暮らしまわりの、まりえ’sベーシック
〝食〟に関するもの選びにも芯とセンスがにじんでいる、Oggi専属モデルの飯豊まりえ。「日々の暮らしを大切にしている」という、そんな姿勢を見習いたい!
まりえがこだわりをもって丁寧に選んだ名品たちをご紹介します。
1|あたらしい日常料理 ふじわらの「おいしい唐辛子」
「唐辛子ににんにくや花椒などを合わせていて、辛味の中に旨味があっておいしいんです。おそばや豚汁にかけたり、最近は、手づくりのツナおにぎりにちょこっとのせて食べるのがお気に入り」(飯豊まりえ)
料理家・藤原奈緒氏が手がける調味料の中でも人気の品。唐辛子、オリーブオイル、にんにく、塩、花椒、桂皮をブレンドしているため、和洋中エスニック…幅広い料理にマッチ。料理の味がきまらないときに少量入れても。
あたらしい日常料理ふじわら おいしい唐辛子 60g ¥1,458・30g ¥918
2|金工作家・竹俣勇壱(たけまたゆういち)のカトラリー
「童話に出てきそうな温もりのある雰囲気にひかれて、カトラリーはほぼ竹俣さんのものでそろえています」(飯豊)
金沢市にアトリエを構え、彫金師としてオーダージュエリーを手がけながら日用品の制作も行う竹俣勇壱氏。金属の板を形成する鍛造技法を用いてつくられたカトラリーは、味わい深くて美しい。
(左)ナイフ[ブレッドナイフ]¥12,100・(中左)スプーン[ryo spoon-a Table]¥3,850・(中右)フォーク[ryo fork-a Table]各¥3,850・(右)スプーン[ryo bouillon spoon-a]¥3,080(雨晴/AMAHARE)
3|陶芸家・吉田直嗣(よしだなおつぐ)の白いティーカップ&ソーサー
「飲み口がとっても薄くて口あたりがよく、香りも含めて紅茶をよりおいしく味わえるんです。紅茶の色が映える白釉も素敵。
手づくりのため一点一点表情が違うので、個展に伺ったときに、いくつか並べてよーく見比べて…吉田さんに『あんまりジロジロ見ないでください(笑)』と言われながら(笑)、ピンときたものを購入しました」(飯豊)
富士山麓で白と黒の器を中心に制作する吉田直嗣氏。白いティーカップ&ソーサーはめったにお目にかかれないレアアイテム。
カップ・ソーサー/本人私物
4|teteria(テテリア)の紅茶
「紅茶が好きで、もっとおいしくいれるにはどうしたらいいんだろう…と調べたときに知ったのが大西さんと〝teteria〟の紅茶。雑誌の対談企画の際に熱望して、お会いすることが叶いました。それをきっかけに、今では紅茶友達としてお世話になっています。
こちらの紅茶は毎朝晩と飲んでも飽きない味わいで、お茶をいれている時間まで幸せです」(飯豊)
〝teteria〟は静岡県富士市を拠点に茶葉の販売や紅茶教室を行う、大西進氏主宰のティーブランド。
teteria ASSAM ORTHODOX 70g・MINT-MILK 60g 各¥1,080
5|仁井田本家(にいだほんけ)の「料理酒 旬味」
「塩やアミノ酸が加えられていない、純米100%の料理酒。自然米を使っているところも安心です。お米の優しい甘みが素材の味を引き立ててくれて、これで酒蒸しをつくるとすごくおいしい!」(飯豊)
〝仁井田本家〟は、福島県郡山市で300年以上続く老舗酒造。醸造発酵により天然アミノ酸を増やし、米、麴、水のみの料理酒を実現。旨味が豊富なため、使用量は通常の料理酒の1/3で十分。和食はもちろん、ハンバーグなどのひき肉料理もふっくら仕上がる。
仁井田本家 料理酒 旬味 720ml ¥1,430
6|木能実(きのみ)のナッツ
「つまみやすくてヘルシーなので、ドラマの現場によく持っていきます。燻製がっこは香ばしさがたまらなくて、ピーカンナッツは余ったきなこをアイスクリームにかけて二度楽しめます♡」(飯豊)
秋田県能代市にて夫婦で営む、ナッツとドライフルーツの店〝木能実〟。いぶりがっことナッツを秋田杉のチップで燻製したものと、黒糖を絡めたローストピーカンナッツを自家製きなこで味付けしたものがまりえのイチ推し。
木能実 秋田杉の燻製がっこナッツ 60g・きなこピーカンナッツ 100g 各¥648
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2024年Oggi3月号「飯豊まりえのMyスタイル、Myベーシック」より
撮影/渡辺修身 スタイリスト/高木千智 構成/今村紗代子
再構成/Oggi.jp編集部