
▲Villa The Club KARUIZAWAの外観、エントランス
コースとともにリニューアルした全85室の併設ホテル「Villa The Club KARUIZAWA」はシックな外観で大人のゴルフ旅のテンションを盛り上げます。さらにパラダイス気質のゴルファーの心をグッと掴んだのは1階のバーラウンジ。
▲バーラウンジ「Ifs and Buts」内観。
ゴルファーの言い訳 “タラれば” を語らう場『Ifs and Buts』と名付けられ、そこはまるでエアラインのエグゼクティブラウンジのような趣。ゴルフアートの置物や写真家宮本卓氏の作品、ライブラリーにはゴルフ、ワイン、軽井沢の書籍が並び、アートにどっぷり浸る時間もなかなかGOOD。
▲THE軽井沢ビール(1,100円)でラウンド後の爽快な一杯を!
気の利いたおつまみやスナック菓子まで揃って、これは2次会が盛り上がること間違いなし。
▲すべてセルフスタイルで、精算表にチェックをつける自己申告制。
重厚感のある設えに鎮座するEURO CAVE製のワインセラーには泡・白・赤バランスよく揃い、フルボトルでサンキュー(3,900円)プライスのワインもあり、1本、2本とコルクが並ぶ予感!
▲もちろん憧れの銘醸ワインもラインナップされていて眺めるだけでもうっとり♡(そこは鍵付き!)。
ハーフターンのランチもお楽しみのひとつ。
▲軽井沢名物オリジナル海鮮太平燕2,200円。
▲サーモンとイクラの親子丼2,420円。
天気のいい日は浅間山を望むテラス席が特等席。
▲2人乗り乗用
カートは基本的にコース乗り入れ可なので、ラウンドもスムーズ。
プレー、グルメ、アフターゴルフ、そして宿泊まで。すべてが快適で満足度の高い太平洋軽井沢リゾート。東京から車なら約2時間半(練馬IC~軽井沢中心地まで)、新幹線なら約1時間で軽井沢駅に到着。
▲起きたらすぐコース、を可能にするゲストルーム。
軽井沢駅からはリゾート専用のバスも運行しているのでアクセスも便利です。今シーズンは11月23日まで、まだ予約可能な日程もあるみたいなので、是非チェックを。
取材・文/冨塚美智子