VASIC プレス・岸 悠里さんの〝リアル旅パッキング〟
センスのいいあの人の「夏の旅行バッグ」の中身は、おしゃれのヒントが満載でした!
今回は、VASIC プレス・岸 悠里さんの旅バッグにフィーチャー。読者の旅バッグとしても定番のスーツケースの使い方を中心に、パッキングのこだわりと、旅の楽しみ方を教えていただきます!
▲VASIC プレス 岸 悠里さん(35歳)
きし・ゆうり/IT企業、アパレル、商社の営業などを経て、バッグブランドのプレスに転身。自宅で猫を飼っているため、夫婦で旅行するときは、近場に1泊、が旅のスタンダード。
実家でのんびりするためのシンプルパッキング
私の場合、自宅で待つ愛猫のため2泊以上の旅に出ることが少なく、今年の夏は車で約3時間の実家に1泊で帰省するくらい。最近は甥っ子と近所の川で泳いだり、BBQしたりすることが多く、水着とサンダルがメインの荷物ですね。
▲のどかな風景に癒される〜
スーツケースにパッキングするときはいつも、ファスナーでふたを閉じられる左側に洋服や下着類、右側にメイク道具などを入れるのがマイルール。開けたときに荷物がごちゃっと見えるのがイヤなので、それぞれの荷物をポーチや巾着に入れるのもポイントです。
また、隠れたマストアイテムは、サイドポケットに入れたエコバッグ。帰るときに母から野菜やお土産をたっぷり持たされるので、帰りは手荷物が一個増えるのが定番です(笑)。
【実家に1泊2日】で帰省するなら…
スーツケースはこちら!
“市場調査もかねて購入したZARAスーツケース”
「ちょうどスーツケースの買い替えを検討していて、ネットで見つけたZARAが手ごろでよさそう、と購入。夫と共用できるシンプルなデザインも◎。つくりも丈夫そうです」(岸さん、以下同)
●ブランド:ZARA ハード キャリーオン
●サイズ:高さ55×幅35×マチ22cm
●容量:33L
●重さ(荷物含む):7.2㎏
「帰省の楽しみは、甥っ子との川遊び。無印のメッシュケースを駆使してスーツケース内を整理整頓しています」
[5]ReFaのヘアアイロン。「今回は帰省なので省いていますが、いつもはドライヤーも持参」[6]香水とルームフレグランス。「猫がいるとルームフレグランスを使えないので、旅先で楽しんでいます」[7]エコバッグ。[8]ボディシート、除菌シート。[9]虫よけスプレー。「川遊びのとき用に」[10]「最近、写ルンですにハマっています」[11]充電コード。
[1]
空き時間に楽しむ趣味の編み物セット
「旅行先に必ず持っていって、ちょっとしたすきま時間や新幹線の移動中などに編んでいます。今編んでいるのは、冬に着る予定のセーター。3か月くらいで完成する見込みです」
[2][12]
着替えは最小限に水着&くつろぎワンピのみ
「水着とラッシュガード、サンダルのほかは、脱ぎ着のしやすいワンピースのみ。ヌキテパのワンピースは、ゆったりしていて実家でのんびりするのにピッタリなんです。デザインが好きで毎年1枚は買っています」
[3][4][12][13]
無印良品のメッシュのケースがスーツケースにピタリと収まってストレスフリー
「スーツケースの中をすっきり整理できて、どこに何が入っているかがすぐわかる仕分けケースを愛用しています。私はちょっと潔癖ぎみで、着た服は同じケースじゃなく別の袋に入れるので、使い終わった後にたためるのも重宝」
[3]
母とふたりでシートマスクを使うのも旅の楽しみ♡
「コスメ類は、もらったテスターなどを家にためておいて、その中から使ってみたいシャンプーなどを選んで持っていくことが多いです。シートマスクは、お母さんと一緒にできるよう、いつもふたつ用意しています」
手荷物バッグは…
「やっぱりVASICのミニバッグ(笑)。OUDシリーズのバッグの中でもいちばん小さいサイズですが、思った以上に物が入るんです。財布、スマホ、晴雨兼用の傘、イヤホンなどを入れています。移動中などにツボを刺激してコリをほぐしたりできる、ペン型のマッサージ器なども」
2024年Oggi8月号「スーツケースの中身、見せて!」より
撮影/辻郷宗平(Bebop) 構成/佐々木恵・酒井亜希子(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp編集部